コットンテントとは?おうちグランピングが可愛く映える!

お家キャンプ

贅沢な時間が楽しめるキャンプといえば、グランピング。手軽にリゾート気分が味わえるので、新たなアウトドアスタイルとして日本にも定着してきました。

コットンテントは、グランピングで主流となっているアイテムで、明るい色と優しい質感が特徴です。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるため人気を集めています。

そこで今回は、おうちグランピングにぴったりのコットンテントについてご紹介!コットンテントの魅力やおすすめメーカーをぜひチェックしてみてくださいね。

コットンテントとは?

コットンテントは、コットン素材を使用して作られたテントです。テントの大半は、ナイロンやポリエステルといった化学繊維で作られていますが、コットンは天然素材です。グランピングで白やクリーム色のテントをよく見かけると思いますが、その多くがコットン素材とされます。

ふかふかのソファや可愛いカーペットで豪華な室内をつくるときには、ぴったりのテントです。

ポリコットンは、コットンと化繊の良いとこ取り

コットンテントには100%コットン以外に、ポリコットン(T/C)と呼ばれる素材があります。ポリコットンは、コットンと化学繊維の混紡生地です。

コットンが持つ優しい肌触りと断熱性、ポリエステルなどの化学繊維が持つ軽量性を組み合わせた、両者の強みを活かした素材とされています。

コットンテントは、コットンの比率によって質感や風合いが変わるので、その辺りも注目して選んでみましょう。

見た目もおしゃれ!コットンテントのメリット

グランピングで人気のコットンテントには、メリットもいっぱい。お気に入りのインテリアやアウトドアグッズと一緒に、おうちキャンプを素敵に演出してくれます。

グランピングが可愛く、おしゃれに映える

テントといえば茶色や緑などちょっと地味なカラーが多めですが、白やクリーム色のコットンテントなら明るく、華やかな雰囲気に。光沢があって、柔らかい風合いをしているので、自然の中でも存在感が際立ちます。可愛い形のテントも多いので、屋上テラスをおしゃれに飾れますよ。

おうちキャンプなら常設もできる

コットンテントのデメリットは、重量があること。キャンプ場や公園に持っていくのであれば一苦労ですが、屋上テラスでならそんな問題もお構いなし。天候にもよりますが、おうちでなら常設も可能なので、一度設営すればずっと置いておけます。

丈夫なうえ、夏も冬も快適

コットンは、ナイロンなどの化学繊維と比べて丈夫な素材。きちんとメンテナンスすれば、長く愛用できます。

夏は暑さを遮り、冬は暖かい空気を逃さないのもコットンテントの魅力。保温性が高く、通気性もいいので、じめじめする日も湿気を外に逃してくれます。

室内で焚き火もできる

ナイロンやポリエステルと比べて、コットンは火にも強い素材です。燃え広がりにくいという特徴があるので、テントによっては室内で焚き火ができるモデルもあります。ただし、絶対に燃えないわけではないので注意。

コットンテントは形も豊富!

デザインや形も豊富なのが、コットンテントの良いところ。好みの色やデザイン、使用人数に合わせて自由に選べますよ。

ティピー(ワンポール)型

ティピー型は、一本のメインポールで立ち上げるため、ワンポール型とも呼ばれるモデル。シンプルな三角形のシルエットが特徴です。設営も簡単で、初心者にも扱いやすくなっています。

ベル型

テントのサイド部分を立ち上げて、室内スペースを広く取ったのがベル型。天井も高くなっているので、大人でも快適に過ごせます。ベッドやソファなど家具が多いときにもおすすめですね。屋上テラスではペグダウンができないので、重りや柱などを利用してテントを固定しましょう。

Aフレーム型

入り口部分が「A」の形をしたテントです。内部への出入りがしやすく、タープと組み合わせやすいモデルも登場しています。Aフレーム型はバリエーションが豊富なので、設営のしやすさやデザインなど、さまざまな選び方ができます。

ロッジ型

居住性重視で選ぶなら、ロッジ型がおすすめ。フレームに重量があるため持ち運ぶのは大変ですが、おうちキャンプでなら使いやすいですね。壁を垂直にして空間を広く取っているため、ファミリーなどの大人数でも快適に過ごせます。

コットンテントの注意点

どんなに優れたテントにも、メリットとデメリットがあるもの。コットンテントの弱点についても、ぜひ知っておきましょう。

水を吸収しやすい

コットンは化学繊維よりも、水を吸収しやすい素材です。雨天時に雨を多く吸うと、屋上テラスとはいえ「重くて運べない…」といった事態になることも。天候が悪化しそうなときは、早めに収納して対応しましょう。

カビやすい

コットンテントを濡れたまま放置すると、カビやニオイが発生する原因となります。雨に濡れてしまったときは、汚れを落として、なるべく早く乾かすようにしましょう。丁寧にメンテナンスしてあげれば、テントも長持ちします。

おうちグランピングで映える!おすすめメーカー5選

コットンテントを取り扱っているメーカーはいくつかあります。ここではおすすめのメーカーを厳選してご紹介しますよ。

NORDISK (ノルディスク)

シロクマのロゴが象徴的な北欧ブランド・ノルディスク。グランピングにぴったりなティピー型「アルフェイム」は、きれいな円錐形が特徴です。他にも「アスガルド」など、おしゃれでハイスペックなモデルを多数輩出しています。

テンマクデザイン

キャンプに癒しや楽しさ、ワクワクをプラスしてくれるアイテムを開発しているテンマクデザイン。「サーカスコットンバージョン」は、ベストセラーモデル「サーカスTC」と同じ仕様で、100%コットンにリニューアルした製品です。白を基調としたモデルは、グランピングにも映えること間違いなし!

ogawa(オガワ)

キャンパーからの信頼も厚く、100年以上の歴史があるアウトドアブランド・オガワ。「ピルツ 15 T/C」は、自然な風合いでクラシカルな見た目が可愛いですね。ポリコットンを採用したベル型テント「グロッケ」は、初心者でも設営しやすいモデルです。

BECKEL CANVAS PRODUCTS(ベッケル キャンバス プロダクツ)

高品質のキャンプ用テントを製造するため立ち上がった、アメリカ・ポートランド発のブランド。「Eena Miner Style Tent」は、生地にアメリカ製最高級10オンスキャンバス地を採用し、オールコットンながら防水加工が施されています。美しいシルエットで、豪華なキャンプを演出。

テンティピ

デザインの可愛いさから人気のブランドといえば、テンティピ。

シンプルな構造の「オニキス」、快適重視の「ジルコン」、プロ仕様の「サファイア」のすべてにポリコットン素材のテントが用意されています。キャンバス地のような風合いで、優しい雰囲気をつくります。

まとめ 

グランピング施設にも使用されるコットンテントは、おしゃれな見た目で人気。天然素材の柔らかい質感、明るい色が特徴で、オールシーズン快適に過ごせます。100%コットンにするかポリコットンにするかを考えてみて、おうちキャンプでリゾート気分を満喫しましょう。

松崎 清央

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ライター / 自然体験教育者。公務員を退職後、アウトドア専門学校に入学し、子どもの野外活動、登山、キャンプの技術を取得。WEB媒体を中心に、アウトドア・自然...

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