自宅にツバメが巣作りをしていたらどうしたらいい?対策は必要?

屋上メンテナンス

春になると、買い物に出掛けたお店で頭上注意の張り紙を見たことはありませんか?ふと上を見たら、ツバメの巣があったり、時期によってはかわいいヒナまで見えたりしたという経験を持つ人も少なくないかもしれませんよね。

時には、その巣の位置は軒先だけではなく、屋内の場合もあるので、あまりにも人間とツバメの距離が近いことに驚かされることも。

出掛けた先で見かけるツバメの巣はその場限りで済むのですが、もし、自宅にツバメが巣を作っていたらどうしたらよいのか、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回は、ツバメに巣を作られずに済む対策をご紹介したいと思います。ツバメの巣に悩まされている人も、是非参考にしてみてください。

ツバメの巣作りとは

まずはツバメの生態について知っておきましょう。

ツバメは温暖な気候を好む渡り鳥ですから、寒い冬の間は東南アジアで越冬し、春の訪れとともに日本にやってきて、秋が深まる頃に旅立っていきます。日本にいるうちの3月~7月頃が繁殖期にあたりますので、この時期に泥と枯れ草に唾液を混ぜた巣を作って、産卵・子育てをしているのです。

ツバメは、3月~7月の間に卵を産みヒナを育てるというサイクルを2,3回繰り返し、最後のヒナが巣立つと、親も巣を離れて自然の中で暮らす生活に戻ります。

卵を産みヒナを育てる間はカラスや蛇などに狙われやすいため、天敵から身を守ろうと人間がいるところを選んで巣を作ります。そして子育て期間だけ、その巣で生活するのだそう。

また、安全を見極めた上で巣作りを行うので、一度巣を作って子育てをすると、翌年以降も再び同じ巣に戻り子育てをすることが多いと言われています。

私たちの生活とツバメの巣の距離が近いことにもこれで納得がいきますし、人間が信用されているようで、少し嬉しい気持ちにもなりますね。

かつての農村社会では、虫をエサとして食べるツバメは害虫を駆除してくれる役割を担っていたことから、共存共益の関係もあったようです。

ツバメの巣があると、どんなことがおこる?

ツバメが巣を作るということは、昔から縁起が良いことと考えられていて、ツバメがすでに毎年巣を作りに来ている家を対象に行ったアンケートでは、75%もの人が好意的に捉えているという結果も出ています。

ペットのように触れ合うことはできなくても「今年もツバメがやってくるだろうか」、「卵は生まれたかな」、「ヒナは元気に育っているかな」などと気にかけ、ツバメの存在をより身近に感じている人が多いようです。

野鳥(野生の動物)が巣を作り子育てする様子を、間近で見られる機会はなかなかありませんので、子どもがいる家庭では情操教育に役立ったり・自由研究など観察記録のテーマにできたりし、野鳥保護について学ぶ機会を得ることにもつなげられます。

しかしながら一方では、ツバメが巣を作ると、周辺の壁や床がフンで汚されてしまい、家屋が傷んでしまうことも。また、近年では、巣から落とされるフンや泥に寄生虫や病原菌がわくことで健康被害を心配する声も増えてきているようです。

そのほかにも、ツバメを狙うカラスなどをおびき寄せてしまう場合もあるなどの理由から、自分の家にはツバメに巣を作りに来てほしくないと思っている人が一定数いるのも事実なのでしょう。

そこで注意したいことがひとつあります。もしツバメが巣を作って卵を産んでしまった場合、ヒナが巣立つまでの間は無断で巣を撤去することは『鳥獣保護法』で禁じられています。

ツバメの巣を望まないのなら、まずは巣が作られない工夫をするのが善策と言えるでしょう。

ツバメに巣を作らせないようにする対策

こちらでは、ツバメに巣を作られないようにする方法をいくつかご紹介しますので、ツバメの巣対策の参考にしてみてください。ひとつの方法だけではなく複数の方法を組み合わせながら対策する方が、より効果が得られやすいそうですよ。

・障害物を置く
照明や配管の上など特定の場所に巣を作られそうな場合は、その場所にピンポイントで物を固定して置き、巣を作るスペースをなくしてしまいましょう。

・壁をツルツルの素材にする
凹凸がある壁は巣作りしやすい場所なので、壁に巣が作られそうな場合は、壁にビニールやラミネート板・アルミホイルを張りつけたりして滑りやすくしておくと良いそうです。その時気をつけたいのが、接着するテープ選び。ビニールを外す時に壁にテープの跡が残らないものを選んで使用しましょう。

・鳥よけネットを設置する
ベランダなどのように広範囲にわたる場所をツバメの巣から守りたい場合は、鳥よけのネットを設置して、ツバメの侵入そのものを防ぐ方法を採るとよいでしょう。

ただ、玄関先では生活が不便になるため、ガレージや屋上への出入り口に使用すると良いですね。

・テグスやテープを貼る・垂らす
ツバメが巣を作りそうな場所の手前側に、壁の両端を結ぶテグスやテープをめぐらせたり、または、上からカットしたテグスやテープを垂らしたりします。テグスやテープが翼に当たるため、巣作りがしにくくなるそうです。テグスは目立たないので、景観が気になりやすい場所でも使いやすそうですね。

・光るものをぶら下げる
要らなくなったCD-ROMや短冊状のアルミホイルなど、キラキラしながら揺れて光るものをぶら下げておくのも、取り類の撃退に効くと言われています。ただし、この方法には、鳥が慣れてしまうことによって効果が薄れるとの声もありますので、ほかの方法と組み合わせながら利用すると良いかもしれませんね。

ツバメの巣への対策は、先手必勝!

ツバメの巣作りと子育ては3月~7月の繁殖期に行われます。

卵が産まれてしまうと、巣立ちの頃まで巣の撤去が難しくなりますので、ツバメが巣を作り始める頃に、巣を作りにくくなるような対策を行っておくことが望ましいでしょう。

壁を滑りやすくして巣をかけにくくしたり、障害物を置いたり、飛びにくくするために網やテグスを張るなど、環境に合わせて複数の対策を採ると、より効果も高まるということです。

もし、巣を作られてしまった場合は、子育てシーズン後にはきちんと巣を撤去して、来年も同じ巣を使われることがないように対処しましょう。

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