ホームパーティは「ウッドデッキ」で。快適なスペースづくりのヒント
家にいながら、リゾート地で過ごすような開放感を味わえるのが「ウッドデッキ」。バルコニーや屋上テラスをより多彩に使える、豊かなスペースへと導きます。今回は、ホームパーティや家族の憩いの場として活躍する、ウッドデッキの魅力と快適なスペースづくりのヒントをご紹介します。海外リゾートでの暮らしに憧れる、風を感じる癒しのスペースづくりに興味がある、という方はぜひチェックしてみてください。
ウッドデッキとは?
まずは、ウッドデッキについておさらいしてみましょう。ウッドデッキとは、バルコニーなど半屋外のスペースに設置する「木」でつくられたデッキのこと。リビングなどと繋がるようにつくることで、屋内外を緩やかに繋ぎ開放感のある住まいが実現します。
ウッドデッキの素材は?
ウッドデッキは基本的に木材が使われますが、天然木は腐食やひび割れなどがあるため、こまめなメンテナンスが必要になることも。最近では、お手入れしやすく耐久性も高い樹脂でつくられた人工木材も人気です。比較的リーズナブルでデザインや色合いも豊富なので、気軽にウッドデッキを楽しみたい方にぴったりなのではないでしょうか。
ウッドデッキで楽しむ「ホームパーティ」
自宅で気軽にアウトドア気分を楽しめるスペースが「ウッドデッキ」。リビングに繋がるウッドデッキでは、自宅にいながらリゾート気分を味わえそう。プライベート感はそのままに、屋内にはない開放的が味わえます。
「リラックス感」のあるインテリアに
そんな庭と居室の一体感を生み出すウッドデッキは、第2のリビングとして最適。青空のもとで家族や仲間と楽しい時間が過ごせそうですね。屋内と同様にインテリアにもこだわれば、ゲストを招いてのホームパーティもより一層楽しめます。
心地よさのポイントは、「リラックス感」。ナチュラル感のあるラグやソファなどを取り入れて、ゆったりと過ごせる工夫をしてみてください。自由に屋内外を行き来できるラフな雰囲気に仕上げると、ゲストもリラックスして過ごせるはずです。
リゾート感を演出する、家具や雑貨にもこだわって
リゾート地のような上質な空間に憧れる方なら、ウッドデッキのインテリアにもぜひこだわってみてください。
たとえばアジアンリゾートのテイストがお好みなら、ウォーターヒヤシンスやバンブー素材の家具を、モロッカンテイストがお好みなら、ハンモックやエキゾチックな柄のラグ、モロッコで「プフ」と呼ばれるクッションスツールを取り入れるのもおすすめです。
さらに、大人数にも対応できるよう大きめのテーブルを用意すれば、大皿料理やビュッフェスタイルにも役立ちます。テーブルには、チェリーやウォールナット材のようにリゾート地で使われるような上質感のある素材をチョイス。少し赤みがかった深みのある色合いの樹種を選ぶと、より素敵なインテリアに仕上がります。
日差しをコントロールして心地良く
ウッドデッキは開放感が魅力ですが、日差しが気になることも。強い日差しやちょっとした雨風が防げるよう、オーニングなど日除けを取り入れることでより快適なスペースになります。ウッドデッキに日除け対策をしておけば、室内への日差しをコントロールすることもできるので検討してみてはいかがでしょうか。
ウッドデッキの魅力はほかにも
ガーデニングを楽しむスペースに
ウッドデッキは、ガーデニングを楽しむのにもぴったりのスペース。お好みの観葉植物やハーブなどを育ててみるのも良いですね。
屋内からフラットに繋がるウッドデッキは、気軽に出入りできるため、こまめな水やりやお手入れなどもぐっとラクに。本格的なガーデニングは苦手な方も、いくつか鉢植えの植物を置くだけでも癒しのスペースが実現します。
少し大きめの鉢植えは、外からの目隠し効果も。緩やかな防犯対策としても役立ちそうですね。鉢植えが風などで倒れないよう対策をしながら、上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
お子さんの遊び場に
お子さんの足にも優しいウッドデッキは、遊び場としても活躍します。屋上テラスやバルコニーをウッドデッキにすれば、車が多く危険なエリアでも自宅で思いきり遊べそう。いつでも風を感じて、のびのびと体を動かすことができますね。ケガや転落など危険なことがないように対策をしっかりとしたうえで、公園のように開放的なスペースづくりを意識してみてください。
ウッドデッキから夢が広がる。あなたらしい楽しみ方を
自宅に多彩に使えるウッドデッキがあれば、暮らしの夢が広がりそう。屋内では味わえない開放感は、他の場所にはない心を解放してくれるような心地良さがあるはずです。あなたもぜひ、「ウッドデッキのある暮らし」を楽しみませんか。