【屋上テラス活用術】屋内外をシームレスに繋ぐには?【5つ】のアイデアで暮らしをより楽しく
屋内外の境界線をつくらず、「自然に繋がる」インテリアにすると、暮らしもっと自由に感じられます。庭やベランダだけでなく「屋上テラス」も例外ではありません。
外出することが難しい時期でも自宅で屋外を感じられれば、気分転換もしやすくお子さんものびのびと遊ぶことができそうですね。あなたの住まいでも、屋内外がシームレスに繋がるインテリアの工夫を取り入れて、屋上テラスなどの屋外スペースを有効活用してみてはいかがでしょうか。
屋上テラスも部屋の一部として「ボーダレス」に楽しむ
空が近く感じられ、見晴らしのよい眺望も楽しめる屋上テラス。日常に特別感をもたらしてくれる場所です。せっかくなら、日々の暮らしのなかでもっと活用していきたいですよね。
屋上テラスのある家で意識したいのは、家具や雑貨などの選び方。具体的には、「屋内外で『ボーダレスに使い勝手がよさそう』と思えるアイテムを選ぶ」ということがポイントです。
屋外用、屋外用と分けてしまわず、どちらでも快適に使えるアイテムを選べば、暮らしはもっと自由に開放的になるはずです。 それでは、屋上テラスと屋内を自然に繋ぐ5つのアイデアをご紹介します。
屋上テラスと屋内を「シームレス」に繋ぐ5つアイデア
1.「アウトドア用家具」をリビングで使う
アウトドアで活躍するアイテムは、屋外専用というイメージがあるかもしれません。でも実は室内で使うのにも優秀。軽量で持ち運びしやすく、折りたためるなどコンパクトになることも魅力です。屋外でも安心して使える機能と素敵なデザインの家具がたくさんあります。
気軽に屋上テラスに取り入れやすく、リビングでも使いやすいのはアウトドアチェア。女性でも軽々と持ち運べるコンパクトさと屋外の環境に耐えられる素材で、快適に使えることでしょう。
2.「持ち運びしやすい木製家具」を屋上テラスで使う
木製家具は重さもあり移動が難しいイメージがありますが、スツールなど小さなアイテムなら屋上テラスに持ち込むことも可能です。
お好みの場所に置いて座るために使ったり、ソファサイドに置いてサイドテーブル代わりとして使ったりと便利なアイテム。廊下や玄関、洗面所など広さのない場所でも活躍します。
3.屋上テラスに「ワークスペース」をつくる
屋上テラスの少し新しい使い方として知られるのは「ワークスペース」。 たとえば、「折りたためる家具」を屋上テラスの落ち着ける場所に置けば、そこはもうあなたの仕事場。コンパクトに折りたたんで持ち運びができる家具があれば、思い思いの場所をワークスペースにすることができます。
雨の日や寒い日など屋上テラスで仕事をするのが難しい時期は、家具を室内に移動させて「使いこなせていない場所」を有効活用してみては。普段はあまり気に留めなかったデッドスペースも、テーブル&チェアセット置くだけで何だか特別な場所に思えてきませんか。ほっこりとひとり時間を過ごすプライベートづくりにもおすすめです。
4.屋上テラスに「ファブリック」を取り入れる
屋上テラスと室内をシームレスに繋ぐなら、「くつろぎ感」のあるインテリアが必須です。気軽に心地よさを感じさせるインテリアをつくるなら、「ファブリック」を取り入れてみましょう。
たとえば、テーブルコーディネートやチェア周りに肌触りのよいファブリックをアレンジ。床にもアウトドアラグやマットの上にファブリックを敷くなど、靴を脱いで過ごせる工夫してみてはいかがでしょう。
日用雑貨など見せたくないモノをさっと隠す「目隠し布」として取り入れるのもよいですね。
5.「自立式のハンモック」でくつろぎ感を
チェアのように置く場所を選ばず設置できるのが「自立式ハンモック」。オーガニックコットンなど肌触りが優しい素材や強い日差しでも劣化しにくい人工素材など、機能やお好みの質感で選ぶこともできます。
ハンモックの魅力は、何と言っても包み込まれるような寝心地とゆらゆらとゆりかごのように揺れる心地よさ。ハンモックチェアなら、座った状態でも使うことができるのでソファ代わりにもなります。
吊るす場所のない屋上テラス、リビングなどの広い部屋、どちらでも使うことができるのがメリット。1.5m〜2mくらいの高さ、3〜4mの幅を目安にハンモック設置場所を選んでみてください。
屋内外がシームレスに繋がる開放的な住まいに
屋外の環境に耐えうるアウトドア用品は室内でも快適に使えるものが多く、室内外をボーダレスに繋ぐ役割も果たしてくれます。行き来しやすい雰囲気をつくれば、住まいはもっと開放感に溢れることでしょう。
あなたも屋上テラスと室内をシームレスに使って、自宅で過ごす時間をより楽しんでみてはいかがでしょうか。