屋上テラスの風対策は念入りに。対策が必要なレベルはどのくらい?

安全対策

屋上テラスのある家に住むことに憧れている人も多いのではないでしょうか。緑でいっぱいにした自宅の屋上テラスで、家族とのんびりと過ごす休日を考えるとワクワクしてきますね。

しかし、自宅の屋上では注意しておくべきことがあるのです。それは、思っているよりも風の影響が強く、強風にさらされる可能性があるということ。屋上では風を遮るものがない分、庭で吹く風よりも強風になるのです。

よって、これから屋上付きの家を建てようと思っている方や既に屋上を持っている方も必ず考えておかねばならないのが強風時の安全対策です。

そこで、今回は自宅の屋上で風が強いときの対策について調査をしてみました。みなさんに必要な知識ですのでぜひ参考にしてくださいね。

屋上ではどれくらいの風が吹くの?

そもそも屋上ではどのくらいの風が吹くのでしょうか。屋上における風の威力とは、実は単純ではありません。その理由は実際に外を歩いているときに感じる風とは別に、建物の高さや立地によって影響が違ってくるからなのです。

台風や強風警報の発令時に「風速」という言葉を耳にしますが、どのくらいの風速でどういう影響がでるのかピンとこない人もいるかもしれませんので、予報用語と併せて簡単にご説明します。

やや強い風
やや強い風というのは平均風速10m/s以上15m/s未満を指します。このくらいなら対策なしでも良いというわけではなく、屋上の洗濯物が飛ばされてしまうことがあるほどの風です。

人への影響は、誰しも経験したことがあるであろう「傘をさしながら歩くことに困難さを感じる」くらいの風なので、軽い物や風に煽られそうなものは室内に入れておきましょう。

強い風
平均風速15m/s以上20m/s未満を指す予報用語です。高所での作業が危険なレベルの強風といわれているので、屋上の風対策をしっかり行う必要があります。

場所によっては古い看板が外れたり、空き家の屋根材質が外れたりもするので、予報の段階で対策をし、風が強くなったら屋上へは出ないようにします。

非常に強い風
こちらは平均風速25m/s以上30m/s未満と大きなくくりです。このレベルでは絶対に屋上で作業をしてはいけません。看板やトタンの一部、屋根瓦が飛散してくる可能性があります。

予報の段階で屋上のものを室内に移動させ、安全対策をする必要があります。

ここまで、予報用語とともに風の影響を説明しましたが、台風となると場所によってはここで説明した以上の風が吹く可能性があります。

そして、ここでは平均風速で説明をしましたが、最大風速は平均風速を超え、瞬間最大風速はその1.5~2倍となるのです。やや強い風程度なら…と侮らず、近隣住民の安全や自宅の安全のためにも対策は念入りにしておきましょう。

屋上の風が強いときの対策はどうする?

それでは、屋上における風が強いときに対する対策は、どのようにしたらいいのでしょうか。建築物として作る場合には専門家による設計が必要なので今回は割愛しますが、屋上で日々の生活を楽しむために必要な強風対策について考えていきましょう。

まず屋上の形態についてですが、屋上をどのように使用するかによって変わってきます。コンクリート打ちっぱなしで使用するケースもあれば、タイルやウッドデッキを敷いて使用しているケースもありますね。

風対策で特に注意しなくてはならないのが、プランターを置いていたり、子どもの遊び道具や屋外家具を置いていたりするケースです。この場合には、室内に入れられるものは入れ、室内に入らないものは重しを乗せる、または風の影響を少なくするために横に倒しておきましょう。

取り外しのできるタイルやウッドデッキを屋上に敷いている場合、強風でタイルが巻き上げられることも考えられるので、台風や強風注意報がでている場合は撤去しておくか、スペースが広くない屋上であればビニールシートを被せ、その上に水を入れる重しを複数個、等間隔に置き飛ばされないようにしておきます。

今後の風対策として、フェンスが低い場合や、元々フェンスがない屋上の場合は防風ネットやフェンス、ラティスなどの設置を検討してもよいでしょう。

風よけフェンスを設置するときのポイントは?

屋上の風が強いときの対策に有効なものとして、フェンスなどがありますが、やみくもに設置すればいいわけではありません。フェンスの形状や風に対する抵抗力、そして高さなども重要なポイントとなります。

安全対策に必要なものですから、フェンス、ルーパーをDIYで設置するのは避け、信頼できるプロに相談して設置してもらいましょう。

フェンス選びの注意事項
フェンスを選ぶときに注意しておくことは、フェンス自体に強風対策が施されているものを選ぶようにすることです。頑丈なフェンスは目隠し用とは違い、支柱や取り付け部分が風対策としてしっかりと補強されています。

そして、屋上の風対策でフェンスを選ぶとき、一つの基準としては耐風圧強度が40M相当レベルのものを選び、その場所にあったフェンスの高さで設置することが挙げられます。

耐風圧強度とは、10分で耐えられる最大の平均風速をあらわしています。

先ほど説明した中には風速40m/sは出てきませんでしたが、非常に強い風の最大風速は40m/sまでいく可能性があり、瞬間最大風速はそれ以上となるので、風の影響を受けやすい屋上では決して大げさな設備ではありません。

ただ、風速40m/sが10分続く日というのは滅多にないこと、瞬間最大風速が40m/sであれば耐えられる設備なので必要以上に不安に感じることもないでしょう。

まとめ

今回は自宅に屋上テラスがある方やこれから持ちたいと考えている人に向けて、屋上の風対策について知っておくべき情報をまとめてみました。

風対策として有効なのは、屋上のものを室内に入れることなどと、フェンスを設置することなのですが、フェンスの設置については専門的な知識が必要となってきます。

フェンスの設置をはじめ、設置後のメンテナンスのことも考えると、屋上のある家の実績があるメーカーや、企画や設計から建築、メンテナンスなどのアフターフォローまで一貫して行なってくれるメーカに、依頼することが、安心して暮らせる家造りのコツかもしれませんね。

自宅が一番安全な場所となるように、強風への対策も、日々の暮らしの中で行っていきましょう。

管理人

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