屋上テラスのちょっとしたデッドスペースも有効活用しよう!

屋上スペース活用

屋上テラスがあれば、まんべんなく有効活用したいものです。

とはいえ、活用方法がわからないちょっとしたデッドスペースができてしまっている場合もあるでしょう。

「使いようがないし、仕方がない」と諦めてしまっている狭いスペースであっても、アレンジ次第で上手に活用が可能です。デッドスペースだからと、何にも使わずそのままにしているのは勿体ないといえるでしょう。

今回は、屋上テラスにあるちょっとしたデッドスペースの活用方法をお伝えします。

デッドスペースとは?

そもそも、デッドスペースとはなにかがわからないこともあるかもしれません。

デッドスペースとは、設計の都合上、やむを得ずできてしまう空間のことです。活用できていない空間と言い換えることもできます。

設計の段階で、なるべくデッドスペースは作らないようにされているものの、狭い角があるといったように、もともとの空間にゆがみがある場合は対応が難しいとされています。

設計上は活用できるようになっていても、実際に使い始めてみたらドアを開けると何も置けないといったこともあるようです。

また、メインのスペースを有効活用して、そのための動線を確保するとデッドスペースができてしまうということも起こります。

以上のことから、デッドスペースは利用するのが難しい狭い空間と考えることができるでしょう。

デッドスペースの活用方法

具体的なデッドスペースの活用方法には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは3つの活用方法を紹介します。

屋上菜園
プランターを設置して、屋上菜園を楽しむのはいかがでしょうか。

屋上テラスならではの風や直射日光の強さは考慮する必要がありますが、根を深く下ろすゴボウやダイコンは無理としても、プランターで育てられる野菜は意外と多いものです。

例えば、ミニトマト、ナス、ピーマン、キュウリ、リーフレタスなど。

野菜は花よりも多くの肥料を必要とするため、深いプランターを選ぶようにしましょう。

プランター菜園用として、ミニ野菜・ベビー野菜と呼ばれる小さなサイズの野菜の種も販売されています。

屋上テラスのデッドスペースに合ったサイズのプランターを使って自分で育てた野菜を食べてみるのも、味わい深いものでしょう。

ウッドデッキ
ウッドデッキを敷いて、くつろぎの空間として活用する方法があります。

ウッドデッキの施工はDIYでも可能です。デッドスペースの狭さであれば材料も少なくて済み、費用もそれほどかからないでしょう。

小さいサイズのウッドタイルであれば、組み合わせていくだけで完成です。

ハンモックやリクライニングチェアを置き、ゆったりとお昼寝したり読書をしたりといったアウトドアリビングの空間として活用するのも良いでしょう。

ちなみに、業者に依頼するときの費用は、直敷きだけのもので1平米当たり18,000円、土台から作るものは1平米当たり40,000~60,000円が目安です。

収納
デッドスペースを収納スペースとして活用するのもおすすめです。

物置を置いたり、雨風を防げる設備を作ったりして利用すると良いでしょう。

物置はDIYでもできますが、気密性や耐久性を考えると、既製品のほうがおすすめです。既製品でも種類は豊富なので、デッドスペースの広さに合い、使い勝手の良いものを選びましょう。

屋上テラスでも使える収納グッズ

収納グッズにはさまざまなアイテムがありますが、屋外でも使えるものでないと屋上テラスでは使えません。

ここからは、屋上テラスでも使える収納グッズを紹介します。

屋外ストッカー
ベランダストッカーとも呼ばれる、屋外用の収納グッズです。

素材は木材、プラスチック、アルミなどがあり、サイズは縦・奥行き・高さ、容量はリットルで表示されています。置きたいスペースの広さに合わせたものを選びましょう。

鍵付きや、外から中に入っているものが確認できるタイプもあります。

また、耐荷重性に優れた屋外ストッカーであれば、ベンチや踏み台としても使用可能です。

ウッディロッカー
屋外に設置できる小型のシャッター付きロッカーです。

コンパクトサイズの物置と考えると良いでしょう。

灯油用のタンクや園芸用品の収納としても使えます。

玄関先に置いて、宅配便用のボックスとして利用する方もいるようですよ。

ゴミ箱を設置する方法もアリ
収納グッズではありませんが、デッドスペースを利用して屋外用ゴミ箱を設置するのもアイディアの一つです。

特に屋上テラスを利用して、お家キャンプをしたりバーベキューをしたりするのであれば、ゴミ箱を設置しておくと便利でしょう。

デッドスペースを活かすアレンジを楽しもう

デッドスペースは利用するのが難しい空間とされ、やむを得ずできてしまうものと解釈されることが多いようです。

しかし「利用できないから仕方ない」と諦めずに工夫することで、さまざまな活用ができるでしょう。

例えば、屋上菜園を楽しむ、ウッドデッキでくつろぎ空間にする、収納スペースにするなどが挙げられます。

どう活かすかはアイディア次第です。使えないと決めつけずに、屋上テラスのデッドスペースを有効活用し、心豊かな暮らしを送るために役立つ空間にしましょう。

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