豊かな暮らしの風景に。「アート」を素敵に飾るポイント
自分らしい空間を演出したり、暮らしに楽しさをもたらしたりと「アート」があれば、より豊かなインテリアがつくれます。でも、その飾り方が難しいと感じたことはありませんか。そんなあなたも大丈夫。ちょっとしたコツを意識するだけで、センスよく飾ることができるはずです。今回は、アートを素敵に飾るポイントをご紹介します。
周りのインテリアとの「調和」を大切に
お部屋のアクセントやアイキャッチとして、インテリアの仕上げに取り入れたいのがアート。住む人の個性を反映させ、印象的なインテリアをつくります。こだわって選んだアートは、より素敵にセンスよく飾りたいですよね。そんな時に意識したいのが、周りのインテリアとの「調和」。
まずはお部屋をシンプルな空間にまとめて、アートが際立つよう整えましょう。ナチュラル、モダンなどお部屋のイメージにマッチするアート作品を選ぶのはもちろん、フレームの素材やアート自体を「家具の色」や「インテリアのテイスト」と揃えることもポイントです。
アートを飾るのにおすすめのお部屋は?
理想の空間づくりを後押ししてくれる素敵なアート作品が見つかったら、ぜひリビングやダイニングなど「人が集まる部屋」に飾ってみてください。また、家族や来客の目に触れることが多い玄関も良いですね。住まいの顏となる場所にお気に入りのアートを飾ることで、心がほっと和んだり元気をくれたり…暮らしをより楽しく豊かなものにしてくれるはずです。
アートを素敵に飾る4つのポイント
ポイント1:アートをフレームに入れる
アートはそのまま飾ることもできますが、フレームに入れることでラグジュアリーな雰囲気を演出できます。大きさの違うアートを複数飾りたい時には、フレームのデザインや色を統一するとセンスよく仕上がります。
たとえば、軽快なイメージのカジュアルなアートは、細めのフレームが良く合います。逆に重厚感のあるクラシカルなアートは、少し太めのフレームが良いでしょう。アートのデザインに合わせて選んでみてくださいね。
ポイント2:「家具」を中心に飾る
アートを素敵に飾るには、前述したように周りのインテリアとのバランスが大切なポイントになります。リビングなど広い部屋にアートを飾りたい時、どこに飾れば素敵に見えるのか迷ったことはありませんか。そんな時にヒントになるのが、「家具」の位置。
たとえばソファやキャビネットなど大型家具を置いているのなら、その中心を起点にアートを配置してみてください。家具を中心にして、そのセンターに飾ることですっきりとバランスよく仕上がります。
ポイント3:場所やアートのタイプに合わせて飾る
アートは、飾る場所やタイプに合わせて飾り方を変えるとインテリアがぐっと洗練された印象に。たとえば、クラシカルな雰囲気に仕上げたいならシンメトリー(左右対称)配置に、遊び心を演出したいならアシンメトリー(左右非対称)に飾ると素敵です。アシンメトリーに飾る時にも、上下左右どこかのラインを合わせると美しくまとまった印象を与えます。玄関など、印象的に飾りたい場所におすすめの飾り方です。
温かみのある手描きのアートなどカジュアルなタイプを気軽に飾るなら、床に直置きするアイデアも。アートを際立たせるなら、極力シンプルな空間に並べるのがおすすめです。位置などあまり気にせず、ラフに飾るのがこなれ感を演出するポイントです。
ポイント4:インテリアグリーンをプラスして
空間に潤いを与えてくれるインテリアグリーンは、居心地の良い住まいに欠かせないアイテム。アートとも相性が良いので、一緒に並べてみてはいかがでしょうか。アートとインテリアグリーン、そしてテイストの近い雑貨をプラスして世界観を膨らませれば、一層素敵なディスプレイが完成します。
小さな飾り棚には、さりげなく調和する小ぶりな植物を、ダイナミックなアート作品には、鉢植えの大きな植物が似合います。ぜひ高低差をつけたり、数種類集めたりしてみずみずしい空間づくりを楽しんでください。
アートで「暮らしの風景」がもっと豊かに
ギャラリーのようにドラマティックな雰囲気をつくってくれるアート。インテリアに取り入れれば、今よりもっと心地良さをもたらしてくれるはずです。こだわって選んだお気に入りのアートは、家族や訪れる人の心に、豊かな「暮らしの風景」として残っていくことでしょう。
たとえ、有名アーティストの作品ではなくても大丈夫。お子さんの可愛い絵やご自身で描いた絵も、フレームに入れるだけで素敵です。あなたもぜひ、気軽に「アートのある暮らし」を楽しんでみませんか。