キャンプ飯でも使える!秋の味覚で作るきのこレシピを紹介!

屋外料理

秋の味覚の代表でもあり、ヘルシーな食材として人気が高いきのこ。サラダや炒め物、煮物にパスタ、スープなどさまざまな料理に取り入れられる便利な食材です。

しかも、キャンプなどのアウトドアクッキングにも適しています。なぜなら、きのこの種類によっては洗ったり包丁を使ったりせず手軽に調理できるからです。

また、きのこがあることでアウトドアクッキングのレパートリーも広がっていきますよ。そこで今回はキャンプ飯でも使える、おすすめのきのこレシピを紹介します!

きのこは種類が豊富

きのこは値段がリーズナブルで、スーパーやコンビニなどでも一年中手に入るため、普段から料理に使う人も多いのではないでしょうか。

最近では椎茸の栽培キットも発売されているほど、きのこは身近な食材のひとつです。そんなきのこですが、実は4000~5000以上の種類があり、食べられるきのこは約100種類あると言われています。

日本でメジャーなきのこと言えば椎茸、シメジ、えのき、エリンギ、まいたけなどでしょう。また、みそ汁に入れるとおいしいナメコや高級食材で知られる松茸も有名ですよね。

これらのきのこはそれぞれ風味や食感に特徴があり、向いている料理も違います。せっかく旬のきのこを食べるならおいしく味わいたいものです。

そこで、代表的なきのこの特徴やおすすめの食べ方を紹介します。

椎茸
独特の風味を持つ椎茸は、そのまま焼いて食べるのがおすすめです。バーベキューでも登場することが多いでしょう。椎茸は洗うと水分を吸収してしまい、味や風味も落ちてしまうため、洗わずに調理すると良いでしょう。

また、カットせずにそのまま使うことで、水分が抜けて乾燥するのを防ぐことができます。

シメジやエリンギ
シメジやエリンギは風味も椎茸ほど強くないため、ホイル焼きなどで味付けをして食べるのに適しています。バター醤油やポン酢、にんにくバターなどの味付けもおすすめです。

また、シメジのつるんとした食感やエリンギのコリコリっとした歯ごたえがやみつきになりますよ。

えのき
えのきは1本1本が細いため、数本を束にして豚バラ肉やベーコンなどで巻いて焼いて食べるのに適しています。えのきは長さも揃っていてまとまりやすく、肉などを巻きつけやすいので調理もしやすいでしょう。

まいたけ
まいたけは天ぷらにして食べるのがおすすめです。包丁要らずで手で大きめに割いて、衣をつけて揚げるだけなのでとっても簡単。

サクサクっとした衣とまいたけのぷりっとした食感が楽しめます。また、まいたけはみそ汁などのスープ系にも合いますよ。

きのこの栄養について

きのこはよくダイエットにおすすめの食材として紹介されることも多いですよね。「いくら食べても太らない」というイメージを持つ人もいることでしょう。その理由とは一体なぜなのでしょうか。

ここでは、きのこの栄養について見ていきましょう。

きのこは低カロリー
きのこがヘルシーな食材と言われる理由のひとつに、カロリーが低いことが関係しています。なぜカロリーが低いのかと言うと、成分の90%以上が水分でできているからです。

ほとんどのきのこが100gあたり19kcal~23kcalしかなく、ごはん100gあたり168kcalと比較するとその違いは明らかでしょう。カロリー制限している人も、きのこなら気にせずに食べられるのではないでしょうか。

食物繊維が豊富
きのこはカロリーが低いだけではなく、食物繊維が豊富に含まれているのが特徴です。食物繊維は便秘予防や腸内環境を整えるなどの働きに加え、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを低下させたりする効果があると言われています。

腸内環境を良くすることが、からだ全体の調子にもつながりますので、健康維持のためにもきのこを積極的に食べると良いでしょう。

免疫機能アップが期待できるビタミンDも!
きのこには脂溶性ビタミンの一種である、ビタミンDが含まれています。ビタミンDには免疫機能の調整や、骨を強くする働きがあることで知られています。

また、最近では日光浴をすることでビタミンDの生成が期待できるとされていますが、外出がなかなか難しいご時世だからこそ、きのこを食べてビタミンDを摂取するのがおすすめです。

きのこが主役のおすすめレシピ!

