ひと鍋で完結!冬の屋上テラスで囲みたい あったか煮込み料理
まだまだ寒い日が続きますね。
用意するのはお鍋またはフライパンひとつ! アウトドアでも、おうちでも。本格的な味が楽しめる煮込み料理をご紹介します。
牛スネ肉の赤ワイン煮
牛肉のブルゴーニュ風またはブフ・ブルギニョンは、牛肉を香味野菜と赤ワインで煮込んだフランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理です。
今回はその簡易版をご紹介。
【材料】
牛肉(スネ肉などお好きな部位) 400g
赤ワイン 500ml
玉ネギ 1玉
セロリ 1本
ニンジン 1本
ニンニク 2片
トマトピューレ 大さじ2(またはトマト缶150g程度)
コンソメ 固形1個
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ2
塩・胡椒 適宜
オリーブオイル 大さじ1
ローレル 2枚
【作り方】
1. 牛肉は4〜5cm角に切り、玉ネギ・セロリ・ニンジンは大まかなみじん切りにする。ニンニクは叩いてつぶす。
2. ボウルやバットに牛肉を入れ塩胡椒をふる。赤ワイン100mlとローリエを加えしばらく浸け置く(1時間以上、一晩程度つけるとさらに良い)
3. 牛肉を取り出し軽く拭き取り、小麦粉をまぶす(分量外)。※浸けておいたマリネ液は取っておきます。
4. 鍋にオリーブオイルを熱し、牛肉を全体に焼き色がつく程度焼いて取り出す。この時は牛肉に火が通ってなくて大丈夫です。
5. 牛肉を取り出した鍋にそのままニンニクを入れ、香りが立ったら玉ネギをセロリを加え、しんなりしてきたら小麦粉大さじ2をまぶし入れ、野菜に絡めるイメージで炒める。
6. 小麦粉が野菜に行き渡ったらマリネ液を入れ小麦粉を溶きのばす。この時鍋にこびりついていたらこそげるようにして混ぜます。
7. 牛肉を鍋に戻し残りの赤ワインを混ぜながら加え、コンソメを入れ中火にする。煮立ってきたらトマトピューレ、バターを加え弱火にし、時々混ぜながら1時間程度煮込む。
8. 最後に塩胡椒で味を整えて出来上がりです。
時間は多少かかりますが比較的手に入りやすい材料で本格的な赤ワイン煮ができます。 お好みでマッシュポテトなどを添えてどうぞ。
牡蠣とホウレン草のクリーム煮
牡蠣の旨味とクリームがベストマッチ。チーズを加えてグラタン風に仕上げます。
【材料】
牡蠣 1パック(100〜130g程度)
ホウレン草 1/2束
生クリーム 100ml
ピザ用チーズ 50g
バター 大さじ1
塩・胡椒 適宜
【作り方】
1. ホウレン草は5cm程度のざく切りにする。牡蠣はさっと洗って水を切っておく。
2. フライパンまたはスキレットを熱しバターを入れ、溶けたらホウレン草・牡蠣・塩胡椒・生クリームを加え中火で煮ていく。
3. ふつふつしてきたらチーズを加え弱火で煮込む。
4. チーズが溶け、全体的にとろみが出てきたら出来上がりです。
材料を入れてほぼ放置でできる簡単レシピ。アウトドアにもうってつけの一品です。
スペアリブのポトフ
ポトフは鍋にブロック肉や野菜、香辛料を入れ煮込むフランスの家庭料理です。
骨つきの肉を使ってソーセージやベーコンとは違った味わいを。
香味野菜たっぷりの滋味溢れるポトフです。
【材料】
スペアリブ 6〜7本
玉ネギ 1玉
セロリ 1本
ニンジン 1本
プチトマト 6〜7個
キャベツ 1/4玉
カリフラワー・ブロッコリーなど 適宜
【作り方】
- 玉ネギ・セロリ・ニンジンは大きめのざく切りにする。
- 鍋にスペアリブ・玉ネギ・セロリ・ニンジン・プチトマトを入れ中火にかける。煮立ってきたら弱火にし、蓋をして30分ほど煮込む。(噴きこぼれるようだったら蓋を少しずらします)
- スペアリブに竹串や楊枝を刺してみてすっと通るくらいになったらキャベツのざく切り、カリフラワーやブロッコリーなどお好きな野菜を加える。
- 野菜に火が通ったら塩胡椒で味を整えて出来上がりです。
スペアリブから旨味がたっぷり出るので、コンソメなどは必要ありません。
じゃがいもやゴボウなどの根菜を加えても。
ホームパーティでもアウトドアでも、ぜひ煮込み料理を囲んでほっこり時間をお楽しみくださいね!