雨の日を楽しくする4つのアイデア。「いつもより丁寧に」がポイント
梅雨の季節に入ると、雨の日が続いてなんだか憂鬱…と感じる方はおおいのではないでしょうか。でもしとしと降る雨の音を聞いていると、どこか心が落ち着いてくるもの。せっかくなら、「雨の日を楽しむ」ことに目を向けたいですね。今回は、雨の日を心地良く過ごす4つのアイデアをご紹介します。
ありふれた日常のなかにも「楽しさ」が
湿度が高く、お天気がすっきりしないと心まで少しどんより…そんな梅雨時期も、ちょっとした工夫によって快適に過ごすことはできます。
そのためには、空間づくりや過ごし方が大切なポイントに。今回は、誰でもすぐに取り入れやすいアイデアを4つピックアップしました。特別ではない「ありふれた日常」のなかにも楽しみを見つけられたら、きっとお家時間がもっと好きになれるはず。ぜひ、気になるものがあれば、試してみてはいかがでしょうか。
雨の日がもっと楽しくなる4つのアイデア
アイデア1:「雨」をテーマにテーブルコーディネート
家で過ごすなかで、楽しみな時間のひとつが「食事」なのではないでしょうか。ゆったりとした雰囲気が魅力の雨の日は、食事も少し時間をかけて楽しんでみましょう。おすすめなのは、いつもより少しだけ「テーブルコーディネート」にこだわってみること。雨にちなんだ色合いのファブリックやアジサイなどを飾って華やかに仕上げてみては。
・雨の日に目にするアジサイなど「素敵な風景」をイメージして飾る
・透明感のあるガラス器で涼やかさを
・滑らかな質感の真っ白な磁器を、テーブルの中心に
・ネイビーのテーブルクロス、淡いアジサイ柄のテーブルランナーやランチョンマットを取り入れるなど、ファブリックをプラスする
アイデア2:目に留まる場所を「小さく模様替え」
雨の日は、お家で過ごす時間が長くなるため家のあちこちに目が行きませんか。普段は気に留めていなかった場所でも、少し散らかっていると感じたり心がざわざわしてしまったり…
そんな時には、心がときめくような場所をつくる「小さな模様替え」をしてみてはいかがでしょう。ふと目に留まると心が和むような「アイキャッチ」があれば、より心地良いお家時間が過ごせるはずです。大掛かりなことをせず、棚上だけソファに座った時に見える正面のスペースだけ、など小さくやってみるのが失敗しないコツです。ぜひ以下の手順で進めてみてくださいね。
1.模様替えする場所を決める。(いつもふと目に留まる場所がおすすめ)
2.その場所に置かれているモノをなくして、一旦リセットする
3.飾るテーマを決める(好きなインテリアテイスト、季節など)
4.飾るモノを厳選して集める
5.周りのインテリアになじむ3色以内を目安に使う色を絞る
4.モノを置くときには整った印象を与える「三角形の配置」を意識する
5.観葉植物があれば、見た目が寂しいところに添える
アイデア3:お茶の時間を丁寧に楽しむ
忙しい日々のなかでは、ゆっくりとお茶や珈琲をいれて飲むことは少ないのではないでしょうか。注ぐだけ、ティーパックやインスタントで…など手軽につくれる飲み物がたくさんありますが、雨の日は少しだけ「丁寧に」楽しんでみてはいかがでしょう。
香りの良い紅茶やハーブティーを茶葉からゆっくりといれたり、コーヒーをドリップしたり、時間をかけて一杯の飲み物を用意する時間が心の豊かさをもたらしてくれそう。お茶やコーヒーに合うお気に入りのスイーツがあれば、言うことありませんね。
アイデア4:雨音をBGMに「極上の読書時間」を
すき間時間で楽しむ読書も良いけれど、やっぱり読書は「本の世界にどっぷりと浸かる」のが醍醐味。お家でおこもりすると決めたら、ぜひ気になる1冊を用意してみてください。どんなジャンルでもOKですが、せっかくなら「雨」にちなんだ小説などを選ぶもの良いですね。しとしと降る雨音をBGMに、ひととき現実を忘れて本の世界へトリップ。いつもより少し丁寧に用意した飲み物を傍らに、体をゆったりと預けられるチェアなどを用意して極上の「読書時間」を自分に用意してあげてはいかがでしょうか。
梅雨時期を自分らしく「心豊か」に過ごそう
家で過ごす時間が長くなる梅雨の時期。快適に過ごすためには、今回ご紹介した以外にもさらっとしたリネンのファブリックを取り入れたり、湿気を生かしてハーブなどの植物を育てたり…じめじめした季節だからこそ気持ち良さを感じられることもあります。心地よい雨音を聴きながら、空間づくりを楽しめば「雨の日も悪くないな」と思えそうですね。あなたもぜひ、自分に合った雨の日の過ごし方を見つけてみてはいかがでしょうか。