インテリアになじむ「床の冷えを和らげる」対策とは?足元から暖める4つのアイデア

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床から伝わる冷えによって、足元がいつも冷たい…とお悩みの方は多いのではないでしょうか。住まいをできるだけ暖かく保つためには、窓などの開口部やドアなどの間口から侵入する冷えを防ぐことが大切です。でもそれだけでは部屋は暖かく感じられません。今回は、床からの冷えに注目して、その防寒対策についてご紹介します。

 床からの冷えがつらい。防寒対策は?

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暖房を使っていても、足元だけ何だか冷える…そんな経験はありませんか。これは、暖かい空気は上に冷たい空気は下にいくという性質も原因のひとつ。

 床から伝わる冷えを感じたら、厚手のソックスを履いたりルームブーツなどを履いたりして対策をしている方は多いかもしれません。もちろん、身に着けるモノで防寒することも大切ですが、根本的に「床からの冷えをできるだけ防ぐ」ことも暖かく過ごすための大切なポイントです。

インテリアでも「温もり」を意識して心地よく過ごせる空間づくりを意識してみてはいかがでしょうか。それでは、床からの冷えを和らげるインテリアのアイデアをご紹介します。

「床からの冷えを和らげる」インテリア【4】のアイデア

1.ラグやカーペットを敷く

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床からの冷えを和らげる手軽な方法が、「カーペット」 や「ラグ」を敷くこと。カーペットは床に敷き込むタイプ、ラグは部屋のなかで部分的に敷くタイプという違いがあります。

カーペットやラグには繊維の間に空気の層があるため、断熱効果が期待できます。特に厚手タイプはその暖かさをより感じられることでしょう。カーペットやラグの下に敷いて熱を床へ逃がさない「アルミシート」などを活用するのもよいでしょう。

2.ジョイントマットやコルクマットを敷く

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クッション性に優れたジョイントマットやコルクマットも、床の防寒対策として取り入れられるアイテム。フローリングの冷たさを厚みのあるマットがシャットアウトしてくれるので、冷えを軽減できるでしょう。

小さなマットをパズルのように組み合わせていくため、柱などで凹凸ができたコーナー部分にぴったりと敷き込むことも可能。サイズが合わない場所はマットをカットして調整すればきれいに敷くことができます。

汚れた時にはその部分だけを取り外してお手入れできるため、小さなお子さんのいるご家庭でも便利に使えるのも魅力。カーペットやラグに比べてインテリア性はやや劣りますが、実用性のある防寒対策になります。

3. 置き畳を敷く

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敷くだけで和の空間をつくることができる置き畳。フローリングの床の上に敷くこともできるため、リビングの一角に取り入れるご家庭も増えています。 空気の浄化作用や吸放湿性に優れた畳は、ほかの床材にはない多くの機能が魅力です。

爽やかない草の香り、さらりとした肌触りとほどよいクッション性は、小さなお子さんのいるご家庭でも人気なよう。この置き畳は、床の防寒対策としても活躍します。暖かな空気を優しく含む畳は、保温性も期待できるので足元の冷えを和らげてくれます。

縁のないシンプルな正方形の置き畳なら洋室にも自然になじみ、そのナチュラル感溢れる素材感から癒しを与えてくれるでしょう。

4.床暖房を活用する

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床そのものから熱を伝える、という発想で部屋を暖めるなら「床暖房」を検討してみてはいかがでしょう。床暖房とは、その名のとおり床から直接伝わる「伝道熱」と床から広がる「輻射熱」によって部屋を暖めるシステムです。床暖房は、主に以下の2種類に分かれます。

1.温水式

お湯を循環させて床を暖める方式。電気やガス、灯油などによって温水をつくります。初期費用は電気式よりも比較的高めになる傾向がありますが、ランニングコストは電気式よりも多少低い傾向になると言われています。電気式に比べると暖まり方の立ち上がりが早い方式です。

2.電気式

床下に設置した発熱体に電気を通すことで床を暖める方式。構造がシンプルなため、リフォームで設置することも可能です。日頃のメンテナンスも不要なので、比較的取り入れやすいのではないでしょうか。暖まり方の立ち上がりは遅いため、適温になるまで時間がかかることがあります。

最近では、床暖房に対応している床材も増えてナチュラルな風合いが人気の無垢フローリングを選ぶこともできます。お部屋の雰囲気や好みに合わせて、豊富なバリエーションから床材を選んでみてはいかがでしょう。

足元から部屋全体を暖める床暖房は、空気を汚さず乾燥しにくいことメリット。デメリットは電気式は電気代が高くなりがち、温水式は初期費用が高めなどコスト面の問題です。

ですがさまざまな防寒対策をしても床からの冷えが辛く感じられる場合は、優しく暖めてくれる床暖房を検討するのもひとつの方法です。

 「床」から暖めれば冬の暮らしが快適に

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床の近くは冷たい空気が溜まり、より寒さを感じてしまうもの。ラグやカーペット、マットや置き畳などは特別な工事も必要なく気軽に取り入れやすい防寒アイテムです。部屋のテイストに合わせて選べば、インテリアをより素敵に演出してくれることでしょう。ぜひ、寒さを感じる部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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