浮かせればすっきり。【部屋別】水回りの「ハンギング(吊るす)収納」アイデア
水回りはスペースが狭いことも多く、収納不足に悩むことはありませんか。家具を増やさずに収納場所を広げるのに役立つのが「吊るす収納(ハンギング収納)」です。
ハンギング収納は、省スペースで収納が増える便利なアイデア。特に、出し入れのしやすさや乾きやすさを求める水回りにぴったりの収納方法なのです。今回は、「部屋別」に浮かせてすっきり「ハンギング収納」のアイデアをご紹介します。
「ハンギング(吊るす)収納」のメリットは?
キッチンツールや水回りの雑貨などを「吊るして収納」することをハンギング収納と言います。壁や扉の裏側などを上手に使えば、デッドスペースを有効活用できるだけでなく、出し入れのしやすさもアップする便利な収納アイデアです。
ハンギング収納は、下記のようにさまざまなメリットがあります。
・省スペースで収納場所が増える
・モノの出し入れがしやすい
・見せる収納が楽しめる
・乾きやすく衛生的に使える
・モノの量を把握しやすい
このようにメリットが多いハンギング収納ですが、注意点もあります。ハンギング収納は、見せて収納することが多いため、雑然とした印象を与えることも。また、出し入れが少ないモノをハンギング収納すると、モノに汚れが溜まりやすくなる場合もあります。頻繁に使うモノを厳選することを意識すると、ハンギング収納のメリットを感じられることでしょう。
水回りに取り入れたい「ハンギング(吊るす)収納」のアイデア
【キッチン】フライパンやキッチンツールの収納に
フライパンや小さな鍋など使う頻度の高い調理器具は、ハンギング収納に向くアイテム。キッチンはスペースが限られていることもあり、使いやすい空間にするためにも取り入れたい収納方法です。
ですが、日常的に使わないモノまでハンギング収納してしまうと、油汚れやホコリなどが付きやすいため、毎日使うモノだけ厳選することをおすすめします。洗って水をしっかりと切れば、キッチンツールなども乾かしながら収納可能。自然乾燥できるため、片付けがスムーズになることでしょう。
キッチンの壁や窓際のちょっとしたスペースにバーを設置し、フックを取り付ければOKです。調理器具のなかには重量があるモノもあるため、耐荷重に気をつけて設置してみてください。比較的軽量なミトンや鍋敷き、フキンなども飾りながら収納するとキッチンインテリアが華やぎます。火気の近くは危険なため、万一落下しても安全な場所にハンギング収納スペースをつくってみましょう。
【洗面所】清潔感を保ちたい洗面グッズの収納に
家族が頻繁に使う洗面所も、清潔感を保ちつつ使いやすい収納に整えたい場所。ハンギング収納なら、水気のあるモノを乾かしながら衛生的に収納することができます。
たとえば、タオルハンガーなどにピンチ付きのフックを下げて歯みがき粉や洗顔料を吊り下げるのもおすすめのアイデア。洗面台まわりに置くモノが減れば、掃除もしやすく見た目もすっきりとします。
洗面所を掃除するためのブラシやスポンジなども、洗面所の目立たない場所にハンギング収納すると使いやすく。濡れたスポンジなどを掛けておけば、自然乾燥できるので便利です。
(小見出し)【バスルーム】シャンプーや掃除道具の収納に
バスルームは置くモノが多い場所でありながら、十分な収納を確保しづらい…そうお悩みの方は多いのではないでしょうか。湿気が多く、水アカや石鹸カスが付きやすかったり、カビなどが発生しやすかったりとモノの管理に気をつかう場所でもあります。
そこで活躍するのが、ハンギング収納です。浮かせて収納するため、ボトルの下部が面に触れずぬめりなどが付きにくくなります。最近では、100円ショップなどでもボトルラックやバスグッズなどを吊るして収納する専用アイテムが多く展開されています。
吸盤タイプなど壁に貼り付けられるグッズもありますが、壁の形状によってはしっかりと貼り付かないことも…。そのような場合は、タオルハンガーを使ってハンギング収納するとよいでしょう。シャンプーやボディソープなどは重量があるため、耐荷重を確認して使用してみてください。
「ハンギング収納」で水回りを軽やかに
「飾る」ことも意識しながら収納することで、ディスプレイとしても絵になるのがハンギング収納。浮かせることで軽やかな印象を与えるだけでなく、キッチン、洗面所、バスルームなど、コンパクトな空間を使いやすくするのに役立つアイデアです。あなたもぜひ、水回りにハンギング収納を取り入れてみてはいかがでしょうか。