屋上で撮影されたミュージックビデオ 7選

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屋上と音楽

あのMVの屋上はどこだろうーー。

屋上は魅力的なロケーションとして、数多くのMV(Music Video)やライブに使われています。非日常的な特別感を持つ屋上は、アーティストを魅力的に見せる優れた場所といえるでしょう。

一般的に屋上といえば、明るいイメージ(青空や太陽)を想像しますが、暗いイメージ(曇天や雨)を演出する際にも有効です。また、時間でも印象が変わり、夜なら幻想的に、夜明けなら寂しさを演出できるなど、幅広い魅力を持っています。

そこで今回は、「屋上と音楽」に注目して、屋上が舞台になった邦楽MV7選を解説します。

屋上と音楽の深い関係性とは?

「屋上と音楽」という題材で避けて通れないのが、ビートルズのRooftop Concert(ルーフトップ・コンサート)です。このコンサートは、1969年にビートルズの会社・アップル社の屋上でゲリラ的に行われました。

元々、映画撮影のために行われたものでしたが、ビートルズとして実質最後の演奏となったこともあり、伝説のライブといわれています。

屋上という開放的な空間とビートルズの名曲がマッチし、自主映画に使用するために撮影されたことがうなずけるほど、すてきな映像に仕上がっています。わずか40分程度のライブでしたが、多くの聴衆を惹きつけました。

ライブの最後に、ベースを担当するポール・マッカートニーは、「また屋根の上で遊んでしまったね。ママがいやがっているのは知ってるだろ。怒られるぞ。逮捕されるぞ。さあ帰ろう」と曲中に話しており、どの国でも屋上という空間は特別であることがわかります。

このように屋上は、MVとしてもライブの場としても使われることが多いです。そこで今回は、邦楽を中心に屋上が使われたMVをまとめてみました。

屋上を使ったMVといっても、楽曲によって演出方法が異なります。未来や希望、後悔や停滞など、さまざまな魅せ方が可能です。こうした違いも踏まえて今回紹介するMVをご覧ください。

「Faith」miwa

ロケ地:M. YAMANO TOWER

山野美容専門学校の屋上で撮影された本作。通信講座で有名なユーキャンのCMソングに起用され、輝かしい未来を思わせる1曲になっています。

本作は、屋上に張り出した鉄骨の上で撮影されています。MVを見るとわかる通り、高所恐怖症の方にとっては手に汗握るシチュエーションです。

その一方で、疾走感のある音楽と鉄骨まで踏み出す演出は、歌詞のメッセージ性をより強調しています。一般的な屋上のイメージに近い、「明るい」「未来」「開放感」といった要素を持つ、スタンダードなMVといえるでしょう。

「OH!」SHISHAMO

ロケ地:川崎市立川崎総合科学高等学校1号館・屋上ヘリポート

ロッテ「爽」のCMソングとしてリリースされた本作。メンバーの母校である高校の屋上ヘリポートで撮影されています。全編屋上の撮影となっており、青空の下でのMVは、疾走感のある曲調と若者へ向けた歌詞にマッチしています。

本作の特徴は、屋上だけのカットで構成されている点。屋上を舞台にしたMVは、途中で場面が切り替わったり、ラストに屋上が登場したりするパターンが多いですが、このMVではすべてのカットが屋上で構成されています。その結果、青春の刹那感、スピード感を伝える優れたMVに仕上がっています。

「Your Song」Mr.Children

ロケ地:NTT 日比谷ビル

Mr.Childrenが2018年10月にリリースしたアルバム「重力と呼吸」の1曲目として、力強いメッセージを発信する「Your Song」。本作は、NTT 日比谷ビルの屋上で撮影され、夕方から夜にかけての変化が楽しめるMVになっています。

本作で特徴的なのは、低層ビルの屋上であること。MVを見るとわかる通り、一般的な屋上にしては、不自然なくらいビル群が写っています。

通常、屋上といえばビル群を見下ろすような高い場所を想像しますが、こちらのビルはそこまで高くありません。屋上という非日常的な空間も、周りにビル群が写ることで、日常的な意味合いを持ちます。

時折差し込む夕日は、歌詞になぞらえて「日常における希望」を表しているのかもしれません。また夜のシーンでは、夕方のシーンに比べて人工的な光が目立ち、よりエモーショナルな映像に仕上がっています。屋上における時間の変化を使った優れたMVといえます。

「愛にできることはまだあるかい」RADWIMPS

ロケ地:ミヤリサン製薬と線路を挟んだ建物の屋上

2019年に公開され大ヒットした映画「天気の子」の主題歌である本作。MVもラストに差し掛かり、ボーカルの野田洋次郎さんが階段を上ると屋上が登場します。激しい雨の中、楽曲は大サビを迎え雲の隙間から光が差し込む、とても感傷的なラストです。

元々、屋上と雨は相性が良く、ドラマや映画でもよく使われるシチュエーションです。実際に「天気の子」の中でも屋上のシーンが頻繁に登場します。まだ見たことがない方はぜひご覧ください。屋上好きなら見逃せない作品です。

「期待していない自分」けやき坂46

ロケ地:みなとみらいグランドセントラルタワー

現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドル・日向坂46。そんな彼女たちの以前の名義・けやき坂46時代にリリースした「期待していない自分」のMVに屋上が登場しています。

本作で使われている「みなとみらいグランドセントラルタワー」は、MVのほか、ドラマや映画でも頻繁に登場する有名な屋上です。

本作では、MVのラストに屋上が登場し、夕日をバックに力強いダンスを見せています。アイドルのMVといえば、明るいイメージを持っている方は多いですが、本作では夕日をバックに真剣なまなざしで踊る、一味違ったアイドル像が見られます。屋上を使った効果的にな演出の一つといえるでしょう。

「馬と鹿」米津玄師

ロケ地:TSUTAYA O-EAST

日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の主題歌として使われた本作。MVに登場するTSUTAYA O-EASTの屋上には、芝生が生えており、他のロケーションとは違った印象があります。

本作では、屋上を開放感ではなく、閉塞感の演出として使っています。同じ屋上でも曇天の空になるだけで、一気に閉塞感を持った場所に感じるのは不思議ですよね。

屋上と曇天の組み合わせで、楽曲の世界観に合った退廃的な雰囲気を演出できています。

「ROOF TOP LIVE:TOKYO」

ロケ地:渋谷PARCO屋上

最後に少しだけ趣向を変えた映像作品を紹介します。東京都の風景と音楽ライブを融合させた「ROOF TOP LIVE:TOKYO」を知っていますか?

渋谷PARCOの屋上で収録された本作は、東京の夜景と音楽が融合していて、すてきな空間が広がっています。

前述したビートルズのライブのように、今でも形を変えて屋上でのコンサートが行われています。東京の夜景と上質な音楽。日常では味わえない特別なひと時を映像でご覧ください。

まとめ

今回は「屋上で撮影されたMV 7選」を解説しました。

屋上はMVをはじめとする映像作品と相性がいいです。楽曲の世界観をより良いものにできます。ちなみに屋上を使ったMVは、今回紹介した以外にもたくさん存在するので、ぜひ探してみてください。

今後、屋上を舞台にしたMVを見るときは、楽曲や歌詞だけではなく、屋上がどんな使われ方をしているのか?そんな観点からも楽しんでみましょう!

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