春の天気は変わりやすい?気軽にできる「部屋の寒さ」対策
気温が上がり始める春になると、気持ちも明るくなるもの。部屋のインテリアも軽やかにチェンジしたくなりませんか。ですが、春の天気は変わりやすく暖かくなったと思ったら寒くなったりと油断できません。お家の防寒対策も引き続きしっかりとしておきたいですね。今回は、春に取り入れたい気軽にできる寒さ対策のアイデアをご紹介します。
高気圧と低気圧が交互にやってくる春は、天気が変わりやすい
春になると、少しずつ寒さが緩み暖かな日が増えてきます。高気圧と低気圧が交互にやってきくるという特徴から 天気も変わりやすく、時には写真のように鉢植えが横倒しになってしまうような「春一番」といった強い風が吹くことも…。気温の変化が激しい時期だと言われています。
「三寒四温」という言葉もあるように、寒い日が3日続いたら暖かい日が4日続くと言われている時期。寒暖差が激しい早春の時期は、住まいにもこのような気候への対策をしておくと安心です。
気軽に冷えを防ぐ。春にもやっておきたい寒さ対策
1.窓から入る冷気対策
寒さ対策の基本は、開口部から入る冷気をしっかりと防ぐことです。特に窓から入る冷気をシャットアウトすることは、暖かな部屋を保つための大切なポイントです。窓リフォーム等大掛かりな工事は難しくても、気軽に取り入れやすい下記のような対策をするだけでも寒さの感じ方が変わることでしょう。
・窓用ボードを窓の下部に置く
・ドレープカーテン、レースカーテンを取り入れカーテンを二重にする
・カーテンの長さを調整する(床に付くくらいが目安)
・窓の下に暖房器具を置いて、窓際の冷気を温めて部屋に流す
2.床から伝わる寒さ対策
フローリングの床から伝わる冷えにも対策をしておきたいもの。特に長時間座って過ごすワークスペースやベッドサイド、床に座って過ごすリビングなどは、床の寒さ対策を万全にしておきましょう。
・ラグを敷いて床から伝わる冷えを和らげる
※冬に使うような毛足の長いラグではなく、肌触りのさらりとした綿など天然素材が◎春らしく、アイボリーやライトグレー、パステルカラーなど明るい色合いを
・クッション性のあるマットを敷いて防寒&防音対策
・断熱性のあるマットで冷気をシャットアウトする
・コンパクトに置ける足元ヒーターを取り入れる
3.エアコンや家電の使い方で対策
節電が注目されている昨今ですが、やはり部屋全体を暖めるために暖房器具は必要です。上手に使えば、温度設定を上げることなく効率的に部屋を暖めることができます。暖房器具の種類などにもよりますが、下記のようなことを意識しながら使ってみてはいかがでしょうか。
・通常、暖かな空気は上部に流れるためエアコンの羽は「下向き」に設定する
・温度設定を手動でするよりも、自動運転で効率よく暖める方法も
・サーキュレーターを使って部屋の空気を循環させ、部屋に暖かい空気を送る
※ただし、火を使う暖房器具にサーキュレーターの風を当てない、人に向けて風を送らないことに注意が必要です。
・部屋の湿度が50%から60%程度を保てば、乾燥している状態よりも暖かく感じられる
天気が変わりやすい春も、寒さ対策をして快適に
心地よい気候に誘われてお出かけの機会も増える春。ですが、ライフスタイルの変化もあり疲れやすくなる時期でもあります。家の寒さ対策をしっかりとして居心地のよい空間を保てば、より自宅でくつろぐことができることでしょう。大掛かりな工事は難しくても、防寒アイテムを使ったり家電の使い方を工夫したりすることで、冷えの感じ方は変わるはずです。ぜひ、あなたのご自宅でも取り入れてみてはいかがでしょうか。