まだまだ暑い!屋上テラスで子どもと楽しむ水遊びアイデア

プライベートスペース

残暑が厳しいこの季節、まだまだ屋上テラスでプール遊びを楽しんでいるご家庭も多いのではないでしょうか?

暑い時期にぴったりの水遊びは、冷たくて気持ちがいいので子どもが大喜びする活動です。自由気ままに遊べるうえ、0歳から小学生まで年齢に関係なくできますね。

ただ、同じ水遊びは何度もやっているうちに、だんだんと飽きてくるもの。親御さんの中には「もっとアイデアがほしい…」と悩んでいる方もいるでしょう。

そこで今回は、屋上テラスで子どもと楽しむ水遊びアイデアについてご紹介します。水遊びにはメリットもたくさんあるので、残暑の中での水遊びの参考にしてみてくださいね。

■ 涼しくて気持ちのいい水遊びは、メリットもいっぱい!

水にふれる感触が楽しく、涼しい水遊びにはメリットがたくさんあります。暑い日の子どもの体調管理や子育てにも、おすすめの活動です。

・子どもの感覚が磨かれる

水は決まった形がなく、自由に形を変えられる不思議な物体です。手ですくってみたり、バシャバシャと水面をたたいたりと、子どもは自由な発想で水との触れ合いを楽しめます。目や耳や皮膚といった五感を使い、水の冷たさや感触、温度を感じることで子どもの好奇心や感受性も育ちます。「感覚遊び」である水遊びをする中で、0〜1歳の幼児なら水の不思議さや心地良さを理解していきます。

・親も頑張ることなく、気軽に遊べる

子どもと水遊びをするとき、親だからといって「何かアイデアを出さないと」と頑張る必要はありません。子どもには、自ら遊びを見つける能力があります。大人が子どものために遊び方を考えたり、教えたりしなくても、子どもは独自の視点で楽しいことを見つけ出します。お互いに水をかけあったり、バケツやペットボトルを使ってみたりとさまざまです。遊ぶうえで最低限の安全性は確保しないといけませんが、気軽に水遊びを楽しみましょう。

・熱中症の予防になる

体温を下げてくれる水遊びは、熱中症の予防にもなります。特に幼児などの小さい子どもは、体温調節機能がまだ未発達なため、日差しが強い環境では大人が感じている以上に「暑い…」と感じていることがあります。水遊びは子どもが楽しく過ごせて、熱中症のリスクも減らせる活動です。

・親子のコミュニケーションの場になる

水遊びを通じて、親子の絆を深めることもできます。水にふれたときの気持ち良さや冷たさなど、子どもが感じた気持ちに共感してあげることでグッと心が近くなるでしょう。

特に幼少期は、肌と肌が触れ合うようなスキンシップが大事だとされています。屋上テラスのプールで子どもと遊んだり、一緒に水遊びをしたりする時間を持つようにするといいでしょう。

■残暑を乗りきる!屋上テラスで子どもと楽しむ水遊びアイデア

プール遊びや水遊びに飽きてきたときは、ちょっとしたアイデアを足してあげましょう。いつもの水遊びを一工夫するだけで全然違った楽しさが生まれ、遊びのバリエーションも増えます。

・水風船

暑い時期の遊びといえば、水風船ですよね。おもちゃ売り場や100均でも買えるので、準備も簡単です。水風船は投げて当てたり、割ったりするのが定番ですが、他にもさまざまな遊び方ができます。

たとえば、バケツに水風船を入れるゲーム。屋上テラスに水を入れたバケツを置き、水風船を投げ入れて、何個入ったかを競います。得点をつけたり、水風船の色によって点数を変えたりしてもおもしろいですね。

人数が二人以上いるなら、キャッチゲームもおすすめ。一人が水風船を投げて、もう一人が割らずにキャッチする遊びです。ふよふよとした水の感触が楽しく、ドキドキ感もありますね。水風船が割れるのが怖い時は、少し小さめに膨らませるのがコツですよ。

・水鉄砲

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水鉄砲は、水遊びの中でも定番。こちらも水風船と同じく、ちょっとした工夫で遊びの幅が広がります。特に的当てゲームは、大人から子どもまでが熱中してしまう遊び。ペットボトルや缶を何本か設置して数を競ってもいいですし、一つの的を誰が先に倒すかチャレンジしても楽しいですね。安全面にさえ配慮すれば、頭に金魚すくいのポイを付けてサバイバルゲームのようにもアレンジできます。

幼児の場合は「どこまで水を飛ばせるかゲーム」が簡単でおすすめ。一番遠くまで水を飛ばした人が勝ち、というシンプルなゲームです。

・水でお絵かき

屋上テラスの床材にもよりますが、地面がカラッと乾いているのであれば、水を使ったお絵かきもいいでしょう。広いスペースも必要なく、あまり体を動かさずに涼しい気分が味わえます。

用意するのは、ペットボトルと水だけです。水を入れたペットボトルを筆のようにして、地面に絵を描き、何の絵かを当てます。子ども同士で遊んでもいいのですが、大人も一緒に考えてみると楽しい時間が過ごせるでしょう。友達がいるときなど大人数の場合は、ゲーム性を高めるため、先にお題を準備しておくといいかもしれません。

・魚釣り

魚釣りは、プールを使った工作型の水遊びです。まず水風船を膨らませて、風船に絵を描いたり、シールを貼ったりして魚を作ります。風船の口には輪ゴムを取り付けて、釣り針がひっかかる部分を作りましょう。

釣竿作りには、割り箸や輪ゴム、クリップを使用します。割り箸の先に輪ゴムを4つほど一列につなげるようにして取り付け、割り箸と輪ゴムをビニールテープで止めます。最後に輪ゴムの先端に、釣り針となるクリップを取り付ければ完成です。

たくさん魚を作ってプールに浮かべ、何個取れたかを競ってみるとおもしろいでしょう。タコやイカなど魚以外のキャラクターを作ると、ユニークな雰囲気で盛り上がります。

・泡の出るプール

屋上テラスで特別感を出すのであれば、プールに泡の出る入浴剤を入れてみてはいかがでしょうか?

プールから泡が出ている光景は、お風呂ともまた違った感覚で子どもの好奇心をくすぐります。気持ちがいい水の中にふわふわした泡もあれば、子どもは夢中になるはず。SNS映えもするプールタイムを試してみては。

■屋上テラスで、流しそうめんも楽しい

水遊びではありませんが、「涼」を感じるなら屋上テラスで流しそうめんもするのもいいですね。自宅に広々としたスペースがあるのであれば、それを生かさない手はありません。

必要なのは、雨どい、ざる、バケツです。雨どいはホームセンターにいけば簡単に買えます。やる時はそうめんを流しつつ、野菜やおかずなど他の食材も流すと家族みんなでワイワイ楽しい時間が過ごせるでしょう。イベントにしても楽しいので、友人を招くなど大勢での活動にもおすすめです。

■水遊びのあとは、たっぷり体を休めて

プール遊びなどの水中活動は、体力を消耗します。遊んでいるときはテンションが上がっているため、子どもは体の疲れに気が付かないことがあります。暑い日は脱水症状になることがあるので、水分補給も忘れないようにしましょう。

水遊びでたくさん遊んだ後は、お昼寝をしたり、室内で静かな遊びをしたりして、ゆっくり体を休める時間を取ってくださいね。

松崎 清央

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ライター / 自然体験教育者。公務員を退職後、アウトドア専門学校に入学し、子どもの野外活動、登山、キャンプの技術を取得。WEB媒体を中心に、アウトドア・自然...

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