屋上テラスでグランピング体験!いつもとは違う空中テント・ツリーテントを体験してみよう

趣味

アウトドアと言えば、ふだんできない野外体験ができる、この一言に尽きますよね。

屋外で1日または数日過ごすあいだに体験することは、すべてが非日常的で、常に何かしら新しい世界をのぞかせてもらえます。

けれども、釣りをしたり、キャンプ料理を頑張って作ったりと何かしらアクティブに動いて体験するのだけがアウトドアではありません。

ふだんソファに座ることが多いなら、外に出てラグを敷いて座ったり、寝転んでゆったり過ごしてみたりするだけでも大分新鮮な気分になれますよ。

特に何をするわけでもなく、ただ手足を投げ出しリラックスして過ごすのも、十分にアウトドアの醍醐味になると言えるでしょう。

それでも、ちょっと物足りなさを感じるなら、空中テント(ツリーテント)を使ってみてはいかがでしょうか?

体を宙に投げ出す不思議な感覚は、自然の空気に包まれながら心と体を解放させるのにピッタリですよ。

今回は、新しいアウトドアの形『空中テント』の魅力を紹介します。

空中テントとは

最近、新しいグランピングの形で注目を集めている『空中テント』をご存じですか?
『空中テント』は『ツリーテント』と呼ばれることもあるのですが、まさにその名の通り木を使って空中に張るテントのことです。

初めて聞くとイメージが沸きにくいかもしれませんが、トランポリンや広めのハンモックとテントを融合させたものと考えればよいでしょう。

テントの床面になる三角形のシートの先にロープ(ベルト)をつけ、そのロープ(ベルト)の端を頑丈な木やポール・アイフックなどに結びつけてシートを強く張ると、トランポリンのような状態を作れます。

この状態のときはハンモックとして使えますが、その上に骨組みとカバーをつけると、空中に寝泊まりできるテントが出来上がるというわけです。

子どもの頃、『トムソーヤの冒険』など本の中に出てくるツリーハウスに憧れた人は多いのではないでしょうか?見晴らしの良いツリーハウスは、自分達だけの秘密基地でもあり特別な存在でしたよね。

キャンプの時テントの中はただでさえ特別な感じがして楽しいのに、それが空中にあるのですからツリーテントならワクワク感はさらに倍になるはずですよ。

屋上テラスで空中テントを使うなら

森の中やキャンプ場なら、空中テントを張るための強く丈夫な木もたくさん生えていますが、自宅の屋上テラスで使いたい時はどうすればよいのでしょうか。

まず、しっかりとシートを張れて、かつ人が乗っても大丈夫な強度があるポールやフックが必要になります。

もし外壁につけたいと考えるならば、工務店などに相談したうえで工事の手配をするのが良いかもしれませんね。

もし固定するポールやフックをつけるのが難しい場合は、空中テントとは別売りでテントを吊せるスタンドもありますので、このスタンドを利用してもよいかもしれませんね。

組み立て式なので、使わないときはコンパクトに収納しておけますよ。

また空中テントを使用する時には、安全にも気を配りたいですね。

屋上という場所から、テントを張る高さは腰壁より低い位置にすることをおすすめします。

子どもが乗る時も、必ず大人が近くにいるようにして、飛び跳ねたりしないように注意を払っておきましょう。

空中テントにはどんな種類がある?

今人気の空中テントは、「レビタット」や「テントサイル」が有名です。収容人数などによりサイズや価格の違いもあるようですから人数や目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

【エアリアルマット ターコイズ】(レビタット)
ハンモックと吊り下げるためのストラップや金具のセットです。軽量なうえ専用のバッグがついていますので、収納・持ち運びが簡単にできますよ。テントにする場合、別売りの「レビトップ」を組み合わせて使います。

材質:ポリエステルメッシュ
サイズ:330×330×33cm
総重量:5.8kg
最大収容人数:大人3名(子ども6名)
最大耐荷重:350kg

【レビトップ】(レビタット)
レビタット空中テントの屋根部分になるフライシートとポールのセットです。別売りの「エアリアルマット」を組み合わせて使います。専用バッグもついています。

材質:ポリエステル(防水)
サイズ:床面 330×330×330cm
最大高:110cm
重量:1.52kg

【コネクトツリー】(テントサイル)
ハンモックとストラップ,メッシュルーフ,雨除けのフライシート、縄はしごまですべて揃ったセットです。こちらは2人用ですが、連結させて大人数に対応することも可能です。

材質:ポリエステルメッシュ
サイズ:2.7m x 4.1m x 4.1m
総重量:7kg
最大収容人数:大人2名
最大耐荷重:400kg

空中キャンプを楽しんで

ハンモックの上で瞑想してみたり、浮遊する感覚を楽しみながら、いつもと違う目線で夕焼けを眺めたり、好きな過ごし方を探してみてください。

休日、ハンモックに家族とただ寝そべって過ごすだけでも、忙しい毎日を過ごすなかでは至福の時間になることでしょう。

ただし、複数の人数で乗る際は重量を超えないように気をつけたり、人が乗り降りする時にはバランスが変わるため、小さい子どもには特に注意を払ったりして、安全なキャンプを楽しんでくださいね。

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