【実例】おしゃれなキッチンパネルの使い方|役割や種類も紹介

コラム

キッチンパネルは、キッチンの安全性や機能性を保ちつつ、おしゃれに仕上げる役割があります。本記事で紹介するのは、キッチンパネルの役割や種類、おしゃれな実例です。

新築やリフォームなどで、加熱機器周辺の壁素材に迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

キッチンパネルの役割

キッチンパネルとは、ガスコンロやIHヒーターの周辺に設置する壁素材のこと。キッチンパネルの役割は、主に加熱機器周辺の安全性・機能性・デザイン性です。

耐火性に優れているため、加熱調理をしても火災に発展する可能性が低くなります。

直接目に触れる仕上げ材でもあることから、油汚れを落としやすい素材になっていたり、デザイン性に優れていたりするのも特徴です。

キッチンタイルとの違いは、目地がないため掃除がしやすいことや、本体価格・設置費用が安いことなどが挙げられます。

キッチンパネルの種類3つ

キッチンパネルの主な素材は、メラミン化粧板・ホーロー・金属の3つです。ここでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

1.メラミン化粧板
不燃材であるメラミン樹脂を加工して作られたメラミン化粧板は、キッチンパネルの定番素材です。耐火性と耐水性に優れ、劣化しにくいため扱いやすくなっています。

他の素材よりも加工が容易で、安く購入・設置が可能です。デザインの種類が豊富なので、インテリアに合わせて選びやすいのも魅力と言えます。

ホームセンターでも購入できるほど入手しやすいので、DIYをしたい人にもおすすめです。

2.ホーロー
ホーローは、アルミや鉄といった金属をガラス質で覆って仕上げたもの。熱だけではなく、汚れや傷に強いのが特徴です。

ガラス質でコーティングされているため、高級感のあるキッチンにしたいときにも活躍します。素材の性質上、マグネットを使用できるため、マグネット式の収納を取り付けることも可能です。

値段はメラミン化粧板や金属類より高くなる場合は多いものの、キッチンタイルよりは安く手に入ります。

3.金属
金属のキッチンパネルには、アルミやステンレスなどがあります。それぞれ耐火性に優れていて、キッチンパネルとして優秀な素材です。メタリックな見た目はスタイリッシュで、プロのシェフが立つ厨房のようなキッチンに仕上がります。

<種類ごとの特徴>

種類特徴
ステンレス錆びにくく、掃除やお手入れがしやすい
アルミ光をよく反射するため、空間が明るくなる
商品によるが、ステンレスより錆びやすいこともある

おしゃれなキッチンパネル実例5選

キッチンパネルの素材やデザインによって、インテリアの印象がガラッと変わります。最後に、おしゃれなキッチンパネルの実例を5つ紹介します。

シンプルの中に高級感も感じられるキッチンパネル

白のシンプルなキッチンパネルですが、キッチンパネルのツヤ感が高級感を出している一例です。キッチンとつながっているリビングの壁と同様のカラーなので、自然と溶け込んでいます。

北欧風デザインのキッチンパネル

まるで北欧インテリアを思わせる、白のレンガ調キッチンパネルです。ツヤ感があり、高級感も漂います。収納部分も白にして統一感を出しつつ、作業台をグレーにしてメリハリを出しているのもおしゃれです。

モダンなタイル風キッチンパネル

モノトーンのおしゃれなタイル風キッチンパネルが主役になった実です。全体は「白・木」といった定番かつシンプルなコーディネートで、モダンデザインのキッチンパネルが良いアクセントになっています。

スタイリッシュなステンレスのキッチンパネル

白や明るいグレーなど、膨張色がメインの空間を、ステンレスのキッチンパネルで引き締めています。モノトーンの中にアクセントを入れたいけれど、他のカラーは入れたくない、というときにおすすめの組み合わせです。

自然素材に溶け込むキッチンパネル

木製がメインのダイニングとキッチンに溶け込むキッチンパネルです。フェイク感が少ない石調のデザインは、自然素材との相性が良好。チープな印象もなく、高級感が漂います。

おしゃれで機能性が高いキッチンパネルを選ぼう!

 

キッチンパネルは、キッチンの安全性や機能性、デザイン性を高めるのに重要な部分です。ぜひ自分が扱いやすい素材のものをチョイスしつつ、おしゃれなコーディネートになるものを探してみてください。

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