夏の自由研究に!屋上テラス向け、子どもがワクワクするテーマ5選
山や海、プール、花火など、夏休みは子どもにとって楽しいイベントが盛りだくさん。
でも、学校によっては宿題が大量に出されることもあり、その中でも自由研究は親子で頭を悩ませる問題ですよね。計算ドリルや漢字の練習であれば分かりやすいですが、課題が自由すぎると「何をしたらいいか分からない….」と困ってしまうこともあります。
そこで今回は、屋上テラスでできる、夏の自由研究テーマについてご紹介。自宅の屋上テラスを活用して、楽しみながら取り組んでみてくださいね。
自由研究は子どもの「個性」を伸ばすチャンス
親御さんによっては、準備や片付けの手間ひまから「ちょっと面倒」に感じる自由研究。
でも自由研究は、子どもの個性を伸ばすチャンスでもあります。子どもは大人よりも経験が少ないため、「できる・できない」の区別がまだまだつきません。「これをやったらどうなるんだろう」というワクワク感は、子どもの探究心や好奇心を育てます。自分の好きなテーマに取り組めば、「どうやったらうまくいくのか」といった問題解決能力も高まるでしょう。
自由研究は簡単に終わらせることも、時間をかけて取り組むこともできる課題です。どのように取り組むかはそれぞれの自由ですが、真剣にやってみたからこそ気付ける感情や発見もあります。
どうやって決める?自由研究のテーマ選びのコツ
自由研究は何をしてもいいだけに、テーマ決めに悩む親子も多いはず。子どもから「何をやろうか」と相談されても、なかなか良いアイデアが浮かばず、回答に困ってしまうこともありますよね。
ここでは、自由研究のテーマを決めるときのコツについてご紹介します。
日常のちょっとした疑問をテーマにする
日常のちょっとした疑問を、自由研究のテーマにするのもおすすめです。たとえば「パンが好き」ということであれば、パンの作り方を調べてみたり、食感の違いを調べてみたりといった具合です。自分でパン作ってみる、パン工場に見学に行くというのもいいですね。自由研究のテーマは、意外と身近なところで見つかることもあります。
子どもが楽しめること
子ども自身が楽しめることや好きなことであれば、自由研究にも意欲的に取り組むでしょう。つい大人目線だと「部屋が汚れない」「片付けが簡単なテーマ」などを選びがちですが、自由研究は子どものための課題です。子どもが楽しめるテーマを重視すれば、独創性も育ちやすくなりますよ。
道具が用意できること
自由研究では、各自で必要な道具を準備しなければなりません。テーマ選びでは、必要な材料がすぐに手に入るかどうかも大事なポイントです。道具と一緒に、実験や研究で必要なスペースも考えておくと、途中で計画を変更することなく、最後まで自由研究を進められます。
屋上テラスでやりたい!子どもがワクワクする自由研究テーマ5選
自由研究は室内でもできますが、屋上テラスならアクティブなテーマにも取り組めます。広々とした場所を使って、課題にチャレンジしましょう!
メントスコーラ
ブワッと噴き出すおもしろさから、Youtubeでも話題になったメントスコーラ。
メントスにコーラを入れるだけと手順は簡単ですが、応用すれば自由研究にもなります。「メントス以外のお菓子を入れてみる」「コーラの量を変えてみる」「他の炭酸飲料ではどうか?」などなど、いろいろと試してみましょう。そもそも「なぜコーラが噴き出すのか」を考えてみるのもいいですね。
お片付けはちょっと必要ですが、屋上テラスでなら近隣の迷惑にもならず、堂々と実験できます。
【必要な道具】
・コーラ
・メントス
・計測用の定規
・動画撮影の機器(スマホなど)
テントの設営
キャンプ好きのご家庭であれば、テントの設営を自由研究にしてしまいましょう!テントの仕組みや種類、素材、ペグのうち方などに注目すれば、立派なテーマが完成します。調べることや試すことがいくつかあるため、少し時間はかかりますが、親子で楽しめるテーマはアウトドア好きにおすすめです。
テント設営ができるようになれば、学校行事や公募型キャンプに参加したときにも、周りから頼りにされるはず。
【必要な道具】
・テント
・カメラ
星座観察
星座観察は、夏の自由研究の定番と言えますね。はくちょう座のデネブ・こと座のベガ・わし座のアルタイルを結んだ “夏の大三角形” を観察したり、夏の星座である “さそり座” を探したりしてみましょう。
また、毎年8月13日頃には、三大流星群の一つである “ペルセウス座流星群” がやってきます。一時間あたり80個を超える流星が流れるので、家族みんなで見るのもいいですね。星座観察に合わせて、星座の神話なども調べてみると夜空の見方が変わるでしょう。
【必要な道具】
・星座早見盤(または星座表アプリなど)
・星座図鑑
・虫よけスプレー
・双眼鏡
割れないシャボン玉
割れないシャボン玉は、遊び感覚できる自由研究。シャボン玉といえば、すぐにパチンと割れるイメージですが、PVA入りの洗たくのりなど利用すれば、割れないシャボン玉ができます。「どれが一番割れないか」「長く飛ぶシャボン液」「虹色に見える理由」などを調べてみましょう。
あえて材料を省略したり、分量を少なくしたりして、違いを見比べるのもおもしろいですよ。針金ハンガーを使って吹き具を自作すれば、大きなシャボン玉も作れます。
【必要な道具】
・ぬるま湯
・PVA入りの洗たくのり
・台所用洗剤
・砂糖
・グリセリン
・吹き具(市販のもの、ストロー、針金ハンガーなど)
焚き火
屋上テラスでなら、焚き火を自由研究のテーマにするのもおすすめ。子どもに火起こしをさせるのはドキドキするので、大人も一緒についていてあげましょう。火起こしはマッチなどで試みるのもいいのですが、火打ち石や火おこし器など原始的な方法でチャレンジすると一層おもしろくなります。やっと火が点いたときには、達成感も味わえるでしょう。
焚き火では「火がつきやすくなるコツ」「どうしたら火が消えないか」「燃えやすい木の種類」など、視点によってさまざまな学びが期待できます。一生懸命に火を点けた後は、バーベキューやカレーなど料理をしてみるのもいいですよ。
【必要な道具】
・火おこしの道具
・焚き火台
・火バサミ
・耐火グローブ
・コットン素材の服装
まとめ
夏休みの課題である自由研究は、好きなことや興味のあることであればワクワクするもの。
少し視点を変えれば、日常生活の些細なことがテーマになることもあります。
自由研究は何をやるのも自由なので、しっかりしたお勉強でもいいのですが、ちょっと遊びの要素が入っていると子どもも楽しくできるでしょう。
ぜひ屋上テラスの空間を活かして、自由研究にチャレンジしてみてくださいね。