今すぐできる「災害」への備え。押さえておきたい5つのポイント
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災害はいつ起こるかわからないもの。いざという時のために防災意識を高めつつ、日頃から備えておけば安心感がありますよね。今回は今すぐできる災害への備えと、押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。改めて、チェックしてみてはいかがでしょうか。
夏は災害が増える時期。改めて備えを
日本では、これまで梅雨から秋にかけての時期にさまざまな風水害が発生しています。
台風や集中豪雨、そして時期を問わず地震や竜巻など、身の危険を感じるほどの災害がいつ起こるのか分かりません。
このような、多様な災害に備えて日頃からあらゆる面から備えておくことが大切です。これからご紹介する、これだけは準備しておきたいモノ、チェックしておきたいことも参考に改めて防災について考えてみませんか。
これだけは準備しておきたい、「災害への備え」5つのポイント
1.家具の配置と転倒対策
地震などによって家具が転倒すると、二次災害につながることもあります。家具を購入したり模様替えをしたりする際には、L型金具などによる家具の転倒対策とともに、万一転倒したとしても避難経路をふさがず、人が下敷きになることのない配置にしておきましょう。
2.飲料、食料の備蓄
電気やガス、水道などのライフラインが災害によって止まってしまうと、特に困るのが食事ですよね。日頃から十分な飲料水と長期間保存ができる食料の備蓄は意識してしておきたいもの。防災用の食料だけでなく、日頃から食べ慣れたもので保存のきくものを準備してローリングストックしておくとより安心ですね。どのくらいの飲料水と食料を備蓄すればよいのか迷ったら、下記を参考にしてみてください。
【備蓄の例】
- 飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食 3日分の食料(乳幼児、高齢者、持病やアレルギーのある人用も忘れずに)
詳しくは、下記を参考にしてみてください。
出典:いつもの食品で、もしもの備えに!食品備蓄のコツとは?(政府広報オンライン)
3.生活用品の備蓄
飲料や食料に加えて、生活用品の備蓄も忘れずにしておきましょう。大規模災害発生時には、およそ「1週間分」の備蓄をしておくのが望ましいとされています。
【備蓄の例】
■トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ・おむつ・衛生用品 など
4.非常用持ち出しバッグ
自宅で避難ができない場合、安全な場所に避難する必要がある場合もあります。必要なモノをいつでもすぐに持ち出せるよう、リュックタイプの「非常用持ち出しバッグ」を準備しておくことも改めてチェックしておきたいポイントです。
詳しくは、下記を参考にしてみてください。
出典:災害時に命を守る一人ひとりの防災対策(政府広報オンライン)
「避難場所」や「安否確認方法」もチェック
災害時に慌てずに避難するためにも、家族でハザードマップや防災マップをチェックしておきましょう。これらは、各自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどで手に入れることができます。安全な避難場所、避難経路を事前に確認しておくこともチェックしておきたいポイントです。
また、災害時に家族がお互いに安否確認できるように、その方法や集合する場所をきめておくことも大切です。携帯電話が使えない場合のためにも、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言版の使用方法も確認しておきたいですね。
先延ばしにせず、今こそ「災害」への備えを
予想を超える自然災害が増えている昨今、日頃から防災意識を高め、備えておくことでその被害を少なくすることはできます。あなたも、今こそ身の回りでできることからチェックしてみてはいかがでしょうか。