【方法別】冬物衣類はどうしまう?すっきり美しく収納する4つのアイデア

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冬物衣類はかさばって収納しづらい…そうお困りの方は多いのではないでしょうか。ニットやコートなどはボリュームがあるだけでなく、お手入れも少し難しい衣類。すっきり上手にしまうにはどうずればよいのでしょうか。今回は、冬物衣類をすっきりと収納するコツをご紹介します。ぜひ、衣替えのご参考になさってくださいね。

冬物衣類にはどんな種類がある?

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冬物衣類は厚みや素材などさまざまなモノがあり、収納も一苦労なアイテム。まずはご自分がどのアイテムを多く持っているのか、その種類や量を改めて確認し、それぞれの「しまい方」を検討することから始めてみましょう。

一般的にかさばる冬物衣類は、主に以下のような種類があります。

・ウールコートやダウンジャケットなど

・ニットなど

・フリースジャケットなど

・マフラーやショールなど

これらはいずれも厚みがあり、場所をとるアイテム。クリーニングに出したり、手洗いコースで大切に洗ったりとお手入れにも気を遣いますよね。せっかく丁寧にお手入れをしても、しまい方によってはシワになってしまったり毛玉ができてしまったりすることも。

かさばる衣類をできるだけ美しい状態ですっきりとしまうために、以下のようなアイデアを取り入れてみてはいかがでしょう。

【方法別】冬物衣類の収納4つのアイデア

1.ハンガーにかけて収納

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ウールコートなどたたんでしまうのに向かないアウターは、クローゼットのハンガーラックを使いハンガーにかけて収納するのがおすすめ。また、頻繁に着る機会のあるアウターは、部屋に出したままでもおしゃれなアイアンのハンガーラックなどを使ってディスプレイしながら収納すると衣類を出し入れしやすく便利です。

伸びやすいニットはハンガーにかけて収納するのに向きませんが、「マワハンガー」のように衣類が滑り落ちにくくハンガーの先がカーブしている緩やかな形状のタイプを使えば型崩れしにくいでしょう。

ほかにも、マフラーやショールなど冬のあったか小物をハンガーにかけて収納するのもおすすめの方法。スラックスハンガーなど縦方向に数枚収納できるハンガーを使えば、コンパクトにまとまります。  

2.オープンラックを使って収納

扉のないオープンラックに、ニットなど厚みのある冬物衣類を畳んだ状態で収納する方法も。ショップディスプレイのように、2~3枚を重ねて高さを均一に収納すると見た目も美しくなります。オープンラック収納はホコリなどをよけることはできませんが、頻繁に出し入れする冬物衣類の収納には向いています。上段にトップス、下段にボトムスをたたんでしまうと、コーディネートもしやすくなりますよ。

3.引き出しケースなどに収納

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ニットなど伸びやすく型崩れも気になる冬物衣類は、畳んで引き出しケースにしまうのがスタンダードな方法。つめ込まずふんわりとした状態を保てる枚数に調整してしまうのが理想的です。積み重ねて収納する場合は、カシミヤやウールなど繊細な天然素材でつくられたニットなどが上になるように調整してみてください。

積み重ねて収納すると下の衣類が重みでつぶれてしまうこともあるため、可能であればふんわりとした状態を保ちながら「立てて収納」するとよいでしょう。

 4.衣類収納袋を使って収納

「引き出しケースはかさばるので置き場所がない」という場合は、衣類収納袋を使うのもひとつの方法です。衣類収納袋なら、使わない時には小さく折り畳んでコンパクトになるため便利に使えます。衣類収納袋に冬物衣類を収納する時にも、引き出し収納と同様に化学繊維などでつくられたしっかりとしたニットやフリースジャケットなど下に、カシミヤなどの天然素材でつくられたニットなどが上になるよう心がけてみてください。こちらも立てて収納するのが理想的です。最近では、収納袋の中央に仕切り板が付いたタイプもあります。ファスナーの開き方も多彩で前面から出し入れできる便利な製品も。ぜひご自分の使いやすいアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

ただし衣類収納袋を積み重ねると下の衣類がつぶれてしまいます。しばらく着ることのない冬物衣類であれば、クローゼットの上部の棚に重ねずに収納したり、引き出し収納の上に並べたりするなど上からモノを置かずに収納できる場所を選んでみてください。

冬物衣類を厳選すれば収納しやすく

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 着る頻度やお手入れの仕方によっては、素材の傷みや型崩れを感じやすい冬物収納。シーズンごとに増えていくようなら定期的に持ち物を見直し、厳選していくことも大切なステップです。

まずは、冬物衣類をアイテム別に分けてから、要不要を分けていくことから始めてみてはいかがでしょうか。かさばる冬物を厳選すれば限られた収納場所を有効に活用できるはずです。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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