家中をすっきりと。夏前にやっておきたい「お部屋のお手入れ」5つ
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年末に頑張った大掃除、約半年も経つと湿気や気温に影響もあり少しずつ汚れやカビなどが目立ち始めます。そこで今回は、本格的な夏を迎える前に、やっておきたいお部屋のお手入れを5つのポイントに分けてご紹介します。
湿気や気温上昇による汚れやカビ、事前に防げる?
梅雨時期は、思ったように家事がはかどらないもの。気温が上がる本格的な夏を迎える前に、お部屋のなかもすっきりと整えておきたいですよね。
特に気になるのが、湿気によるカビや汚れ。あなたもこの時期に押さえておきたいお部屋のお手入れポイントを意識して、家中を整えてみませんか。少しでも着手しておけば、事前に防げるかもしれません。
夏前にやっておきたい。お部屋のお手入れ5つのポイント
1.不用品をリセットしながら衣替え
お部屋をすっきりさせたいと思ったら、収納の大きな面積を占める「衣類」を厳選することをおすすめします。不要なモノをリセットしながら、これからの季節に活躍しそうなモノを選び取ることから始めましょう。普段手に取りやすいハンガーラックや衣類用引き出しケースなどに移しておくと、日々のコーディネートがラクになります。
冬の間に着ていたニットやコートなどは、そのまま収納すると黄ばみや虫食いのトラブルを招くことも。家庭で洗濯できる場合は、ニット用の洗剤や手洗いコースを使って丁寧に洗いましょう。必要なモノはクリーニングに出すなど、適切なお手入れしておけば安心です。
盲点になりがちなのは、バッグや靴などの小物。レザーのバッグやブーツなどのレザー製品は、しっかりと汚れを落とし乾かしてからしまいます。
2.家中の収納の見直し、風通し
クローゼットや押し入れはもちろんですが靴箱などの玄関収納や納戸なども、改めて収納の中身を見直してみてはいかがでしょうか。衣類同様に不用品があれば処分したりリサイクルに出すなどモノを厳選すれば、その後の風通しもしやすくなります。
棚板などは水に浸して固く絞った雑巾で、丁寧に拭き掃除を。水気が残らないように、乾拭きをして仕上げればさっぱりします。拭き掃除後は、充分に乾燥させるためにも風通しをしましょう。
収納だけでなく、キッチン・浴室・洗面所・トイレなど湿気のこもりやすい場所も、意識的に換気をすると家中に心地よい空気が流れます。
3.家庭でできるエアコン・洗濯槽の掃除
夏に大活躍する家電と言えば「エアコン」。必要な時期にしっかり働いてくれるように、少し前からお手入れをしておくと安心ですね。家庭でできるエアコン掃除は大まかに以下のとおりです。
【家庭でできるエアコン掃除の例】
・フィルターに掃除機をかけてホコリを取る(表側から吸い取るのがコツ)
・浴室のシャワーなどでフィルターを水洗いする(裏面から水を掛けるのがコツ)
家庭でできることは限られています。エアコン掃除には危険がともなうため、無理をせず細部のエアコン掃除はプロに任せることをおすすめします。
【家庭でできる洗濯槽掃除の例】
・洗濯槽クリーナーを使用し、汚れをふやかし浮かせる
・浮いてきた汚れをすくい取り、汚れが出なくなるまですすぐ
・洗剤ポケット、洗剤ケース、洗剤注入口を歯ブラシなどでこする
・汚れをキッチンペーパーなどで拭き取る
・糸くずフィルターのホコリを取り汚れを落とす
普段から気を付けたいことは、洗濯機のフタを使用後に開けておくことです。閉めたままにしておくとカビが繁殖しやすいため、常に洗濯槽を乾燥させておくよう意識したいですね。
4.除湿対策と部屋干し対策
クローゼットや押し入れなどの湿気が溜まりやすいスペースは特に、専用の除湿剤などで除湿対策をしておくことをおすすめします。また、もともと湿気を帯びやすいモノは始めから速乾性の高い素材のアイテムに変えておくのもひとつのアイデア。部屋干しのニオイが気になるタオルなどは、夏用として薄手のタイプに変えておくなど工夫してみてはいかがでしょうか。
5.マットレスの風通し・お手入れ
布団やカバーなどに比べて、マットレスはお手入れすることが少ないアイテムではないでしょうか。でも、夏を迎えるまでにはマットレスにも風通ししておきたいもの。
マットレスを干すことができれば理想的ですが、難しい場合はマットレスの表面に掃除機をかけるとよいでしょう。最近では、手頃で優秀な布団用掃除機も展開されています。お好みのタイプを探してみてはいかがでしょうか。
夏前のお手入れは、天気のよい日に
画像:PIXTA
夏前には雨の日が多くなりますが、貴重な晴れの日を有効に活用して少しずつでもお手入れしておくと気持ちよく過ごせそうですね。ぜひ、5つのポイントをおさえながら家中を整えて、すっきりとした気持ちで夏を迎えましょう。