子どもと暮らすお部屋づくり「楽しい子ども部屋づくりのコツ」
導入文:小さなお子さんがいるご家庭では、リビングの一角にキッズスペースをつくるなど身近な場所に遊び場を用意することも多くなっています。でも遊び場や成長の場として、いつかは用意してあげたい「子ども部屋」。
筆者も、「自分たちに合った」子ども部屋づくりに試行錯誤している日々です。今回は、お子さん自身が自分の部屋を好きになる、「楽しい子ども部屋づくりのコツ」をご紹介します。
子どもの成長のために。用意したい子ども部屋
子ども部屋が必要となる期間は意外と短く、進学や就職などのタイミングによって10年に満たない場合もあります。でも、お子さんが大きくなるにつれ「子ども部屋」は必要になる場所。お子さんの自立や個性を育む場として、重要な役割を持っています。
子ども部屋をつくってすぐは、個室にいることが寂しく思えたり落ち着かなかったりするお子さんもいるでしょう。そんな時には、お子さん自身が「好き」と思える楽しい空間づくりをしてみてはいかがでしょうか。
家族と過ごす場所と同様に子ども部屋がお気に入りの場所になれば、お子さんにとって住まいはもっと豊かで心地よいものになるはずです。
「楽しい子ども部屋づくり」のコツは?
1.お子さんの好きな色・柄を取り入れる
安心して過ごせる場にするには、お子さんが「好きな色や柄」を取り入れるのが近道。温かみのある木製家具やアイボリーなど明るめのベースカラーでお部屋をシンプルに整え、カーテンやベッドファブリックなど大きめのインテリア雑貨でお好みの色柄をプラスしていきます。
こうすることで、年齢が上がったりインテリアの好みが変わったりしても対応できる、フレキシブルなお部屋に。ファブリック類は気軽に取り替えやすいので、季節や気分によって選んでみてはいかがでしょうか。
2.ウォールステッカーなどで壁を飾る
お子さんの好きなキャラクターやモチーフは、大人のインテリアには少しマッチしないこともありますよね。でも「子ども部屋限定」なら、思いきり取り入れてあげられるのではないでしょうか。
ウォールステッカーやポスターなど、好きなキャラクターに囲まれていればお子さんもワクワク。はがしても跡が残らないテープなどを使えば、気軽に貼り替えもできます。家具や内装をシンプルにしておくと、キャラクターグッズが際立ち楽しい空間になりますよ。
3.可動式の間仕切りを活用する
最近の子ども部屋は、「ライフスタイルの変化に対応できる」ことがキーワードになっています。2人以上の兄弟姉妹で1部屋を使うなら、将来的にはそれぞれ個室として使えるよう可動式の間仕切りを用意するご家庭も増えています。
間仕切り扉や収納棚といった本格的なものから、ロールスクリーンやカーテンで緩やかに仕切るアイデアなどさまざま。間仕切りをするだけでプライベート感がぐっと高まるので、「秘密基地」のようにお子さんも楽しい気持ちになれるのではないでしょうか。
インテリアとしても素敵な子ども部屋グッズ集
SOLOMON BRICK 賢人パズル
楽しく遊べて知育にもなり、さらにインテリアとしても素敵。そんなおもちゃがあれば、子ども部屋がいっそう楽しくなりそうですね。
こちらは、遊びながら集中力を活性化する「賢人パズル」。
7ピースのカラフルなブロックを組み合わせると、立方体が作れます。カラフルな色合いと洗練されたデザインで、子ども部屋だけでなくリビングに置いても絵になりますよ。
カポッククッション
ハリネズミやキリン、星型など見ているだけで楽しくなるようなクッションが勢ぞろい。なナチュラルな優しい色合いと手書きタッチの柄が、ほっこりさせてくれそうですね。
子ども部屋で使うのにもぴったりの、オーガニック素材が使われています。洗濯機で洗えるのもうれしいポイントです。
Kid’s Concept Mini Kitchen Portable BISTRO
スウェーデン生まれのブランド「Kids Concept」の木製キッチン玩具。 本物のキッチンを思わせる精巧なデザインで、リアリティのあるごっこ遊びが楽しめます。
子ども部屋に置いておくだけでも絵になる、洗練されたデザインも魅力。落ち着いたグレイッシュな色合いで、大人のインテリアにもなじみます。
自宅用やギフトに。雑貨で子ども部屋を楽しく
「自分の部屋が好き」、そう思えたら子ども部屋はお子さんにとってお気に入りの空間になるはずです。間仕切りやシンプルな内装を意識して将来的に活用しやすい工夫をしつつ、インテリアはお子さんの「好き」を詰め込んでみてはいかがでしょうか。