屋上テラスであったか鍋を楽しむ。「土鍋」の選び方をおさらい

屋外料理

あったかメニューの定番、湯気が立ちのぼるほっこり感がたまらない「鍋」。アウトドアでも人気のメニューを、おうちの屋上テラスでも楽しんでみてはいかがでしょう。今回は鍋をおいしくいただくための必須アイテム、「土鍋」の選び方をおさらいします。サイズ選びや素材選びなどがポイントになるので、ぜひチェックしてみてください。

多彩な使い方にも注目!土鍋の魅力

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土鍋は、調理したものをアツアツのままいただける嬉しい調理器具。保温効果も高く冷めにくいという特徴があるので、冬の寒い日にあったかメニューを楽しむのにぴったりです。じっくりと火が通ることで素材本来の旨味を引き出してくれるのも魅力。

また、土鍋は鍋料理だけじゃなくほかのメニューにも大活躍します。もちもちふっくらとした土鍋ごはん、しっかりとお出汁の沁みた煮物、洋風の煮込み料理だってできてしまうのです。土鍋がひとつあれば、多彩な使い方ができますよ。

それでは、土鍋選びのポイントを4つご紹介します。

土鍋はどう選ぶ?4つのポイント

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土鍋を選ぶときには、以下のようにいくつかのチェックポイントがあります。ご家族の人数や用途に合わせて選ぶと、理想の土鍋が見つかるはずです。

ポイント1.土鍋のサイズ

土鍋のサイズは、号数で表されます。サイズ選びに役立つ目安は以下のとおりです。

※一般的に、1号は直径1寸(約3cm)を表しています。

・3~5号 お粥や湯豆腐づくりに

・6号 1人用

・7号 2~3人用程度

・9号 4~5人程度

ポイント2.土鍋の素材

土鍋の素材の手ざわりは、ざらざらとした鍋肌の粗いタイプと滑らかなタイプと主に2種類あります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

・粗めのタイプ 蓄熱性が高い、火のあたりが穏やか

・滑らかなタイプ 粗めに比べると蓄熱性が劣る、汚れが落ちやすい

【素材別 代表的な土鍋】

・伊賀焼 自然の土を使ってつくられている土鍋

・萬古焼 自然の土に鉱物を混ぜてつくられている土鍋、リーズナブルで熱に強い

・セラミック製の土鍋(耐熱性の高いのが特徴)

ポイント3.土鍋の機能

一般的な土鍋はIHで使うことはできないため、もし使用したい場合はIH対応のタイプを選びましょう。また蒸し料理を楽しみたいなら、陶製すのこなどが付属された土鍋を選ぶと便利に使えます。用途に合わせて、土鍋の機能性にも注目してみてください。

ポイント4.土鍋のデザイン

土鍋の形は、主に「深型」と「浅型」があり、それぞれに特徴があります。

・深型の土鍋 ごはんを炊くのに最適。拭きこぼれにくい

・浅型の土鍋 食材が取り分けやすい、具材が少なめでも見栄えがする

また、深型浅型にかかわらず最近ではシンプルかつモダンなデザインの土鍋も多数登場しています。楕円形のタイプはお魚を一尾そのまま調理することも可能です。モノトーンを中心に、グレイッシュカラーや飴色などさまざまな色合いがあるため、お好みに合わせて色やデザインを選んでみてはいかがでしょうか。

土鍋を使うときの注意点は?

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土鍋を長く愛用するために、使うときの注意点やお手入れをおさらいしておきましょう。

まず、避けたいのは土鍋の急激な温度変化。底が濡れたまま火にかけるのは破損の原因となり厳禁です。土鍋の空焚き、急激に冷たいところに置いたり水に浸したりすると割れる恐れがあります。また、揚げ物には適さない鍋のため天ぷらなどの料理はできません。

調理後は、しっかりと洗って汚れを落とし、よく乾燥させてから収納します。スチールたわしなどを使うとキズがついてしまうため、スポンジなどで優しく洗うことを心がけてみてください。

屋上テラスでも楽しみたい。ほっこりあったか鍋料理

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土鍋は具材にゆっくりと火が通ることで、素材本来の美味しさが引き出されると言われています。ほっこりと心と体をあたためてくれるお鍋は、屋上テラスでの食事にもぴったりですね。なお自宅敷地内また屋上テラスであっても、鍋料理を楽しむときには、近隣の迷惑にならないよう火やIHなどの取り扱いには十分に気を付けましょう。

あなたもぜひ、お気に入りの土鍋を探してみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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