家カフェでおいしいアイスコーヒーを楽しもう!水出しコーヒーの作り方とおすすめ保冷タンブラー5選
夏になるとキーンと冷えたアイスコーヒーがおいしいですよね。
しかし最近はカフェに行く機会が減ってきてしまったり、毎回カフェへ、となると“塵も積もれば山となる”で結構な出費になるので控えていたりする人も増えてきたのではないでしょうか。
それならば、家カフェでおいしいアイスコーヒーを楽しんでみませんか?
屋上テラスを利用した家カフェは、風の吹き抜けるオープンテラスのように、爽快な気分を味わえますよ。
今回は夏におすすめの、水出しアイスコーヒーの作り方と、カフェ気分を味わえるおしゃれな保冷タンブラーをご紹介します。
水出しコーヒーを作るのは難しい!?
ここ数年「コールドブリュー」の呼び名で、じわじわと人気が出てきている水出しコーヒー。
ドリップコーヒーと違い、何だか特別な装置が必要なように感じて、カフェでしか飲めないとあきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか?
でも、そんな人に朗報です。
水出しコーヒーには、1滴ずつ水を垂らしてドリップする点滴抽出と、コーヒー粉を水に漬け込んで抽出する二通りの方法があるのですが、漬け込み抽出なら家でも意外と簡単にできるのです。
普段からドリップコーヒーを飲んでいたり、夏は麦茶を作り置きしたりしている人なら、家にあるものを使って、今すぐにでも水出しコーヒーを作れるかもしれませんよ。
ちなみに、水出しアイスコーヒーにおすすめの豆は、香味とコクがしっかり出る「イタリアンロースト」や「フレンチロースト」のような深煎りの豆を、中挽きもしくは細挽きにしたものです。
また、ミネラル分が少ない軟水の方がコーヒーの味に影響を与えませんので、水出しコーヒーにミネラルウォーターを使用する際は、軟水を選びましょう。
水出しアイスコーヒーの作り方
水出しコーヒーを作る場合は、基本的にコーヒー豆100gに対し水1リットルの分量で作ります。コーヒー豆と水の割合は1:10と覚えておけばよいので、簡単ですね。
ただし、あくまでも基本なので、慣れてきたらコーヒーの分量を増減して、好みの味に調節すればよいでしょう。
(※パックされた市販の水出しコーヒーを使う場合は、まずはパッケージの内容に沿ったコーヒーと水の分量で作りましょう)
【ストレーナー(こし器)付き専用ポットを使う方法】
1.ポットにストレーナーをセットし、コーヒー粉を入れます。
2.コーヒー粉に「の」の字を書くように、ゆっくりと水をかけながらポットに水を注ぎます。
3.蓋をして常温で1時間置いたら冷蔵庫に移し、8時間ほど冷やしながらゆっくりと抽出します。
4.抽出後はストレーナーごとコーヒー粉を取り出して、完成です。
【コーヒーパックを使う方法】
※自宅のコーヒー粉・市販のアイスコーヒーパック共通の作り方です。
1.市販のお茶パックに好みのコーヒー粉を入れる。コーヒー粉が多い場合は複数に小分けするとよいでしょう(市販のコーヒーパックの場合はそのまま使います)。
2.コーヒーパックを麦茶ポットなど冷水筒やピッチャーに入れて、ゆっくり水を注ぎます。
3.蓋をして常温で1時間置いたら冷蔵庫に移し、8時間ほど冷やしながらゆっくりと抽出します。
4.抽出後はコーヒーパックを取り出し、完成です。
いずれの場合も、コーヒー粉を漬けたままにしておくと、雑味が出てしまってクリアな味わいを損なう原因になりますので、抽出後はコーヒー粉を速やかに取り出しましょう。
ポットはそのまま冷蔵庫に入れておいてもよいですが、作り終えたコーヒーを保冷性の高い魔法瓶タイプのポットや水筒に移し替えておくのもおすすめです。
屋上テラスのカフェからいちいち冷蔵庫まで行かなくても、冷たくておいしいアイスコーヒーを楽しめますよ。
どちらの方法であっても、夜の内に作っておけば、翌朝はおいしいアイスコーヒーで1日のスタートがきられますね。朝食とアイスコーヒーを屋上テラスで楽しんで、体のスイッチを切り替えましょう!
アイスコーヒーにおすすめの保冷タンブラー 5選
グラスに注いだ冷たいドリンクも、時間がたつとぬるくなってしまいます。テラスなど気温の高い屋外であればなおさらですよね。
そこでおすすめなのは、耐熱ガラスや二重構造でできている、保冷効果の高いタンブラーです。
こちらではアイスコーヒーにおすすめの、保冷効果に優れたおしゃれなタンブラーを5つご紹介します。
【サーモス 真空断熱タンブラー】
外気の温度の影響を受けにくい真空断熱構造で、ドリンクの冷たさを長時間キープ。結露もないので快適な使い心地です。
【スタンレー スタッキング真空パイントタンブラー】
創業100年を超える実績あるアウトドアボトルブランドの真空構造タンブラー。耐久性の高さに加え、蓋付き・スタッキング可能で運びやすいなど、機能性も高さも支持されています。
【カフア コーヒータンブラー】
カップ内側にテフロン加工が施され、汚れやにおいが付きにくい真空断熱タンブラー。蓋には13個のアロマホールがあり、蓋をしていてもコーヒーの香りを楽しめます。
【ボダム ダブルウォール グラスASSAM】
シンプルさと高い機能性が特徴の北欧ブランドが展開する、飲み物が宙に浮いているようなユニークな二重構造グラス。保冷性にも優れ、清涼感のあるデザインが人気です。
【キントー コールドブリューコーヒータンブラー】
二重構造のような保冷性はないものの、程よい厚みと安定性のあるゆったりデザインで、たっぷり氷を入れてアイスコーヒーを楽しめます。ビンテージ感のあるカラーとエンボスの凹凸が、おしゃれなカフェの雰囲気を盛り上げてくれますよ。
アイスコーヒーの冷たさを維持させるアイデア
保冷アイテムをご紹介しましたので、次は冷たさを保つアイデアをご紹介します。
まずは、アイスコーヒーを注ぐ前のひと工夫で
『アイスコーヒーを注ぐ前に、タンブラー(コップ)に冷水を入れましょう』
タンブラー自体が冷えるので、あとから注がれるコーヒーの温度をより冷たく保てるようになりますよ。
次に、アイスコーヒーに氷を入れて飲むためのひと工夫。
『アイスコーヒーでコーヒー氷を作っておきましょう』
普通の氷の代わりに製氷皿で作ったコーヒー氷を使えば、冷たさを保てるうえ、アイスコーヒーが薄くなることも防げます。
冷たさとおいしさが持続して、最後までおいしくアイスコーヒーを飲めるようになりますよ。
また、コーヒー氷にミルクをかけて、カフェオレ風コーヒードリンクとして、違う味を楽しむこともできますので、こちらもぜひ試してみてください。
まとめ
水出しアイスコーヒーは、まろやかですっきりとした味わいで夏を楽しめますので、スマホを使ってボサノバなどのカフェBGMを流しながら飲むと、またさらにカフェ気分も盛り上がりますよ。
水出しコーヒーの作り方にちょっと慣れたら、レモンやオレンジを浮かべたフレーバーコーヒーなどもカフェメニューに加えてみてくださいね。