冬の風物詩・鏡開きを屋上テラスで、お餅を使った絶品アレンジ4品を紹介!

屋外料理

お正月も三が日を過ぎ、仕事始めを迎えるとお正月気分もぐっと抜けてきますよね。

年末年始は行事ごとが多く、毎日がとても慌ただしく過ぎていきます。つい先日クリスマス用品を片付けたと思っていたのに、次はお正月飾りを納める行事ごとがもう目前に。

お正月気分が明けた頃に待っている行事と言えば、鏡開きがありますね。

今回は、お正月に毎年飾る鏡餅と鏡開きの意味、そして鏡開き後のお餅をおいしくいただくための絶品お餅レシピ4選をご紹介します。

鏡開きとは、鏡開きは1月何日?

お正月を前にし、門松を建てたりしめ縄を張ったり、家の中に鏡餅をお供えしたりといった準備を行ったご家庭も多いと思います。

年末にクリスマスの飾りつけを外して、入れ替わりに鏡餅を飾るのは時期的にも丁度良いのですが、いつまで飾っておくのか正式な日にちをご存じでしょうか?

門松・しめ縄・鏡餅などのお正月飾りは、お正月に歳神様(としがみさま)をお迎えし新たな年の実りと幸福を一緒にお祝いするために用意されるもので、松の内を過ぎて歳神様が帰られた後に取り外されます。

そして、この時お供えしてあった鏡餅をおさがりで食べる行事が「鏡開き」。

歳神様にお供えしてあったお餅には、神聖な力が宿っていると考えられていて、これをいただくことで今年1年の無病息災を祈ります。

『鏡開きの日は決まっているの?今年はいつなのかな?』と疑問に思われていた方もいるかもしれませんが、鏡開きは年によって変わることはなく、毎年変わらず同じ日にちに行われる行事です。

とはいえ、松の内が明けてからなので、松の内の捉え方の違いから地域によって鏡開きが行われる日にちも若干違いがあります。

一般的に関東では1月7日に松の内が明け、1月11日に鏡開きを行うことが多く、関西を始め、旧正月の風習から松の内を1月15日までとする地域では1月15日または1月20日に行われることが多いようですよ。

屋上テラスで鏡開きをしよう

自宅で鏡開きをする場合、どのように鏡開きを行えば良いのでしょうか?

最近は市販の個別包装されたお餅がパックされた鏡餅も販売されていますが、昔ながらの鏡餅は日が経つと固くなってしまうものがほとんどです。

カチカチに硬くなってしまったお餅をどうすれば良いのか迷うかもしれませんが、注意したいポイントは二つあります。

・お餅を小さくするのに包丁など刃物を使用しないこと
・鏡餅は残すことなくいただくこと

鏡開きは武家にもつながる行事であったため、切腹をイメージさせる刃物を用いることをせず木槌でお餅を割っていたそう。

そのため、武家文化の影響が強い関東では特に、調理前にお餅を小さくする際にも包丁など刃物は使わず、麺棒や手を使って割るのが正しい方法とされているようです。

ちなみに、『割る』という言葉も縁起が良くないため縁起の良い『開き』に言葉を置き換えて鏡開きの呼び方が定着したそうですよ。

どうしても割れない場合は、鏡餅を半日程水に浸けておき、電子レンジで加熱して柔らかくしてから調理するという方法もありますので、参考にしてみてください。

そして次に、歳神様にお供えし、歳神様の神聖な力が宿ったお餅をいただくことで今年1年の無病息災を祈るのが鏡開きです。

そのため、基本的に鏡開きのお餅はひとかけらも捨てることなく大事に食べることが良いとされているのだとか。

今年一年の実りを祈る意味をもつ点からも、食べ物を大事にして残さず食べるのが良さそうですね。

屋上で鏡開きのお餅を食べよう、おすすめレシピ4選

先程も述べた通り、歳神様の神聖な力が宿ったお餅をいただくことで今年1年の無病息災を祈るのが鏡開きです。

ここでは、屋上テラスで楽しめる鏡餅を使った絶品お餅レシピをご紹介します。心行くまでお餅を堪能してください。

・ぜんざい(4人分)

