「夏用ラグ」で床から快適性をアップ!【素材・機能】選び方のポイント
本格的な夏を迎える前に、部屋のインテリアを「夏仕様」にするとお家時間がより快適になります。床から伝わるひんやりとした感覚が気持ちよく感じる季節ですが、床に座って過ごすことが多い、素足で過ごすことが多いというご家庭にあると便利なのが「夏用ラグ」です。今回は、心地よく使いやすい夏用ラグの素材やデザイン選びのポイントをご紹介します。
「夏用ラグ」を敷くメリットは?
素材や選び方を見ていく前に、夏用のラグを敷くメリットをおさらいしておきます。
・床に座って過ごす時間が快適になり、くつろげる
・素材を選べば、素足で過ごしてもさらりとべたつかず心地いい
・足音を軽減するなど、防音対策になる
・部屋のインテリアが夏らしくなる
上記のポイントのなかでひとつでも当てはまれば、あなたのお部屋の夏用ラグを取り入れてみると暮らしがもっと心地よくなるはずです。
【素材編】夏用ラグの選び方
夏用ラグを選ぶ時には、いくつかのポイントがあります。今回は、素材と機能に着目して選ぶポイントをご紹介します。
1.洗えるラグなら「綿100%」
汗をかきやすい夏。素足で踏むラグは汚れやすいため「洗えるラグ」を選べば清潔に使い続けることができます。洗濯に強い「綿100%」のラグは、吸湿性にも優れているためさらっと快適な肌触りが魅力。使い続けるほどに味わいのある風合いになっていきます。
2.さらりと心地いい「リネン」
しなやかでハリのある素材感、さらにさらりとした爽やかな肌触りが魅力の「リネン」。麻の一種で夏用ラグの素材として人気です。吸湿性が高く、通気性もよいため夏インテリアをより心地よいものにしてくれます。耐久性の高い素材なので、長く使い続けられるのも嬉しいところ。使い込むほどに風合いがよくなり、「育てる」楽しさのある素材です。
3.清涼感のある「い草」
清涼感のある香りと肌触り、遠い昔から日本の暮らしに寄り添う素材が「い草」。心地よい香りやさらりとした肌触りは、夏インテリアに「涼感」をもたらしてくれます。い草は畳に使用されますが、最近ではさまざまなデザインの「い草ラグ」が登場しています。モダンインテリアにも合う洗練されたアイテムもあるため、和モダンインテリアを目指す方にもおすすめです。
4.ひんやり気持ちいい「竹」
竹素材は、丈夫でしなやかであるだけでなく、雑菌の繁殖を抑えるとも言われています。踏み心地はひんやりとしていて、素足で歩くとさらりとしているのも特徴です。毛足の長いラグに比べ、竹素材のラグは掃除のしやすさも魅力。掃除機もラクにかけることができます。竹素材にウレタンを組み合わせたクッション性のあるラグなら、床で過ごす時間がより快適になることでしょう。
【機能編】夏用ラグの選び方
1.洗濯可能なラグ
夏用ラグは、家庭用洗濯機で洗濯可能であればより清潔に使うことができます。薄手で軽量なタイプも多いため、夏用寝具を洗うようにお手入れしやすいことでしょう。乾きやすく軽量なタイプを選べば、こまめなお手入れもしやすいですよ。
2.接触冷感、吸放湿性のあるラグ
触れるとひんやりとした感覚になる「接触冷感」素材は、夏の寝具やラグの機能として定番になっています。エアコンを強めにしなくても、接触冷感のラグで床をひんやりさせればエコに快適性をアップさせられるかも。また、吸放湿性に優れていればラグの表面はいつもサラサラ、汗などのべたつきも気にならず心地よさが続きます。
3.抗菌防臭加工が施されたラグ
抗菌防臭機能のあるラグを選ぶと、暮らしのなかで発生する不快な臭い対策になります。床は汚れやすく臭いも発生しやすい場所。予め抗菌防臭効果のあるラグを敷いておけば、菌の繁殖や臭いの発生を軽減することができるでしょう。
4.防ダニ機能があるラグ
防ダニ加工が施されたラグは、ダニを寄せ付けにくいため清潔な状態を保ちやすくなります。ダニに対しての忌避効果、ダニの増殖を抑制する効果が期待できる素材を選べば、一定期間ダニ対策になることでしょう。特に日本の梅雨時期はジメジメとして蒸し暑くなるため、ダニが繁殖しやすい時期だと言われています。ダニによるトラブルが気になる方は、早めに防ダニタイプの夏用ラグを準備してみてはいかがでしょうか。
「夏用ラグ」で暑い季節も床から快適に
暑さが厳しい夏を快適に過ごすためには、お家時間の過ごし方やインテリアを工夫する必要があります。夏用ラグの素材や機能にこだわれば、納得のいくアイテム選びができることでしょう。あなたもぜひ、床で過ごす時間を快適にする「夏用ラグ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。