屋上もインテリアにこだわりたい。屋外用ソファーの選び方や雨対策

屋上スペース活用

自宅の屋上に、お店のテラスやカタログに載っているようなソファーやチェアを置いて、お茶や食事が楽しめるおしゃれなアウトドアリビングを作ってみませんか?

おしゃれなアウトドアリビングに憧れてはいるけれど、雨が降りそうなときは屋内に入れる必要があるのか、雨に濡れたらカビが生えてしまうのではないかという心配から諦めている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は屋外用のソファーの選び方や雨対策のポイントについてご紹介します。

生地で屋外用ソファーを選ぶ

・加工なし

特別な加工は施されていませんが、屋外仕様なので万が一雨で濡れたときでも乾きやすいように通気性に優れている生地が扱われています。

ですが、長時間雨ざらしにするのは避けた方が良いので、何日も雨が続きそうな時は屋内に取り込んだ方が良さそうですね。

通り雨や小雨程度ならばそのままで大丈夫です。

生地の質感は屋内用ソファーに似ていて、柔らかい生地であるのが特徴です。

・撥水加工

撥水加工の生地はポリエステルやアクリル繊維からできており、柔らかい質感と通気性が高いのが特徴です。

特に生地の柔らかさを求める場合は、アクリル生地のものを選ぶと良いでしょう。

・耐水加工

耐水加工の生地は抗菌仕上げをしたポリプロピレン生地が採用されており、裏面にポリウレタンフィルムを施すことで、水が染み込まないように二重構造になっています。

そのため、雨の日に出しておいても表面は濡れてしまいますが、内側までの浸水は防いでくれます。しかし、完全防水というわけではないので、激しい雨の場合には防水カバーをした方が良いでしょう。

・防水加工

防水加工の生地はクルーザーのデッキに置いても問題なく使用ができるほど高い防水性能を持っています。

汚れがついてしまった場合でも、少し濡らしたスポンジでの拭き掃除だけでメンテナンスが可能なので、とっても便利ですよね。

素材で屋外用ソファーやチェアを選ぶ

・木製

木製でできたチェアやソファーは自宅のアウトドアリビングをカジュアルな雰囲気にしたい方におすすめです。

1年に1〜2回ヤスリ掛けをして表面の汚れをクリーナーで落とし、乾かした後オイルを塗ってメンテナンスをすると長持ちします。

使用される木材によって耐久性や価格に差はありますが、基本的には2〜3年で劣化してしまうので雨が降りそうな時は片付けておく方が無難です。

どうしても木製が良い場合は、室内に入れることも考えて、折りたためるものを選ぶか、小さくて軽量なものを選ぶと良いでしょう。

・高密度ポリエチレン製

高密度ポリエチレン製のチェアやソファーは繊細に編み込まれたデザインになっていることから人口ラタンとも呼ばれていて、リゾートのようなラグジュアリーな空間を演出できます。

高密度ポリエチレン製のものはお手入れも水をかけて丸洗いするだけで、耐水性にも優れているので雨の日にそのまま置いていても問題ありません。

日に当たりすぎて劣化するということもないので、屋外用のソファやチェアの素材としては1番適していると言っても過言ではありません。

ラタン風の屋外用チェアは、高級感のあるデザインなのでテラス席のある飲食店でも良く使用されていますよ。

・塩化ビニル製

塩化ビニル製のチェアやソファーはアウトドアリビングをシンプルに統一したい方や、カジュアルな雰囲気にしたい方におすすめです。

お手入れ方法や耐水性などは高密度ポリエチレン製のものと同じで扱いやすいのが特徴です。

しかし、紫外線に弱いため、劣化してしまうと、表面がザラザラした手触りになってしまう可能性があり、色褪せしてしまう可能性もあるので注意してください。

塩化ビニル製のチェアは、春から夏は出しっぱなしにしない方が良いでしょう。

・金属製

金属製のチェアやソファは繊細なデザインが多いため、アウトドアリビングの雰囲気をすっきりとしたモダン調やアンティーク調にしたい方におすすめです。

水に錆びやすいため、なるべく使用した後は片付け、錆びてしまった場合は専用クリーナーで落とすなどのメンテナンスが必要です。

屋外用ソファーの雨対策

・クッションにもこだわる

ソファーやチェアでゆったりとくつろぐためにはクッションがあると嬉しいですよね。

ですが、ソファーのフレームやチェアの素材が屋外に出しっぱなしが可能でも、クッションそのものや、ソファーの背もたれ部分、座面部分を毎回片付けるのは手間だと考える人も多いことでしょう。

もちろん、屋内用のクッションを外に持ち出している場合は片付けなければ雨や日差しで傷んでしまいます。

しかし、屋外用に作られているクッションは特殊なウレタン中材が使われているので、通水性と通気性に優れており、雨に濡れてもすぐに乾くので劣化しにくいのが特徴です。

また、防カビ加工が施されているものが多いので、そのまま屋外に置いていても気にすることなく気持ち良く使えるので安心です。

加えて、アクリル100パーセントの生地で作られているカバーであれば、色褪せしにくく、撥水・防腐・防カビ加工が施されてるので万が一汚れてしまっても洗えば清潔に保てます。

・防水カバーをつける

屋外用ソファーやチェアは屋外環境に対応した製品ではありますが、少しでも長く綺麗に使っていくためには、それなりのお手入れは必要です。

そのため、長期間使わない場合は、ソファーのクッション部分は屋内に入れて保管し、フレーム部分やチェアには防水カバーをしておくと、雨以外にも虫予防にもつながります。

・濡れてしまった場合は洗濯して自然乾燥

クッションのカバーやソファーのカバーが濡れて汚れてしまった場合は、洗濯機や手洗いし、乾燥機にはかけずに自然乾燥で乾かしましょう。

乾いた後もアイロンなどで熱を与えずに、なるべくシワにならないように干しましょう。

まとめ

©COLORS

今回は自宅のアウトドアリビングに置く屋外用のソファーやチェアの選び方や雨対策についてご紹介しました。

屋外用家具の材質によっては意外と簡単にお手入れできるので、興味が湧いた方もいるのではないでしょうか。

屋外用として販売されているソファーやチェアは、基本的には屋外で使えるように対策されているものなので多少の雨に濡れても問題はありません。

しかし、せっかくなら綺麗に長くおしゃれに使いたいですよね。

なかでも、高密度ポリエチレン製のソファーフレームやチェアは機能性に非常に優れているうえに、ラタン調の繊細さが、自宅の屋上に非日常感とラグジュアリー感を与えてくれるのでおすすめです。

ほかの素材でつくられているものも、ポイントを押さえて使用すれば劣化スピードを遅らせ、長期間楽しめますよ。

現在、住宅購入を検討しているという人は、屋上に家具が備わっている物件を見てみるのもおすすめです。新居に引っ越してから屋上に置く家具を揃えるまでには時間がかかるので、まずは備え付けの家具で使用感を試せるのは嬉しいポイントですよね。

雨にも負けない耐久性や、お手入れが手軽な屋外用家具で、みなさんも上質な時間を過ごしみませんか?

管理人

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