お汁粉に使われるあずきの赤い色は魔除けの役割も担い、鏡開きにはおすすめの料理です。

材料
・鏡餅 240g,
・加糖ゆであずき缶 2缶(420g)
・水 400cc
・塩 小さじ1/2

下準備
麺棒などで砕いた餅と分量外の水30ccを耐熱容器に入れたら、ふんわりラップをかけ、600Wのレンジ(600W)で1分〜1分30秒加熱しておく。(※あくまでも参考とし、お使いの電子レンジに合わせて調整してください)

作り方
1.水とゆであずき缶を入れた鍋を中火にかけ、混ぜながら溶かす。

2.鍋が煮立ったら弱火にし、塩とお餅を入れて4〜5分煮る。お餅が柔らかくなったら完成。

・揚げ鏡餅の大根おろしがけ(4人分)

カリカリ&もっちりの歯ごたえを楽しめる、鏡餅で作る揚げ餅!大根おろしとの組み合わせでさっぱりした味になり、お箸がすすみます!お好みで七味唐辛子をかけるのもおすすめです。

材料
・餅300g
・サラダ油 適量
・大根150g
・ めんつゆ 大さじ3
・小口ねぎ お好みで

作り方
1.麺棒などでお餅を砕く。(2㎝四方程度の大きさが目安)

2.小口ねぎは細かく刻み、大根はすりおろした後に軽く汁気を切っておく。

3.フライパンに2㎝ほどの深さになるようにサラダオイルを入れ、160℃に熱する。鏡餅を入れ、10分ほど上下を返しながらこんがり揚げる。※お餅を揚げる際に膨らんで油が跳ねやすいため、やけどに気をつけながら数回に分けて揚げましょう。

4.上げ餅をお皿に盛り、大根おろしや小口ねぎを乗せたらめんつゆをかけて、完成。

・もちもちお好み焼き(4人分)

ふんわりお餅ととろけるチーズの相性は抜群!お好みでキャベツを増量してもOKですよ。

材料
A:薄力粉 200g
A:水 200cc
A:とき卵 2個分
A:お餅 300g
A:キャベツ 4枚
A:ピザ用チーズ200g
・サラダ油 小さじ4
・お好み焼き用ソース 適量
・鰹節 適量
・青のり 適量

下準備
砕いたお餅を水にくぐらせ耐熱皿に並べたら、ふんわりラップをかけてレンジ(600W)で1分ほど温めておく。

作り方
1.キャベツを、あらいみじん切りにする。

2.ボウルに材料Aをすべて入れ、混ぜ合わせる。

3.ホットプレートを200℃で予熱し、サラダオイルを敷いてお好み焼きを焼きます。

4.片面が焼けたら、裏返して蓋をしながら焼きます。

5.皿に取ったらソースを塗り、鰹節と青のりをふりかけて完成。

・だしキムチ餅(4人分)

キムチのピリ辛がクセになる!スナック感覚で食べられるお餅料理です。

材料
・鏡餅 200g
・和風だし(顆粒) 小さじ1と1/3
・キムチ 40g
・ごま油 小さじ1

下準備
砕いたお餅を水にくぐらせ耐熱皿に並べたら、ふんわりラップをかけてレンジ(600W)で1分ほど温めておく。

作り方
1.手に水をつけながらお餅をまとめたら4等分し、それぞれを薄くのばす。

2.お餅に和風だし(顆粒)を小さじ1/3ずつふりキムチを乗せたら、お餅を半分に折る。

3.フライパンでごま油を熱し、弱めの中火でお餅の両面をこんがり焼いたら完成。

屋上テラスで楽しい鏡開きを!

鏡餅は、お正月に歳神様をお迎えするためにお供えされた特別なお餅で、それぞれの地域での松の内が終わって歳神様がお帰りになった後に、今年1年の無病息災を願っておさがりの鏡餅を開いていただきます。

鏡餅や鏡開き意味を理解してみると、また来年お正月の準備をするのが楽しみに思えてきませんか。

その家に幸福をもたらしてくれる歳神様をお迎えする鏡餅は、1箇所だけではなくリビングやキッチン、子ども部屋など家中においても構いません。

来年は、家族が集うアウトドアリビングの屋上テラスにも、かわいらしい鏡餅をお供えしてみてもよさそうですね。

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