ぐっすり眠れる環境に。春先の寝室インテリア5つのポイント
少しずつ気温が上がり、過ごしやすくなる春。でも3月下旬頃までは寒の戻りがあるなど、気候が不安定になることも。ぐっすり眠れる寝室インテリアのポイントは四季をつうじて共通しますが、「季節感」を織り込めばもっと心地よい寝室をつくることができます。 今回は、そんな春先に心地よい寝室をつくるインテリアのポイントをご紹介します。
季節の変わり目「春先」もぐっすり眠れる寝室に
季節の変わり目である春先は、ぽかぽかと暖かく感じる日もあれば、真冬並みの寒さを感じる日もあるなど少し不安定な気候が続きます。1日の疲れを癒す寝室は、そのどちらの日にも対応できる心地よい空間にしたいものです。
ぐっすりと眠れる寝室づくりの鍵になるのは、季節をとわず「眠りに集中できる」こと。心地よいファブリック、モノが少ないシンプルな空間、温かみのある照明や心落ち着く香りなどを取り入れながら、少しだけ春を意識して寝室を整えてみませんか。
それでは、春の寝室インテリアのポイントをご紹介します。
春先の「寝室インテリア」5つのポイント
1．天然素材のベッドファブリックに
吸水性の高く爽やかな肌触りの綿100％のベッドファブリックは、春先の寝室でも快適に使えます。タオル地のようにふかふかとした肌触りが特徴のパイル生地、さらりと滑らかな綿サテン生地など 、お好みのタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
軽くて掛け心地のよいガーゼケットもおすすめの寝具。通気性がよく吸水性も抜群のガーゼケットは、洗えば洗うほどふんわりと柔らかくなるタイプもあり快適に使えます。春先はまだまだ寒いため、ほかの掛け布団と組み合わせて、暖かくなれば1枚で使うと快適に眠れることでしょう。
2．心が明るくなる爽やかな色をプラス
春は花々が咲き誇り、自然の美しさをより感じられる季節。おうちのなかでも、春らしさを演出してみましょう。春の花をイメージさせる柔らかな色合いの心安らぐピンクや癒しをくれるグリーン、気持ちを落ち着かせてくれるブルーなどをファブリックや小物などで取り入れてみましょう。
寝室は、落ち着いた静かな空間づくりが 必須条件。ベースカラーはアイボリーやベージュを取り入れ、アクセント程度に春色をプラスすればさりげなく季節感を演出できます。
3．温かみのある優しい光の照明を
リラックスできる寝室に欠かせないのが、温かみのある光。眠る前に灯す光は、ホテルのようなほの暗い照明がおすすめです。ぬくもりを感じるオレンジがかった照明を選ぶと、ここりよい空間に仕上がります。
また、照明の配置にもひと工夫。起きている時はもちろん、横になった時にも光が直接目に入らない位置に設置しましょう。テーブルライトは、ファブリック製のシェードを持つタイプを選ぶと柔らかく光を通してくれるので優しい雰囲気を演出できます。
4．眠っている間に冷えにくいベッドの配置に
心地よく過ごせる寝室をつくるために、ベッドの配置も大切なポイントになります。部屋の間取りによっては、窓の前にベッドをぴったりと付けてレイアウトしてしまいがち。でも窓から近すぎると、外から侵入する冷気で体を冷やしやすくなります。
気温が上がり始める春先ですが、まだまだ寒い日も多いためできるだけ窓から離してベッドを置いたり、カーテンを二重にしたりして冷え対策をしておくとよいでしょう。
5．心落ち着く香りのアイテムを取り入れる
眠る前に好きな香りがふんわりと漂ってくると、心が落ち着くもの。 火を使わず取り入れられるアロマグッズを選べば、寝室でも安心して置くことができますね。
春に限らず、どの季節でも寝室に向く香りは「真正ラベンダー」です。高ぶった交感神経をおさえてくれる香りだと言われています。反対にローズマリーなどシャキッと気分をリフレッシュさせてくれる香りは寝室には向きません。
基本的には、好きな香りを選ぶのが大前提。ただし体調によって使わない方がよい香りもあるため、購入前にショップスタッフさんにたずねたり、使用前には注意書きをしっかり読んだりと確認をしてから取り入れてみてください。
春先は心はなやぐ寝室インテリアに
寝室を春らしく整えると、心がはなやぐ心地よいインテリアに仕上がるだけでなく、眠りの質にもよい影響を与えてくれることでしょう。
ベッドカバーに春ならではの優しい色合いや爽やかな肌触りの素材を取り入れれば、季節感を楽しみながらほっこりとした気分にもなれそうですね。あなたもぜひ、寝室インテリアの参考になさってはいかがでしょうか。
