キャンプ用の枕は全4タイプ!人気商品と枕がないときの代用方法も紹介
キャンプ用の枕があることをご存知でしょうか?これを聞いて「キャンプ用の枕なんて特にいらないのでは…」という人もいるかもしれません。
しかし、枕ひとつで睡眠の質が上がり、目覚めた時の体調も変わってくるものです。
そこで今回はキャンプ用の枕のタイプや人気商品、枕がない時に役立つ代用方法を紹介します。
キャンプ用の枕はタイプで選ぶ
キャンプ用の枕には主に4つのタイプがあります。枕のタイプによって使い方やメリット・デメリットが異なるため、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
空気を自分で入れるタイプ
手動で空気を入れるタイプの枕で、「セルフインフレータブルタイプ」とも呼ばれています。
自分で空気を入れるため少し手間がかかりますが、好みの高さややわらかさに調整できます。また、使用後は空気を抜いてコンパクトに持ち運びが可能。
枕の高さにこだわりたい人や荷物を増やしたくない人におすすめです。
空気が自動で入るタイプ
空気が自動で入るタイプの枕で、「インフレータブルタイプ」とも呼ばれています。開口部を開けるだけで、自動的に膨らむので空気を吹き込む必要がありません。
中にスポンジが入っているため、小さく折りたためないのが難点ですが、その分弾力があり、空気を抜くのも簡単。
準備や片付けを時短で済ませたい人におすすめです。
スポンジタイプ
スポンジタイプは、中にウレタンスポンジや低反発素材などが入った枕です。メーカーによって中身に使用している素材は異なりますが、家の枕に最も近いタイプといえるでしょう。
空気を抜くことができないため多少かさばりますが、すぐに使うことができ、寝心地も抜群。
持ち運びのしやすさよりも、睡眠の質を重視したい人におすすめです。
タオルや衣類を詰めるタイプ
タオルや衣類を詰めるタイプは、シンプルな細長い巾着のような形状の枕です。中に詰め込む衣類やタオルの量を変えることで、自分好みの高さややわらかさに調整できます。
なんといっても小さくコンパクトにまとまるのが魅力。収納袋として利用することもできます。
持ち運ぶ荷物を減らしたい人におすすめです。
キャンプ用の枕が売っている場所
キャンプ用の枕は、ホームセンターや100均で購入することができます。ホームセンターのキャンプ用品売り場なら、一通りのタイプのキャンプ用枕が揃っていることでしょう。
値段は1,000円台〜3,000円台が一般的で、高級なもので5,000円以上の商品もあります。
一方、100均で購入できるのは、今のところ空気を自分で入れるタイプの枕のみです。旅行グッズコーナーに「エアー枕」や「エアーピロー」といった商品があります。
キャンプ初心者や費用を安く抑えたい人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
人気のおすすめキャンプ用枕3選
ここでは、人気のおすすめキャンプ用枕を3つ紹介します!それぞれタイプが違うため、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。
イスカ/ノンスリップピロー
シュラフ(寝袋)を専門として扱う日本のメーカー「イスカ」から発売されている、自動で空気が入るタイプのキャンプ用枕です。
ノンスリップピローの特徴は、バルブを開けるだけで自動で膨らむこと。また、中央部がへこんでおり、頭をしっかり支えられる設計になっています。
さらに、底面は滑り止め加工がされているため、滑りやすいマットの上で使う時にもおすすめです。
・商品サイズ:30cm×40cm×5cm
・価格:2,090円(税込)
モザンビーク/スウェード・ピロー
おしゃれでかっこいいデザインが人気のアウトドアブランド、「モザンビーク」のスポンジタイプのキャンプ用枕です。
スウェード・ピローの特徴は、キューブ状にカットされたウレタンが入っていること。そのため、自然な反発で枕に頭がおさまる他、ラグビーボールのように丸めて持ち運ぶことができます。
また、スウェード素材で肌触りも抜群。寝心地を重視したい人におすすめです。
・商品サイズ:34cm×14cm×44cm
・価格:2,180円(税込)
サーマレスト/スタッフサックピロー 30161
「最高の睡眠を提供する」をコンセプトにアウトドアグッズを展開するアメリカのブランド「サーマレスト」の、タオルや衣類を詰めるタイプのキャンプ用枕です。
スタッフサックピローの特徴は、衣類やタオルの詰め込み具合によって高さややわらかさを調整できること。また、頭をあてる面を内側にして収納できるため、衛生的です。
コンパクトに収納でき、かばんに入れてもかさばらないため、長期旅行をする際や携帯しやすさを重視している人におすすめです。
・商品サイズ:19cm×43cm
・価格:2,420円(税込)
キャンプ用枕がない時の代用方法
最後に、キャンプ用枕がない時の代用方法について紹介します。用意するものはタオルと面ファスナー2本だけ。
例えば、リュックなど持参してきたかばんにタオルや衣類を詰め込み、枕として使えるよう形を整えます。
そして枕カバーをするようにタオルを巻き、面ファスナーを両端に留めてタオルを固定すればOK。これで自作のキャンプ用枕の完成です。
面ファスナーとタオルさえ持参していれば、うっかり枕を忘れてしまった時にも役立ちますよ。
キャンプ用の枕でおうちキャンプでも快適な眠りを
キャンプ用の枕があれば、屋上テラスにテントを張って楽しむ「おうちキャンプ」でも、快適に眠ることができます。
テント内でお昼寝をすることで非日常が体験でき、日頃の疲れも癒されることでしょう。
キャンプ用の枕は、アウトドアで使うことを前提として設計されているため、肩こりがひどい人や寝つきが悪い人がテントで寝る時にもおすすめです。
ぜひ、自分に合ったキャンプ用の枕を取り入れ、アウトドアでも睡眠の質を高めてくださいね。