屋上テラスで洗濯物を乾かすには
屋上テラスほど、洗濯物が乾きやすい場所はありません。天気のいい日なら、その日のうちにカラッと乾きます。
ただ、いざ屋上テラスに干してみると、風の強い日は洗濯物が落ちないようにしたり、雨が降ってきたら早急に取り込んだりと、大変な声をよく聞きます。
そこで今回は、屋上テラスで洗濯物を乾かすときの注意点をサクッと解説。これから活用する方も、すでに活用している方も、ぜひ参考にしてください。
1.屋上テラスは洗濯物を乾かす絶好の場所
自宅の屋上テラスを上手に使えている方は意外にも少ないです。最初は、バーベキューやインテリアを楽しんでいても、いつの間にか使わなくなっていることも多いとか。
そんな中、あまり使わない方でも利用しているケースが「洗濯物の干し場」です。
屋上テラスなら、あらゆる方向から日差しが当たるので、洗濯物がすぐに乾きます。ベランダよりも乾きやすく、たくさんの量を干せるので、干し場として使うのがベストです。
ただし、屋上テラスで洗濯物を干すときには、いくつかの注意点があります。
2.屋上テラスで洗濯物を干すときに気をつけたいこと
屋上テラスに洗濯物を干すなら、ベランダとは勝手が違うことを覚えておきましょう。ここでは、屋上テラスで洗濯物を干すときに気をつけたい、3つのことを紹介します。
・「ハンガー」や「物干し竿」が落ちないようにする
屋上テラスを干場として使う場合、ベランダよりも気を使う必要があります。たとえば、強風でハンガーや物干し竿が落下してしまうと、隣人の方に迷惑をかけたり、通行人のケガにつながったりする恐れがあります。
特に、ベランダで使うようなハンガーや物干し竿では、落下の危険性が高まるので気をつけてください。洗濯物を干すという視点だけではなく、落下する危険性がないかも考えて、ハンガーや物干し竿を選びましょう。
【解決策】
東京ハンガーの「防風対応版ステンレスハンガー」や、セシールの「スペーススリムⅡ 伸縮ハンガー」なら、竿にフックする部分が付いているので、強風でも落下しにくいです。
また物干し竿には、重りを設置したり、竿を固定するストッパーを付けたりして対策するといいでしょう。
もちろん、さまざまな対策をしても、落下の危険性がゼロになるわけではありません。当たり前ですが、台風や強風が来る際は、無理せず室内に干すように心がけてください。
・屋根がないので「雨対策」をしっかりと
洗濯物を干す際に心配になるのが雨です。ベランダならすぐに取り込めますが、屋上テラスだと時間がかかります。
近年、ゲリラ豪雨など天気の急変が多いため、屋上テラスにそのまま洗濯物を干すのはリスクが高いです。
【解決策】
NOANの 「洗濯日和ネクスト」といった雨よけカバーを利用すれば、急な雨からも洗濯物を守れます。また「目隠し」や「UVカット効果」もあるので、雨よけ以外にも優れたメリットが多いです。
また経済的に余裕のある方は、「屋上テラス用のランドリールーム」を設置してもいいかもしれません。これなら、確実に雨から洗濯物を守ってくれます。
・洗濯機は「屋上テラスの近く」が理想
屋上テラスで洗濯物をスムーズに干すなら、洗濯機からの距離が大切です。いわゆる「家事動線」が長いと、それだけ洗濯物を干したり、取り込んだりする手間がかかります。洗濯をこまめにしても、まとめてしても、この手間は変わりません。
【解決策】
できるだけ洗濯機と屋上テラスの距離を縮めましょう。どうしても距離が遠い場合は、晴れた日のみ洗濯物をまとめて干し、天候が悪いときは干さない、または部屋干しにするなどして対策をとりましょう。
ただし、部屋干しは季節によって室内がジメジメしやすいので、除湿機やクーラーを利用して湿度を下げてください。
まとめ
屋上テラスで洗濯物を乾かす際の注意点を解説しました。注意点にさえ気を付ければ、屋上テラスほど干し場に適した場所はありません。
たっぷりの日光を利用して、毎日の洗濯を少しでも楽にしてください。そのためには、注意点をしっかりと守ることが大切です。