「屋上テラス」をリゾート風に。“ラグジュアリー”なインテリアをつくるには?
空の下で開放感が思いきり楽しめる「屋上テラス」。「もうひとつのリビング」としてもっと心地良く過ごすなら、インテリアにもこだわってみませんか。今回は、「ラグジュアリー」なインテリアをテーマに、リゾート気分を盛り上げる素敵なコーディネート術をご紹介します。
「屋上テラス」でリゾート気分を楽しむ
開放的で広々とした屋外空間「屋上テラス」。自宅にいながらアウトドア気分が楽しめる贅沢な場所、せっかくなら居心地がよく絵になる素敵なスペースにしたいですよね。
そのためにはまず、屋上テラスを家具などによって「ゾーニング」することから始めてみましょう。ゆったりとリビングのように過ごせる「機能性」をプラスすることで、屋上テラスがさらに心地よく生まれ変わります。
「非日常」を感じられる、心地良い屋外スペースに
屋上テラスの魅力は、まるでリゾートにいるような「非日常」を体感できることですよね。立地にもよりますが庭に比べて高さのある屋上テラスは、プライバシーを確保しやすく開放感を楽しめる場所。風や光を感じて、屋内にはないリラックスした時間を過ごせます。
このスペースをより快適にするのが、食事しやすいテーブルや体を預けてゆったりと腰かけられるチェアなどを配置したインテリア。これからご紹介するのは、リゾートホテルのように「ラグジュアリー」な雰囲気を演出できるアイテムたち。ぜひお気に入りを取り入れて、心も身体も癒される自分だけの極上屋外スペースをつくってみてください。
屋上テラスに揃えたい。ラグジュアリ―なインテリアアイテム集
屋上テラスで食事をしたり、ゆったりとくつろいだりできるスペースに欠かせないのがダイニングセット。リゾート感を意識するなら、自然を感じさせる素材や圧迫感のないロースタイルを選んでみてはいかがでしょう。耐久性や耐候性の高いアルミや人工ラタンなど、屋外でも快適に使える素材の家具がおすすめです。また、風であおられることも考えられるため、固定金具などを備えているかもチェックしてみてください。
テーブルとチェアを置くと素敵な屋上インテリアになるだけでなく、ゾーニングにも一役買ってくれます。くつろぐ場所、お子さんが遊ぶ場所、など役割をもたせると、屋内のように使いやすく見た目も美しい屋上スペースにしあがります。
思い思いのリラックスタイムに「リクライニングチェア」
好きな角度に背もたれを変えられるなど、好みの座り姿勢でゆったりと過ごせるリクライニングチェアも、ラグジュアリーな屋上テラスに置きたいアイテム。使わない時にはコンパクトに収納できる、折りたたみタイプもあります。
そばにサイドテーブルをプラスすれば、より使いやすく。ちょっとした飲み物や本などを置いておくことができるため便利です。読書をしたり昼寝をしたり…思い思いのリラックスタイムを過ごせることでしょう。
リゾート感を高める「ラグやクッション」
屋上テラスの雰囲気をがらりと変えるのが、クッションやラグなどのファブリック。屋外で使用するため、耐久性のあるポリプロピレンや塩化ビニール等の素材でつくられた「アウトドアラグ」がおすすめです。水はけがよく、日光による経年劣化も抑えられるため屋外テラスにぴったり。
高級リゾートをイメージするなら、白をベースカラーにアクセントでダークブラウン・ネイビーなど、シックな色合いを選ぶのが良いでしょう。シンプルモダンなテイストがお好みなら、すっきりとしたラインのみでデザインされたものや、幾何学模様を浮かべたラグがマッチします。
シックな大人の雰囲気を演出する「照明器具」
屋外テラスでは、夜に星空を眺めながらホームパーティを楽しむことも醍醐味。快適に過ごすために欠かせないのが照明です。ラグジュアリーな雰囲気を演出するなら、間接照明で非日常的なくつろぎのスペースをつくってみてはいかがでしょう。
たとえば壁や床に光を反射させたライン状の照明は、明るさを確保しながらスマートに屋上テラスを照らします。ラグジュアリーな雰囲気をつくるコツは、高い位置から強い光で照らすのではなく、低い位置に間接照明や小さな光を散りばめていくこと。危険のないよう明るさを調節しながら、居心地の良い照明づかいを工夫してみては。
お手入れ簡単な「フェイクグリーン」
屋上テラスに、みずみずしく優しい雰囲気を演出してくれるのがインテリアグリーン。リアルな植物を育てるのも良いですが、水やりやお手入れが心配という方は、四季を通してお手入れいらずの「フェイクグリーン」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
最近では、屋内外に置くことができるCT触媒加工のインテリアグリーンもあります。空気に触れると消臭・抗菌効果を発揮すると言われているため、気になる方はチェックしてみてください。
「屋上テラス」プライベートなリゾートスペースに
慌ただしい日々の中で、ふと空を見上げると心がほっとしたり清々しさを感じられたりするもの。おでかけがままならない日々のなかで、「屋上テラス」はプライベートなリゾート感を味わえるかけがえのないスペースになるのではないでしょうか。
せっかくそこにあるのなら、もっと居心地の良い空間に…と願うのは自然なこと。少しだけ贅沢を感じられるインテリアは、きっとそんな大切なスペースを素敵に演出してくれることでしょう。