きのこは低カロリーなだけでなく、栄養価の高い食べ物であることがおわかりいただけたのではないでしょうか。しかも、調理しやすいためバーベキューやキャンプなどのアウトドアシーンにも最適な食材です。

ここでは、キャンプ飯でも使える、きのこが主役のおすすめレシピを紹介します!

シンプルでおいしい!きのこのグリル焼き

バーベキューグリルで焼くだけのとっても簡単なレシピです。

【材料】(3~4人分)
・椎茸   1パック(5~6個)
・エリンギ 1パック(2~3本)
・塩    少々
・レモン  1/2個

【作り方】
①きのこは洗わずにそのまま使います。きのこをパックから取り出し、椎茸はかさの部分に十字に切り込みを入れ、石づきと呼ばれる軸の部分はカットします。エリンギは食べやすい大きさにカットしましょう。

②バーベキューグリルで椎茸とエリンギを焼いていきます。椎茸はかさの部分を上にし、すぐに塩を少々振りましょう。そして、かさの部分に水滴が出てきたらやわらかくなったサインです。

椎茸は裏返さず片面だけ焼けばOK。エリンギは片面焼いたら、裏返して軽く焼きましょう。

③お皿に盛ってお好みでレモンを絞ってできあがり!

うま味が凝縮!きのこのホイル焼き

アルミホイルで包んで焼く、キャンプでも人気の定番メニューです。

【材料】(3~4人分)
・お好きなきのこ(シメジ、えのきなど)
・バター 20g
・醤油 適量

【作り方】

①きのこの石づきを包丁でカットし、食べやすい大きさにほぐしておきます。

②アルミホイルを広げ、真ん中にきのこを乗せ、その上にバターを乗せ醤油を少々かけます。(折り込めるようアルミホイルの両端に余白を残す。)

③アルミホイルを上で合わせて2回折り込みます。さらに、中身がこぼれることのないよう左右をしっかりと折り込みます。

④バーベキューグリルなどの上で5分ほど焼いたらできあがり!

きのこのみそ汁

心も体もほっと温まるきのこたっぷりのみそ汁です。

【材料】(3~4人分)
・まいたけ(しめじ、エリンギなどでもOK)
・みそ(だし入り) 大さじ3~4
・水       600ml

【作り方】
①まいたけを食べやすい大きさに割いておきます。

②鍋に分量の水を入れ火にかけ、沸騰したらまいたけを投入します。

③1分ほど茹でたらみそを加え、溶いていきます。

④みそが全部溶けたら、お椀によそってできあがり!

きのこのアヒージョ

アウトドアでも楽しめるちょっぴりおしゃれなメニューです。きのこのうま味とにんにくの香りに思わずワインが飲みたくなるかも?!バケットにつけて食べてもおいしいですよ。

【材料】
※パウンドケーキ型(使い捨てできるものが便利)
・きのこ(椎茸、エリンギ、マッシュルームなど) 200g
・ベーコン                   30g        
・にんにく 1片
・オリーブオイル               70g     
・ブラックペッパー 適量
・塩                     適量      

【作り方】
①きのこは一口大にカットします。ベーコンは5mm幅の短冊切りに、にんにくは半分にカットして芯を取り除き、包丁の腹で軽く押しつぶします。

②パウンドケーキ型に、オリーブオイルを入れ、にんにく、きのこ類、ベーコンを全て投入したらグリルの上で温めていきます。

③きのこが色づいてきたら、塩ひとつまみとブラックペッパーを振りかけてできあがり!

いろいろなレシピで秋の味覚のきのこを存分に味わおう!

今回はキャンプ飯でも使えるきのこのレシピを紹介しました。どれも簡単なので親子で一緒に作るのもおすすめですよ。

いろいろなきのこレシピを頭に入れておけば、自宅の庭や屋上テラスなど、おうちアウトドアを楽しむ時にもきっと役立つことでしょう。

ヘルシーで栄養価も高い秋の味覚をぜひ味わってみてくださいね。

管理人

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