秋に楽しみたい「花」の種類は?おしゃれな飾り方のポイント

インテリア

家のなかで季節感を楽しみたいと思ったら、「花」を飾るのが近道になります。季節によってさまざまな花がフラワーショップに並ぶので、眺めているだけでも楽しくなりますよね。そのなかで何を選ぼうか迷ったら、今回ご紹介する花を参考に選んでみてはいかがでしょうか。今回は、秋に楽しみたい花の種類と飾り方をご紹介します。花の特徴や飾り方のコツを知れば、花のある暮らしがもっと身近になるはずです。

 季節に合わせて「花」を選ぼう

部屋のなかに、たとえ小さくても 花があると、心がほっと和みますよね。少し寂しく感じるコーナーも花を飾ることで華やかになり、気持ちも明るくなります。また、季節の花を楽しむことで、遠くへ出かけなくても季節感を演出できるのも魅力です。

好みの花、インテリアに合う花など選ぶ基準はさまざまありますが、もし花選びに迷ったら「季節に合わせる」ことを意識してみてはいかがでしょうか。秋には、色鮮やかな花々が咲き誇ります。花と言えば春を思い浮かべますが、秋の花もまた春とは異なる趣の色や形を楽しむことができますよ。

それでは、秋に楽しみたい花の種類と飾り方を見ていきましょう。

秋に楽しみたい花の種類と飾り方

空間が華やぐ大輪の花「ダリア」

大輪の花が印象的な「ダリア」。9月から春ごろまでと比較的長くフラワーショップに並ぶ花ですが、豊富な品種を楽しめるのは秋です。質感はベルベットのように艶やかで、カラーも豊富、大小さまざまなタイプがあります。

アレンジメントで楽しむのもよいですが、1輪でも存在感のある花なので、3輪ほどを集めて高さを変えながら生けるとより華やかな印象に仕上がります。口が狭い花瓶などに生ければ、向きをアレンジしやすくおしゃれに飾ることができます。

 コロンとした花の形が可愛らしい「マム」

菊の別名でもある「マム」。品種改良などにより、和のイメージを覆すものも増えています。とても丈夫で日持ちがよく、色のバリエーションも豊富なマムは、飾り方によってさまざまな表情を見せてくれる花です。

写真のように、さまざまな色を混ぜて飾ればより華やかな印象に。ほかの品種とアレンジして飾っても素敵です。

秋の花の代名詞「コスモス」

秋の花の代名詞と言えばコスモス。「秋桜」と日本では書くこともあり、秋はコスモスという印象がある方も多いのではないでしょうか。乾燥に強く丈夫、ピンクや白、濃い赤やオレンジなどカラフルな色合いが特徴です。

コスモスは他の品種と一緒に飾るよりも、コスモスだけを集めて飾るのがおすすめ。まとまりが生まれ、可愛らしい雰囲気に仕上がります。花の高さはランダムにしてナチュラルな雰囲気を楽しむのがおすすめです。

個性的な形と質感が魅力の「ケイトウ」

ベルベットのような質感と鮮やかな色が印象的なケイトウ。鶏のトサカににていることから「鶏頭」と表記されます。茎がとても柔らかく、花の部分は毛が生えているので蒸れやすくなっています。そのため、花の部分を濡らさないようにして風通しの良い場所に飾りましょう。花瓶に生けた時にケイトウの茎が見えない高さにカットして飾ると、花がより印象的に見えます。

花を飾る時の注意点は?

秋の花を飾る時には、直射日光が当たらない涼しい環境を選ぶことが大切です。おすすめの場所は、人が集まるリビングや住まいの顔となる玄関。家族が長く過ごしたり、出入りする場所なので季節感をより楽しめます。

また、直射日光が当たりにくい場所ということで、意外にトイレに飾るのもおすすめ。小さな空間なので、場所をとらない小ぶりの香りのない花を選ぶとよいでしょう。

秋の花で季節感を楽しもう

生花を飾ると、空間がいきいきとした印象になり、目にするだけでも元気になれるもの。秋は、色鮮やかで丈夫な花もたくさん出回るので、気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。あなたもぜひ、お好みの秋の花をお家で楽しんでみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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