屋上で子どもと楽しく!日光を味方にする工作とは

趣味

子どもとは粘土遊びが好きなものですよね。

家の中で粘土遊びをするとなると汚れてしまったり片付けが面倒だったりしますが、屋上テラスのプレイエリアであればその心配は要りません。それどころか、日光の力を味方につけて早く固め、繰り返し使う粘土遊びではなく、創作としての粘土を楽しめます。

更に近年大人の趣味としても人気のレジンも紫外線で固まるため、屋上で日光の力を借りると手軽にクラフトを楽しむことができますよ。

レジン液は床やテーブル、壁に付着すると落としづらくシミになる可能性もありますが、粘土同様に屋上テラスならば家の中を汚してしまう心配も解消できますし、親子で楽しむこともできますね。

今回はそんな屋上での粘土やレジンのおすすめクラフトレシピを紹介します。

粘土細工をする際に必要なもの

まずは粘土細工をするのに使用する材料から紹介します。ただし、飾りや装飾、色付けをしないようなシンプルなものを作るときには粘土だけでも充分に作品になりますから安心してくださいね。

・自然乾燥粘土
必要な量は作る物の大きさにもよりますが、多めにあるといざという時に困らなくて良いでしょう。自然乾燥できる粘土は、陶土をベースにしたものが多いようで、固まると非常に頑丈になることから、様々なものを作ることができますよ。

・お好みの装飾品
デコレーション用にお好みの装飾品を用意しましょう。掘る模様だけで大丈夫!という方は必要ないですね。

子どもが喜ぶ装飾品としては、お祭りの出店によくある「宝石すくい」で沢山取ったキラキラのおもちゃ。それらを粘土に埋め込めば行き場を失った宝石も活用できますし、キラキラしていて大作を完成させた達成感を得やすいでしょう。

続いて、あった方が良いおすすめの工具はこちらです。

・ハサミ
粘土を必要な量カットするのに使います。固めな粘土ですから、ちぎったりそぎ落としたりするよりも簡単に分けることができます。切った後はお湯で洗うと刃がべたつきません。

・粘土ヘラ
粘土の形を平らにするなど整えるのに便利です。尖っている部分を使って跡をつけて模様にすることもできます。子どもが字を書けるようになった記念に、名前を彫らせても良い思い出のアイテムになるでしょう。

・ボンド
用意した装飾品を接着する際に使用します。埋め込む場合は必要ありませんが、乾いてくっつかなくなった粘土と粘土を接着するときにも使用します。

・ベビーパウダー
型を使ってものを作る際に、型と粘土がくっついてしまわないようにまぶします。型と粘土がくっつくと粘土の縁がゆがんでガタガタになります。クッキーモチーフの小物を作るときには必須でしょう。

・ニス
かたどった粘土に色を乾燥させ、着色、その後の仕上げにニスを塗るとまるで陶器のような仕上がりになります。

粘土で作ったモチーフもニスでつやを出すだけで売り物のような高級感をだせるので、ブローチやピアスのパーツを作るときに使用してみてください。

レジンクラフトする際に必要なもの

UVレジンには固まった際に柔軟性があるものと、完全に硬くなるものがありますが、クラフトで使用する際には硬くなるものが使いやすくおすすめです。

・UVレジン液
LEDレジン液もありますが、屋上でクラフトする際にはUVレジン液にしましょう。LEDレジンは日光では固まらず、レジンを硬化させるためのライトが必要になります。

・モールド(型)
流動体のレジン液を固める際に形を作るためにモールドは必須です。

アクセサリーにできるように初めからチェーンを通す穴があるものや、立体的な宝石の形にできる型もあるので、用途やお好みに合うものを購入しましょう。

チェーンを通す穴がなくても、硬化後にキリを使って穴を開けることもできるので、まずは好みを優先させてもいいですね。

・ピンセット
レジンにパーツを入れる際に細かい作業になってくるため、必要になってきます。レジン液が手に付いてしまうと肌荒れを引き起こす可能性がありますから、子どもが使う場合はピンセットに加えてゴム手袋もあると安心です。

粘土細工で作る植木鉢・小物入れ

さっそく何か作ろうと思っても、子どもは失敗してしまうとやる気がなくなってしまいますから、作り方が分かりやすい植木鉢や小物入れからチャレンジするのがおすすめです。

まずは粘土を必要な量カットしてのべ棒で平たく伸ばします。

伸ばした粘土を型の外側に貼り付けて整えて乾かしていきます。

この際、フチになる部分はお好みでヒラヒラさせるなど形を変えるのも良いでしょう。

乾燥させる際にヒビ割れてしまった場合は水で濡らしてヒビ割れた部分に粘土を詰めて慣らすことで修復することができます。

ヒビが入ってしまっても修正が効きますので、焦らず対処しましょう。

乾燥が済んで本体が完成したら、絵の具などでお好みの色に着色するのも楽しいですし、感想する前に装飾アイテムを埋め込んでも良いでしょう。

レジンクラフトで作るアクセサリー

レジンクラフトで作るおすすめはなんと言ってもアクセサリーです。

チャームやイヤリングなど、用意した型次第で様々なものを作ることができます。大人の真似がしたい小さな女の子には指輪やイヤリングを一緒に作ったら大喜びでしょう。

用意した型にレジン液を流し込んで、装飾用のパーツを封入して紫外線に当てて固めるだけで完成です。液が付かないようにだけ注意すれば簡単に作ることができますね。

レジンが固まる時間は種類によって様々ですが、速乾タイプのもので晴天時であれば30分ほどで固まります。

手ごろな値段のものだと数時間〜数日かかる場合もありますので、半日から数日なんて待ちきれない人や子どもと一緒に作る場合は多少値が張っても速乾タイプのものを選ぶと良いでしょう。

工作は自由度が高すぎて何をしたらいいかわからない…

工作、アートに正解はなく、自分が作りたいものを作る創造力が必要です。しかし、自由すぎても何を作るかや材料について考える時間がかかり、結局何が作りたいのか分からなくなる…という人もいるのではないでしょうか。

そんなときには初めからキットになっているものがおすすめです。粘土も子ども用には作り方の冊子が付いていて、粘土に着色されているものもありますので、何を作ったら分からなくなったらまず冊子を見ながら手を動かしてみましょう。

最初の作品からアレンジを加えていくうちに、創作意欲もわいてきますよ。

レジンは子ども用のキットがおもちゃ屋さんで購入できます。型も説明の冊子もすべて入っているので、まずはこちらも冊子通りに作ってみてはいかがでしょう。

しかし子ども用のおもちゃと侮るなかれ、大人でもハマってしまうような可愛いモチーフばかりですから子どもも大人もしっかり楽しめますよ。

屋上テラスで芸術の秋。知的なおうち時間にしませんか?

秋は芸術の秋、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と様々なことに適した季節です。今は自宅で過ごすことも増えていますし、そろそろおうち時間のレパートリーもなくなってきたころではないでしょうか。

そんな今年の秋は屋上テラスで芸術の秋を楽しんでみてはいかがでしょう。工作は家の中でだと勇気や汚さないように準備が必要ですが、屋上テラスならインテリアを置いていない空間をアトリエにだってできますよ。

今年は好奇心満たされる秋をじっくり満喫してみましょう。

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