これだけはやっておきたい。雨の日を快適に過ごす4つのお手入れ

テクニック

画像:PIXTA

雨が多い時期、湿気によるトラブルが気になることはありませんか。事前にいくつかの準備をしておくと、じめじめとした季節を快適に過ごせます。今回は、雨の日を心地よく過ごすためにやっておきたい4つのお手入れをご紹介します。

雨の日を快適に過ごすにはどんな準備が必要?

画像:Unsplash

梅雨や台風など、雨が長らく続く季節がやってきました。雨の日でも快適に過ごすためには、事前にお部屋のお手入れをしておく必要があります。少し面倒に思えることもありますが、ぜひ快適なおうち時間をめざしてできることから準備してみてはいかがでしょうか。

雨の日を快適に過ごすための4つのお手入れ

1.お部屋の除湿対策

modern closet with clothes hanging on rail, white wooden wardrobe, interior design concept

画像:PIXTA

湿気は、お部屋のカビの原因になったり食べ物を傷めてしまったりと困りもの。できるところから除湿対策をしておくことをおすすめします。

たとえば、湿気のこもりやすい場所のひとつがクローゼット。大切な衣類を守るためにも除湿剤を適切に使うなど除湿対策しておきましょう。また晴れた日には扉を開け放ち、サーキュレーターなどで風を送るのもよいでしょう。空気が滞りやすい場所には湿度計を置くなどして、日頃から湿気に気を配っておくとよいですね。

2.お部屋全体に風通しをする

画像:PIXTA

クローゼットだけでなく、家全体に風を通しておくことも心がけたいポイントです。窓を開けて換気するだけでなくサーキュレーターや扇風機などを使って空気を動かすように意識してみましょう。

特に寝室は、盲点になりがちなお部屋。昼間は使わない空間なので、つい換気を忘れてしまうことはありませんか。寝室も窓を開けて、マットレスなどに風を当てることも大切です。カビ対策のためにも布団用掃除機や布用除菌スプレーなどを使ってお手入れしておきましょう。

3.キッチン・洗面所・浴室など水まわりのカビ予防

画像:アイム・ユニバース

キッチン、洗面所、浴室などの水まわりは、汚れやカビのトラブルが気になる場所。特に注意してお手入れしておきたいのが、雑菌などが繁殖しやすい排水口です。

たとえばお掃除に活躍する重曹は。キッチンの排水口掃除にも役立ちます。排水溝に重曹をふりかけて5分ほど置いておき、汚れをブラシなどで擦った後水で洗い流せばすっきりとします。

画像:アイム・ユニバース

洗面所では、特に洗濯機のカビ予防をしておきたいもの。休みなく使い続けるため水気が完全に乾かずカビが繁殖しやすい家電です。

ポイントは2つ。洗濯機内部に洗剤を残さないこと、蓋を開けてできるだけ内部を乾燥させることを心がけてみてください。なお小さなお子さんのいるご家庭では、洗濯機のなかにお子さんが誤って入らないよう気を付けましょう。

湿気が多くカビの生えやすい浴室は、湿気がこもらないよう換気をすることがカビ予防の第一歩。窓がある場合は窓を開け、ない場合でも換気扇をまわして湿気を逃がします。できれば、浴室内に残った水分を拭きとったり、ワイパーで水切りしたりするとカビ予防にも繋がります。

また、浴室内に置くモノは、できるだけハンギング収納にしておくと通気性がよくなります。浴室の収納方法を見直して観るのもよいですね。

4.室内干しスペースをつくる

画像:PIXTA

雨の日に、あると便利なのが部屋干しスペース。好みのインテリアでまとめていても洗濯物をお部屋に干すと一気に生活感がでてしまう…とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

そんな時には折りたためるハンガーラックや、取り外し可能な室内干しロープなどを設置してみてはいかがでしょうか。必要な時にだけ室内干しスペースをつくることができるのがメリットです。室内干しをつくるスペースをあらかじめ空けておくなど、晴れているうちに配置を検討しておきたいですね。

雨の日もすっきり居心地のよい家に

画像:PIXTA

日頃から少しずつ雨の日を意識して準備しておけば、長いおうち時間も快適に過ごせるはず。雨の日にゆったりと心地よく過ごせるよう、できることからお手入れを始めてみてはいかがでしょうか。

伊野奈緒美

319,319 views

福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