屋上テラスで星空を眺めよう。「秋の星座」の見つけ方
夜風がひんやりとしてくる秋。屋上テラスで過ごす時間も心地よく感じられる季節ではないでしょうか。秋の屋上テラスの楽しみ方のひとつに「天体観察」があります。周辺に高い建物が少なく空が広がる立地なら、屋上テラスで秋の星座を眺めることもできます。今回は、秋に観測できる代表的な星座をご紹介します。ぜひ、ご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。
プライベートスペースで「天体観察」を楽しむ
屋上テラスは、自宅にいながらプライベートを感じられる貴重なスペース。ちょっと特別な食事時間やガーデニング、お子さんのキッズスペースとして活用するなど、多彩な使いみちがあります。
夜には、星空を眺めるのにも絶好の場所。特に心地よい気候となる秋には、自宅で気軽に天体観察を楽しむのがおすすめです。天体観察と言っても、難しいことはありません。できれば、天体望遠鏡や双眼鏡、星座早見表などがあれば、より快適に天体観察をすることができます。秋に観測できる星座を知れば、星空を見上げる時間がより楽しくなるはずです。
秋の空で楽しめる星座は?
ぺガスス座
秋の空を見上げると、4つの明るい星をすぐに見つけられることでしょう。これは、羽の生えた馬「天馬」ぺガスス座。秋の星座の目印としても知られる「秋の四辺形」は、ぺガススの体の部分になります。ペガスス座の「マルカブ」「シェアト」「アルゲニブ」、アンドロメダ座の「アルフェラッツ」から構成されています。
アンドロメダ座
アンドロメダ座は、秋を代表する星座のひとつで天気のよい夜空であれば肉眼でも見つけることができると言われています。アルファベットのAの形に星が並んでいるため、比較的見つけやすい星座です。
みずがめ座
暗い星が散らばっているため、少し見つけにくい星座ですが「秋の四辺形」と「みなみのうお座」の1等星フォーマルハウトの間を探すと見つかります。
みなみのうお座
みなみのうお座は、三ツ矢に並んだ星が目印となるので、そこから南の方角に輝く1等星「フォーマルハウト」を見つけてみてください。暗い星でも見ることができるほどの天気の良い日の夜空で観察してみましょう。
ペルセウス座
秋の四辺形からアンドロメダ座の足元に目を向けると、その近くにペルセウス座が見つかります。少し形が複雑に見えますが、片腕を振り上げる人をイメージしながら探してみてください。8月の中旬頃、この星座を中心として流れ星が広がって見える「ペルセウス座流星群」はよく知られています。
秋の天体観察の注意点
秋の夜に天体観察をするなら、身体が冷えてしまわないように防寒対策をしておきましょう。さっと羽織れるものやブランケットなどを用意しておくと安心ですね。
横になって天体観察する場合には、クッション性のあるラグや枕代わりになるクッションがあると便利です。プライベートスペースである屋上テラスだからこそ、気兼ねなく好きな姿勢で楽しむことができます。
屋上テラスで秋の星空を眺めてみよう
天体観察と言えば夏や冬を思い浮かべますが、今回ご紹介したように秋にも素敵な星空を楽しむことができます。星座の見つけ方はもちろん、その星座にまつわる物語なども知ればより深く星座の魅力を感じられるかもしれません。あなたも、屋上テラスで秋の星空を眺めてみてはいかがでしょうか。