屋上テラスで「冬のガーデニング」を楽しもう。おすすめの植物とお手入れ方法
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冬になると屋上スペースが寂しくなりがち。冬にも強い植物を植えてガーデニングで楽しめば、癒される雰囲気を演出できるはずです。でも寒い冬に強く、元気に咲く花はあるのでしょうか。今回は、冬のガーデニングにおすすめの植物とその特徴などをご紹介します。ぜひ、屋上スペースを華やかに彩ってみてください。
冬のガーデニングにおすすめの植物・その特徴は?
色鮮やかで育てやすい「パンジー・ビオラ」
パンジー・ビオラは、冬にも美しく咲く寒さに強い花として知られています。難しいお手入れもないため、ガーデニング初心者さんも取り入れやすいのではないでしょうか。10月頃から5月頃まで、丈夫で色鮮やかな花を長く楽しむことができます。
花のカラーバリエーションも豊富で、その咲き方もさまざま。フリルのような咲き方や八重に咲くタイプなど華やかなものもあり、冬のガーデニングを美しく彩ってくれますよ。秋ごろになるとポット苗が並ぶようになるため、11月頃に植え付けすると良いでしょう。
冬の花の代表格「シクラメン」
冬の鉢植え植物の代表格がシクラメン。クリスマスごろになると街で見かけることも多くなるのではないでしょうか。丈夫で育てやすい品種だと言われているので、冬のガーデニングにもぜひ取り入れたい花です。
屋上テラスに花壇があれば、風通し、日当たりのよい場所に植え付けすると良いでしょう。鉢植えで育てなら、土が乾いたことを確認したっぷりと水やりするようにしてみてください。
可憐でカラーバリエーションも豊富「プリムラ」
赤や黄、ピンクや紫と、カラーバリエーションが豊富なプリムラ。花壇を華やかに彩るキュートな花です。寒い時期に色鮮やかに咲く花は少なくなりますが、そんな秋から春先にかけて楽しめるため、冬のガーデニングにぜひ取り入れたい品種。冬は花が傷みやすいため、霜の当たらない日当たりのよい軒下に鉢植えを置くと良いでしょう。
水やりや寒さ対策は?お手入れの注意点
(小見出し)冬の水やりは?
暖かい季節と違い寒く霜が降りることもある冬には、どのタイミングでどのくらいの水やりをすれば良いのか迷ってしまいますよね。
植物がしっかりと根を張っている花壇の場合は、基本的に頻繁な水やりは必要ないのだそう。でも日照りが続くなど乾燥している場合は、やはり水やりが必要。屋上テラスに鉢植えを置く場合は、土を触って乾いていたらたっぷりと水を与えると良いでしょう。
冬は植物の水を吸収する量も少ないので、基本的には春夏秋に比べて水やりの回数は減ります。また夜から朝の冷え込みが厳しくなるため、水やりは日中に済ませることをおすすめします。
寒さ対策も忘れずに
鉢植えで植物を置く場合は、寒さ対策も忘れずに行いたいところ。冷え込む日は、霜や雪などが当たらない軒下などに移動させておきましょう。どうしても動かせない場合は、ビニールなどをかぶせて防寒対策してあげると良いのだそう。寒さで植物が枯れてしまわないよう、こまめにお手入れしたいですね。
冬のガーデニングを屋上テラスで楽しもう
冬の屋上テラスは寒さから長い時間を過ごすことが難しい場所ですが、ガーデニングをするなど楽しみ方を変えてみると有効に活用できます。住まいのなかで冬にも美しい花々を咲かせてくれると、きっと心を和ませてくれるはずです。屋上テラスは冷風が強く吹く場合もあるため、植物が傷んだり枯れたりしないよう寒さ対策を行いながら、ガーデニングを楽しんでみてくださいね。