北欧風をテーマに屋上テラスをレイアウトしてみよう！

屋上インテリア

この10年ほどインテリアや家具、雑貨など世界中で人気を博している北欧スタイル。

日本の住宅でもナチュラルな雰囲気で取り入れやすいことから、空間作りに応用している家庭も多いのではないでしょうか。

そして今、インテリア類からは後れを取りましたが、じわじわと人気を上げてきているのが北欧アウトドアです。

今回は、極限の寒さにも耐えうるなどしっかりとしたもの作りが生きている、北欧のアウトドアギアブランド4つを紹介します。

北欧スタイルとは

「北欧デザイン」「北欧インテリア」「北欧家具」「北欧風雑貨」「北欧ファッション」などなど、今や『北欧』がつく言葉を耳にしない日はないのでは？と思う程にまで私たちの暮らしに溶け込んでいる北欧スタイル。

ヨーロッパの中でもかなり北部のエリアである、フィンランド・ノルウェー・デンマーク・スウェーデンなど、主にスカンジナビア半島に位置する国ぐにから発信されている暮らし方を北欧スタイルと呼びます。

北欧スタイルをイメージした時に頭に思い浮かぶのは、機能性を追求した使いやすいシンプルな家具、また白木や木目を生かしたナチュラルな温かみを感じさせる家具などではないでしょうか。

そして時に、ハッと目を奪われるほど鮮やかで大胆な色使いがアクセントに組み込まれていることも多いようです。

このように、穏やかで落ち着く快適な空間でありながら、明るさや元気を与えてもらえるようなコーディネートがなされているのが、まさに北欧スタイルと言えるでしょう。

実は、これは長く寒い冬を生き抜いてきた北欧の人々の生活の知恵。

長い冬の季節、日が短い北欧では多くの時間を閉ざされた家の中で過ごすことになります。

そこで重要になるのは、心穏やかな安らぎを感じ快適に過ごせる居心地の良さ、そして退屈や飽きが来るのを防ぎ、気持ちを上向きにさせる明るい色との絶妙なバランスです。

「洗練と素朴」「静と動」など相反するものを美しく融合させるこのバランス力が、『北欧スタイル』をおしゃれと表現させているのかもしれませんね。

北欧アウトドアのおすすめブランド 4選

【NORRONA(ノローナ)】
NORRONAは北欧ノルウェーの英雄であるバイキングを象徴とし、1929年にノルウェーで創業されました。NORRONAが掲げるブランド哲学は「最高の技術を追求し、究極のパフォーマンスを発揮する製品を世に送り出す」というもの。過酷で厳しい北極圏エリアの自然環境でも活躍する、最高峰のウェアを開発しています。

山岳警備隊と共同開発したマウンテンジャケットや、海軍特殊部隊用に開発したミリタリージャケットなど、アウトドアのプロからの信頼も厚いアウトドアウェアが豊富です。元気の出るビビットカラーは、まさに北欧スタイル！

【NORDISK(ノルディスク)】
1901年にデンマークにて創業されたアウトドア・ライフスタイルブランドです。そのノルディスクが大事にしているのは”Nature is Luxury”。真の贅沢な暮らしはアウトドアの中にあると言う考えで、人々が自然に触れて幸せを感じる心のあり方”ヒュッゲ”を提案しています。

ノルディスクのテントは、スカンジナビアらしいシンプルなデザインに機能的な最先端機能素材を用いたものが多く、色合いも上品で柔らかい雰囲気なためグランピング施設でよく見かけます。一般のキャンプ場でもパッと目を引き、おしゃれなキャンパーからの人気が高いテントです。

【Orthex (オルテックス)】
オルテックスは北欧フィンランドに拠点を置くプラスチックメーカー。キッチン用品・収納用品・ガーデニング用品など、日常生活をより豊かにしてくれるいろいろなアイテムを作っています。北欧らしさ溢れる、シンプルで調和の取れたデザインカラトリーは、アウトドアシーンにもおすすめです。

落としても壊れにくく、電子レンジや食器洗い機にも対応できるなど実用的な魅力もありますが、原料には植物由来のバイオベースプラスチックを使用しサスティナブルな生産活動を続けているなど、環境にも配慮している点は時代を反映した更なるメリットでもありますね。

【OPTIMUS(オプティマス)】
スウェーデン発の調理器具ブランドOPTIMUSは、創業120年を超える老舗アウトドアブランド。「最良」を意味するその名の通り、多くの登山隊や極地探検隊などから1世紀以上にわたって使用され続けており、数々のプロフェッショナルからその実績について高い評価が上がっています。

クッカーなどグレーやシルバーの色に偏りがちな調理器具も、OPTIMUSならビタミンカラーのグリーンが差し色になり元気をもらえそうですよ。