「晴耕雨読」の時を過ごす。心地よい暮らしをつくる7つのヒント
晴れた日には畑を耕し、雨の日には家の中で書物を読む…そんな「晴耕雨読」の暮らしは、誰もが一度は憧れるのではないでしょうか。世間の煩わしさから離れて心穏やかに暮らすことは、多くの現代人の願いかもしれません。そこで今回は、ゆったりとした気持ちで過ごすために取り入れたい「シンプルで心地よい暮らし」のヒントをご紹介します。
どうすれば「心地よい暮らし」に近づける?
朝起きてから夜寝るまで、あなたはどんな風に暮らしていますか。改めて振り返ってみると、日々何かに追われて過ごしているように思える方も多いかもしれません。でも、少し客観的に自分の暮らしを見つめ直してみると、「リラックスできること」「心地よく感じられる時間」は何なのかわかってくるものです。
これからご紹介するのは、日々の流れに組み込みやすい心地よく暮らすヒント。自分がリラックスできることを習慣化することで、ぐっと気持ちがラクに感じられるはずです。ぜひ、気になることがあれば取り入れてみてはいかがでしょうか。
無理なくプラスできる。日々を心地よく暮らす7つのヒント
1.朝日を浴びる
起きて身支度を済ませたら、 カーテンを開けて朝日を浴びます。気候のよい時期なら、ベランダやテラス、庭などに出て新鮮な空気を吸うのもよいですね。背筋を伸ばして深呼吸をしたり、天候を確認したりして心とカラダを目覚めさせます。
2.植物に水やりをする
家のなかのあちこちにある植物に水やりをします。青々とした緑をみていると、心が爽やかになったり癒しをもらえたりしますよね。休日なら、お手入れの時間をプラスして丁寧に植物と向き合ってみましょう。植物が身近にある暮らしは、気持ちを穏やかにしてくれます。
3. 朝食の「定番スタイル」をつくる
1日を元気に過ごすため、朝食をしっかりと摂ることは大切だと言われています。でも、忙しい朝の食事作りは大変なもの。そこで取り入れたいのが「朝食の定番スタイルづくり」です。毎日決まったメニューに「定番化」しておけば、献立に悩むこともなくストレスフリー。
たとえば、おにぎりとお味噌汁やトーストと野菜スープ、これに野菜ジュースやヨーグルトなどをプラスするなど簡単なメニューでOK。お味噌汁やスープは前日に多めに作っておくと、朝は温めるだけなので時短になります。
筆者も朝ごはんは何年も定番化しているため、朝食づくりがスムーズで気持ちがラクです。また1日の栄養バランスや体調管理のひとつとしても、朝食の定番スタイルをつくることは一役買ってくれるのではないでしょうか。
4.晴れの日はウォーキングなど外で軽く体を動かす
人との距離をとって過ごすことが求められる昨今ですが、できるだけ人の少ない場所を選んでウォーキングをするなど軽く体を動かすことは心身の健やかさに繋がりますよね。晴れた日は、風や光を体いっぱいに浴びて楽しみながらお散歩してみては。リモートワークの合間の気軽なリフレッシュ方法としてもおすすめです。
5.雨の日は手を動かして創作活動
外出が難しい雨の日は、いっそのこと「おうち時間」を満喫しましょう。家事ややるべきことが済んだら、手を動かしてできる「創作活動」を楽しんでみては。手芸や絵を描くこと、料理をつくることでも構いません。でき上がったものを使ったり眺めたり食べたりできると、達成感を味わえます。
6.読書の時間をあえてつくる
食事の片付けが終わった後のひととき、眠る前のリラックスタイムなど、あえて「読書の時間」を意識してつくることも日々の楽しみに。少しずつでも心地よく読める分量で、無理をして読み進めないことが続けていくポイントです。読書習慣は、日々に潤いや学びを与えてくれます。本は非日常を感じられる身近なモノ。短くてもそのゆったりとした時間そのものが、心地よさや癒しをもたらしてくれることでしょう。
7.「5分だけ」と決めて片付けをする
ソファの上やダイニングテーブルの上など、モノが置いてあると散らかったように見えて心がざわざわしてしまいませんか。家族それぞれ個人のモノはリビングやダイニングに残さず、元の場所に戻すことを意識すれば家族団らんの場はいつでもすっきり。翌日に散らかした状態を持ち越さないためにも、「5分だけ」と決めてささっと片付けする時間をつくってみてはいかがでしょう。
何気ない日常がしあわせに感じられる環境づくりを
自由に出かけることも難しい状況のなかで、できるだけ軽やかに楽しく暮らしていくためには自分がご機嫌になれる環境づくりが大切です。「晴耕雨読」を少しだけ意識して自然と自分の心に無理なく過ごしていけば、何気ない日常こそがしあわせと感じられるのではないでしょうか。あなたもぜひ、心地よく暮らすヒントをご参考になさってみてくださいね。