屋上テラスで夏インテリアを楽しむ!清涼感と色使いがポイント
忙しい日々に追われるなかで、ほっとひと息つける場所が自宅。お家のなかでも屋外の開放感を楽しめる場所が「屋上テラス」です。今回は、屋上テラスからも涼しさや季節を感じられる「夏インテリア」のポイントをご紹介します。ぜひ模様替えのヒントにどうぞ。
屋上テラスも夏仕様に模様替え
気温が上がり暑さが厳しくなる夏。屋上テラスも、インテリアから涼しさを感じたいもの。色や素材にこだわって、本格的な夏に向けた模様替えを楽しみたいですね。屋内と違い、屋上テラスは年中同じテイストのインテリアになりがちですが、ほんの少しでも季節感を取り入れると気分が変わり新鮮な気持ちで日々を過ごせることでしょう。
それでは、屋上テラスに取り入れたい「夏インテリア」のポイントをご紹介します。
屋上テラスのの「夏インテリア」のポイント
家具を置いたりラグを敷いたり…まるでお部屋のなかにいるようにインテリアを整えたら、屋上テラスがもっと快適に。でも何だか少し物足りない…そう感じたら「季節感」というエッセンスをひとさじプラスしてみてください。ここでは、「夏」にちなんだインテリアのポイントをご紹介します。
小物使いは「ブルー」をアクセントに
インテリアを夏らしくシフトするなら、色からも涼しさを感じさせる「寒色系」カラーを取り入れるといいでしょう。
寒色系とは、水や氷などイメージさせるブルー系の色合いのこと。色の専門家によると、ブルー系のインテリアで整えられたお部屋にいると、暖色系に比べて感じる温度が3℃も変わるのだとか。色で体感温度まで変わるなんて、不思議ですね。
大きな面積を占めるインテリアアイテムで寒色系を取り入れると、雰囲気をがらりと変えることができます。たとえば、屋上テラスに敷くラグをブルー系にしてみては。海を思わせる青のグラデーションカラーを選べば、爽やかな雰囲気を演出できます。
ほかにも、ソファカバーやクッションカバーなどアクセントカラーとしてブルーを取り入れるのもおすすめ。コバルトブルーなど明るめのカラー、グレイッシュブルーなどのシックなカラーなど、同じブルーでも人に与える印象は違います。好みのテイストに合わせて、色選びにこだわってみてはいかがでしょうか。
家具は「自然素材」を意識して
自然素材でつくられた家具や雑貨は、ナチュラルな清涼感を運んでくれます。屋内で使用する家具のように籐やアッシュ材などを取り入れた家具を選ぶのも良いでしょう。
これらの素材は、天然素材ならではの経年変化を楽しむこともできるのが魅力。家族の暮らしとともに成長する家具は愛着も湧くことでしょう。ただ、屋上テラスは風雨にさらされる場所でもあるため、劣化なども心配されます。長く使用することを前提に取り入れるなら、樹脂製の家具を選ぶのも良いでしょう。ラタン調など、ナチュラルな雰囲気に合うデザインもあるので、夏インテリアにもぴったりです。
透明感のある雑貨をプラス
透明感のある水をイメージさせる涼やかなガラス製のグラスや雑貨も、夏インテリアを象徴するアイテム。フラワーベースやドリンク用グラスなどで、「透明感」をプラスすると夏らしさがぐっと高まります。
ファブリックは麻・綿などのナチュラル素材で
家具など大掛かりな模様替えが難しくても、さっと雰囲気を変えられるのがファブリックの魅力。綿や麻などのナチュラル素材は、そのさらりとした肌触りで、暑い季節にも心地よさを運んでくれます。直接肌に触れるソファカバーやクションカバー、テーブルコーディネートならランチョンマットやティーマットなどで小さく取り入れるのも素敵です。
マリンテイストの柄、ハワイアンテイストの柄など夏をイメージさせるモチーフを浮かべたファブリックなら、ワクワクするような楽しい雰囲気を演出できることでしょう。
季節の花を飾って
夏らしいインテリアのしあげには、「夏」を象徴する花を飾ってみてはいかがでしょう。花瓶にヒマワリを飾ったり、鉢植えでいくつか並べるのも素敵ですね。この時、鉢は白を選ぶのがベター。太陽の光を反射して軽やかに見せてくれますよ。
ほかにも、お子さんと一緒に朝顔を育ててみるのはいかがでしょう。 種を植えたらあっという間に芽が出るので、その成長を日々楽しむことができます。色とりどりの朝顔が、屋上テラスを夏らしく彩ってくれることでしょう。
「屋上テラス」のインテリアから夏らしさを感じよう
屋上テラスを夏らしく演出するなら、「透明感・自然素材・寒色系カラーをプラス」をポイントにするのが近道。あなたもぜひ取り入れやすいものからトライしてみてはいかがでしょうか。きっと屋上テラスが見違えるように夏を感じられる場所になるはずですよ。