「屋上テラス×ガーデニング」始める前に、知っておきたい3つのポイント
気軽にお出かけができない日々が続くと、お家時間をもっと充実させたいと思う方は多いのではないでしょうか。お家にいながら屋外の開放感を楽しめるのが屋上テラス。そんな場所で楽しむガーデニングは、日常のなかに心の潤いを与えてくれるかもしれません。今回は、「屋上テラスでガーデニング」を始めるときに知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
屋上テラスでガーデニング、やってみよう
庭がなくても屋上テラスで楽しめる「ガーデニング」。お家で過ごす時間が長くなると、もっと自然を感じたい、お花やグリーンに囲まれたいと憧れる方は多いのでは。
でも、植物を育てるのが苦手と感じている方のなかには、ガーデニングと聞くと育てるのがとても大変そう…と感じてしまうかもしれませんね。そんな時には、一気にたくさんの植物を取り入れようと無理をせず「自分が育てられるだけ」と小さく始めてみれば、気負いなく楽しめるはずです。
屋上テラスに植物があるメリット
■柔らかな目隠しにも
屋上で育てる植物は、住む人の目を楽しませるだけでなく目隠しとしての役割もあります。プライバシーを守る意味でも、取り入れてみてはいかがでしょうか。低めの木を並べた、小さな森のようなガーデニングも素敵。フェンスよりも優しい雰囲気の目隠しとなるだけでなく、シンボルツリーのように印象的な景観をつくってくれます。
■季節を感じられる
芽が出たり花が咲いたり…日々成長していく植物を育てることによって、季節の変化を感じられるのもメリット。季節ごとにゆっくりと植物と向き合う時間は、リラックスしたひとときをもたらしてくれそう。身近な場所で育てる植物は、家族の一員のように愛おしい存在になるはずです。
「屋上テラス×ガーデニング」3つのポイント
(小見出し)ポイント1:日当たりと風通しをチェック
屋上テラスでガーデニングを始めるなら、チェックしておきたいのが植物を育てる環境。以下のようなことは、始める前に確認しておきましょう。
・屋上テラスで良く日が当たる時間、日陰になる時間
・屋上テラスの風通しやその強さ
屋上テラスはもともと日当たりは良い場所ですが、植物を置く場所にどのような変化があるかは知っておきたいところ。また、植物が成長するために欠かせないのが風通しも意識してみてください。風通しが悪いと蒸れてしまい、植物に病気や害虫が発生してしまうこともあるのだそう。それを防ぐためには、コンテナなどをなるべく高い位置に置くなどの対策が必要です。
ポイント2:植物選びは慎重に
屋上は日当たりが良く、地上より風通しが良い場所。でもそのことで、植物が乾燥しやすいというデメリットもあります。また高い位置にあるため、風の影響を受けやすいことも考えられるため、育てる植物は慎重に選びましょう。
屋上テラスには、大きく成長する木は向いていません。低木を選び、大きく成長させないよう配慮が必要です。また建物の積載重量に適した植物を選ぶことも大切なポイント。迷ったら、草花や小さな菜園などを楽しむのが良いでしょう。
ポイント3:土壌にも気を配って
屋上テラスの土壌は、メンテナンスの楽な屋上やベランダ専用につくられた土を使うのが安心かもしれません。通常の土と違い、軽く、通気性、水もち、水はけがよいなどの特徴があるものも。また病原菌や害虫、雑草の種も混じっていないタイプもあるため、定期的な土の入れ替えが不要でラクにガーデニングを楽しめそうですね。
屋上テラスのガーデニングを素敵にするアイテム
屋上テラスに置く鉢植えは、鉢のデザインにもこだわるとより素敵なガーデニングに。レトロでナチュラルな雰囲気を楽しむなら、ブリキのバケツなどを使うのもよいでしょう。めざすガーデニングのテーマを決めて、バスケットや陶器製など、お好みのタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
また低めの台やシェルフの上に鉢植えを飾るのもおしゃれ。植物だけではなく、ジョウロやスプレーなど、ガーデニング用品も素敵なデザインを選ぶと置いているだけで絵になるおしゃれな雰囲気にしあがりますよ。
「植物を育てる」、そんな心の余裕が癒しに
屋上テラスで楽しむガーデニングの魅力は、身近な場所で成長していく草花にいつも触れ合えること。庭がなくても菜園やハーブを育てて収穫を楽しむことだってできます。そんな非日常感が、少しだけ心に余裕をもたらしてくれるかもしれません。あなたもぜひ、ご自分に合ったやり方で、ガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。