どう選ぶ?どう飾る?「インテリアグリーン」で癒しの空間をつくろう
お部屋をもっと爽やかな雰囲気にしたい、と思ったらインテリアグリーンを置いてみませんか。枯らしてしまわないか心配、どう飾れば良いのかわからない…そんなお悩みがある方も大丈夫。いくつかのポイントを参考にすれば、きっと素敵に取り入れられるはずです。今回は、あなたに合ったインテリアグリーンの選び方や、飾り方のアイデアをご紹介します。
インテリアグリーン、どう選べば良い?
暮らしにうるおいを与え、お部屋に優しい雰囲気を演出してくれるインテリアグリーン。上手に育てられるか心配、どんなグリーンを選べば良いの?と取り入れるのに躊躇してしまいますよね。
そんな時には、これからご紹介する選び方を参考にしてみてはいかがでしょう。たくさんある品種の中から、あなたのライフスタイルや好みに合ったタイプを選ぶヒントになるはずです。
あなたに合った「インテリアグリーン」の選び方は?
「お手入れ」に自信がないなら
インテリアグリーンをお部屋に置きたいけれど、お手入れが難しそう…と尻込みしてしまう方は多いのではないでしょうか。生きものを育てる、ということに慎重になるのは自然なこと。でも、グリーンのなかには比較的お手入れがラクな品種もあるのです。
もしあなたがお手入れに自信がないのなら、「育てやすさ」をポイントにしてグリーンを選んでみると良いかも。日当たりやライフスタイルなどを考えて、以下の品種のように気軽に楽しく育てられるタイプを選んでみてくださいね。
■比較的お手入れがラクな品種
フィカス・ウンべラータ、フィカス・ベンガレンシス、シェフレラなど
またお部屋で土を使うのは大変そう…という方は以下のようなアイテムを使って、トライしてみてはいかがでしょうか。
■ハイドロカルチャー
水耕栽培のこと。土の代わりにハイドロボールと呼ばれる発砲煉瓦を入れて栽培します。床などを汚さないため、お部屋での栽培にぴったり。
■エアプランツ
土も水も必要がなく、ただ置いておくだけで育ちます。空気中から水分や養分を吸収するため、お手入れがとてもラク。
「好みのインテリア性」を重視したいなら
インテリアのテイストに合わせて、お好みの葉形や色を選ぶのも良いでしょう。わが家にぴったりと一目惚れしたグリーンなら、きっとインテリアになじむはずです。葉形のほかにも枝ぶりやサイズ感など、インテリアのテイストや好みに合わせて選んでみてください。
「置き場所」が決まっているなら
すでにインテリアグリーンの置き場所が決まっている、あるいは置く場所が限られているという場合は、「環境」に合わせてグリーンを選んでみましょう。そうすれば、おのずと品種も絞られ選びやすくなるはずです。
たとえば、日陰になってしまう場所に置きたい場合は、ポトスやガジュマル、テーブルヤシなど直射日光を必要としない品種がおすすめ。ぜひ、環境に合ったグリーンに注目してみてください。
お部屋がもっと素敵になる「インテリアグリーン」の飾り方
グリーンを「サイズ違い」で飾る
大鉢のもの、中小鉢のもの、つり鉢のものとインテリアグリーンのサイズはさまざま。サイズ違いで飾れば、奥行きのある楽しいインテリアに仕上がります。配置に迷った時には、大きな鉢植えを主役にすると上手くいきます。周辺に小さな鉢植えを散りばめていくイメージで並べるとバランスよくまとまりますよ。
あえて「ランダム」に飾る
美しく整然と並べるのも素敵ですが、少しカジュアル感を演出したいなら「ランダムに配置する」ことにもトライしてみては。それぞれの品種には育つのに適した環境があるため、それをふまえてグループ分けし、配置すると上手に育てられるはずです。
「高さ」を出して飾る
インテリアグリーンは床に直置きするだけでなく、高さを出して飾るのも素敵です。キャビネットやデスク、スツールを台にしたり、吊るしたりとグリーンを立体的に楽しめる配置を考えてみてはいかがでしょう。アイビーやポトスなど、つり鉢タイプのグリーンはつるが長く伸びるため、高い位置に飾るのにぴったりです。
グリーンを「一箇所に集めて」飾る
高さが1メートルくらいまでの小中サイズの鉢植えを飾るときには、「一箇所にたくさん集める」ことを意識すると、表情豊かなディスプレイに。さまざまな葉形や色合いが混ざり合うことで、よりグリーンの美しさを感じられるはずです。また、一箇所に集まっていることで、水やりなどのお手入れもぐっとラクになりますよ。
癒しをそばに。「インテリアグリーン」のある暮らし
忙しい日々のなかでもインテリアグリーンに触れ合うことで、心が豊かになるひとときを過ごせるのではないでしょうか。あなたもぜひ、「インテリアグリーンのある暮らし」はじめてみませんか。きっと癒しを感じられるはずです。