旬野菜を楽しむお外ごはん
屋外料理
冬から春にかけて、芽吹きの時期ならではの野菜が出始めました。
旬の味わいを、少しずつ近づいてきた春の香りとともに楽しんでみてはいかがでしょう。
今回はちょっぴりレアな2つの野菜をご紹介します。
芽キャベツ
芽キャベツは、まだ寒い1月頃から春先の3月頃まで出回ります。
よく付け合わせなどで見かけますが、単体ではあまり食べたことがない方が多いのでは?
ほっくり甘くて栄養価たっぷりの芽キャベツは、さっと湯がいてソテーにするだけでも抜群の美味しさです。
□芽キャベツのチーズ焼き
チーズと合わせて主役級のひとしなに。
【材料】
芽キャベツ 10~12個
とけるチーズ 20g(お好みで調節ちょ調整)
塩・胡椒 適宜
ブラックペッパー(粗挽) 少々
【作り方】
- 鍋に湯を沸かし、塩(分量外)を入れ芽キャベツを3~4分ゆでる。
- 水分を切った芽キャベツの水分をきり耐熱容器に入れ塩胡椒を振り、とけるチーズを乗せる。
- オーブンまたはトースターでチーズが溶けて少しグツグツする程度焼く。
- 仕上げにブラックペッパーを振って出来上がり。
チーズをまとったホクホク・サクサクの芽キャベツをお楽しみください。
祝蕾(しゅくらい)
祝蕾は、近年出始めた新しい種の野菜です。
からし菜の一種で大きな株から出るわき芽を摘んで食用にします。
子持ち高菜・蕾菜(つぼみな)・アーサイなどと呼ばれるものも同じ種類になります。
ちょっとからしのようなピリッとした風味があり、コリコリとした食感が楽しい野菜です。
見た目に反して火の通りが早く調理しやすいのも特徴です。
□祝蕾と牡蠣のオイスターソース炒め
祝蕾のコリコリ感と牡蠣の柔らかな食感をオイスターソースでまとめます。
【材料】
祝蕾 5〜6個
牡蠣 1パック
オイスターソース 大さじ1
サラダ油 小さじ1
【作り方】
- 祝蕾は半分または大きさに応じて4等分にカットする。
- 牡蠣はボウルに入れ片栗粉をまぶして水を注ぎ、やさしく揉み洗いしザルにあげておきます。
- フライパンに油をひき、祝蕾を2分ほど炒め、牡蠣を加える。
- 牡蠣に火が通りきる前にオイスターソースを回し入れて混ぜ、全体に行き渡ったら出来上がりです。
独特の食感がクセになる美味しさです。
芽キャベツ・祝蕾ともに道の駅や地野菜の直売所などでよく売られているようです。
ぜひ探しにお出かけしてみてくださいね。