シンプルな収納がおすすめ。子どもと暮らすお部屋づくり「洋服収納編」
お家の中をすっきりさせたいと思ったら、場所をとるモノを整理整頓することが快適な空間づくりの近道に。特に場所をとる洋服は、収納に困るアイテムのひとつですよね。お子さんのいるご家庭では、成長とともに増えていく「子供服の収納」にお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回はお子さん自身も使いやすい収納を目指した、子どもと暮らすお部屋づくり「洋服収納編」をご紹介します。
どんどん増える子供服、上手に収納するには?
大人の洋服に比べ、サイズも小さくコンパクトに収納できるとはいえ、成長とともにどんどん増えていく洋服の収納にお悩みの方は多いかもしれません。収納する作業をスムーズに進めるためには、事前に準備しておきたいことがあります。それは「今ある洋服を取捨選択しておくこと」です。
収納する前には、全ての洋服を一箇所に集め、必要な洋服と不要な洋服に分けておくことをおすすめします。まだ着られるもので不要は洋服は、処分するだけではなく、フリマアプリやリサイクルショップ、必要とする方に譲るなどの方法で手放すのもひとつの方法です。
収納のしくみはできるだけシンプルに
お子さんが自ら洋服収納に参加してくれるようにするためには、収納のしくみを「シンプル」にすることが大切です。具体的なアイデアは後ほどご紹介しますが、基本的には1つの動きで出し入れが完了する簡単な収納が理想的。成長とともに、細かい仕分けや整った洋服収納を覚えていけばOK、と長い目で見て段階的に収納方法を変化させていくと無理なく取り組めるのではないでしょうか。
それでは、お子さんも自分の洋服を出し入れしやすい収納のアイデアをご紹介します。
お子さんも使いやすい!洋服収納のアイデア集
アイデア1:ボックスに入れるだけ収納
お子さんは、シンプルな動きで片付けが完了する収納が得意。洋服をたたんでしまう・ハンガーにかけるなどが難しい年齢なら、とりあえずその日着た服をボックスに入れるだけ、などのシンプルな仕組みをつくっておくと部屋中に洋服が散らかることを防げます。
アイデア2:フックに掛けるだけ収納
アウターなどの羽織物やバッグなどは、フックに掛けるだけ収納を取り入れてみてはいかがでしょう。1つのフックに1つのアイテムを掛ける収納にすれば、戻す場所がわかりやすくなります。特に小さなお子さんにとってハンガー収納はハードルが高いもの。アウターのフードをフックに掛けるだけなど、簡単なやり方で完了すれば積極的にトライしてくれるのではないでしょうか。
アイデア3:子ども用ハンガーラック収納
ハンガー掛けができるようになったら、お子さん専用のハンガーラックを設置するのも良いでしょう。良く着る好みの洋服だけを集めて掛けておけば、見た目も楽しくお子さんもワクワクしてくれるはずです。子ども用のハンガーラックは、お子さんも使いやすい低めにつくられており、下部に収納が付いたタイプもたくさん展開されています。それぞれのご家庭に合うタイプを探してみてはいかがでしょうか。
アイデア4:シーン別に分けた引き出し収納
たくさんの洋服を収納できるのは引き出し収納。アイテム毎に分けて引き出しにしまうのも良いのですが、もっとお子さんがわかりやすいのは「普段着」「学校に着ていく服」「パジャマ」など、シーン別に分けてしまう方法。こうすることで、それぞれのシーンでコーディネートに迷わずスムーズに洋服を選ぶことができるのできます。
引き出しには、それぞれどんな洋服が入っているのかわかるよう、目印になるシールを貼っておくと迷わず取り出すことができますよ。
お子さんと一緒に。楽しく洋服収納を見直してみよう
子供服は、カラフルで楽しいデザインのものが多く大人も見ているだけでワクワクしてしまいますよね。でも気に入った洋服たちも、サイズアウトするなどあっという間に着れなくなってしまうもの。着るべき時にしっかり活躍させられるよう、どこに何があるのか把握しやすくお子さん自身も使いやすい洋服収納にしたいですね。あなたもぜひ、「シンプルなしくみ」を意識しながら、お子さんと一緒に洋服収納を見直して快適なお部屋づくりを目指してみてはいかがでしょうか。