ワンランク上の素敵なインテリアに。センスよく飾る「ディスプレイ」のポイント
自分らしいインテリアが楽しめるディスプレイ。空間のアイキャッチになるだけでなく、自分らしく心和む空間を生み出すことができます。今回は、センスよく飾る「ディスプレイのポイント」をご紹介します。
ディスプレイ、「難しい」と感じていませんか?
シンプルなインテリアが好きという方も、小物がセンスよく飾られたお部屋には憧れを抱くのではないでしょうか。インテリアをもっと自分らしく素敵にしたい、と思ったらぜひ取り入れてほしいのが「ディスプレイ」です。
何だか難しそう…としり込みしてしまう方も大丈夫。コツさえつかめば、難しいことはありません。ご紹介する「ディスプレイのポイント」を参考にすれば、きっと自分好みの素敵なディスプレイを楽しめるはずですよ。
センスよく飾る「ディスプレイ」のポイント
飾る「テーマ」を決める
ディスプレイをセンスよくまとめるためには、「テーマ」を考えておくのが近道。たとえば、クリスマスなど季節感のあるイベントや、好きな国にちなんだ雑貨やカラー、好きな花のモチーフや香りのアイテムなど何でも構いません。飾りたいテーマを決めて、それに合うアイテムを集めれば、世界観のあるディスプレイに仕上がります。
モノを厳選し飾りすぎない
洗練されたディスプレイをめざすなら、飾るモノを厳選することが鍵に。あれもこれも飾りたくなりますが、そこはぐっと我慢。限られたスペースのなかでも余裕を持たせて配置すると、ギャラリーのようにひとつひとつのアイテムが際立ちます。配置に悩んだら、「三角形」を意識して飾ると美しくまとまりますよ。
飾る配置やモノの分量に迷った時には、その場から少し離れて全体を見てみるのもおすすめ。ディスプレイが「ひとつの絵のようにまとまっている」かチェックしてみてください。
ディスプレイに使う色は「3色以内」で
ディスプレイで飾るモノに悩んだら、「色を揃える」ことを意識してみましょう。ディスプレイに取り入れる色は、3色以内にまとめるとセンスよく飾ることができます。
壁や家具の色をベースカラーとして、ディスプレイに使いたいメインカラー(カーテンなど中面積で使っている色)、そしてポイントになるアクセントカラー(クッションカバーなど小面積で使っている色)というバランスで取り入れてみては。インテリアになじみ、全体としてまとまりのある空間に仕上がります。
インテリアになじむよう「テイスト」を揃える
ディスプレイがどんなに素敵でもお部屋の雰囲気と合っていなければ、ちぐはぐな印象になってしまいますよね。そこで意識したいのが、「テイスト」を揃えることです。
たとえば、北欧インテリアやナチュラルインテリアがお好みなら木製家具になじむ自然素材を基調とした小物を、モダンインテリアがお好みなら無機質な素材の小物で揃えるのも良いですね。どんなアイテムを飾れば良いのか迷ってしまったら、同じモノを複数飾るテクニックを取り入れてみては。共通するモノを飾ることで、自然に統一感が生まれます。
インテリアグリーンをプラスする
ディスプレイの仕上げには、インテリアグリーンを。どんなディスプレイにもなじみ、優しい雰囲気とみずみずしさをプラスしてくれます。
飾り方は自由。シンプルなガラス花瓶にさりげなくグリーンを挿すのもよし、鉢植えを取り入れるのも良いでしょう。置き場所に困ったら、少し離れて見て寂しいなと感じるスペースを埋めるように配置してみてください。ディスプレイをより美しくいきいきと見せてくれるはずです。
また、場所に合わせて飾るグリーンを選ぶと周りのインテリアにも自然になじみます。たとえば、キッチンの近くなら、ハーブやミニ野菜を飾るのもおしゃれ。小ぶりのグリーンをトレーに集めて飾るのも素敵です。
リゾートホテルのように洗練された空間をめざすなら、以下の品種を選ぶと雰囲気がぐっと高まることでしょう。
■フィカス・ウンベラータ
どんなインテリアにも合う、明るい黄緑色の葉が特徴のフィカス・ウンベラータ。置くだけでセンスの良さを感じさせるおしゃれ感が魅力です。こちらの品種は耐寒性がないため、寒い時期は暖かい場所に置くとよいでしょう。
■モンステラ
大きな切れ込みの入った葉が印象的なモンステラ。南国風リゾートがお好みの方におすすめです。そこにあるだけで、リゾート感をただよわせる佇まいはディスプレイをブラッシュアップしてくれるはず。耐陰性・耐寒性があり置く場所を選ばない品種なので、初心者さんも気負いなく育てられるのではないでしょうか。
ディスプレイでワンランク上の素敵な空間に
小さなスペースでも、思い思いの世界観を生み出せるのがディスプレイ。まずは、ディスプレイする場所をすっきりと片付けてから取りかかると、飾るモノがより際立ちますよ。
あなたも、ディスプレイでワンランク上の素敵なインテリアを楽しんでみませんか。