一度は行ってみたい!有名な屋上テラス<海外編>

コラム

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世界には数多くの屋上テラスが存在します。歴史を感じるものから、新しくできたものまで、魅力的な屋上テラスが豊富です。そこで今回は、一度は行ってみたい!世界的に有名な屋上テラスを紹介します。

1.海外の有名な屋上テラス5選を徹底解説

名称 場所 おすすめ度
Marina Bay Sands シンガポール ★★★★☆
30 Hudson Yards アメリカ ★★★★★
Copen Hill デンマーク ★★★★☆
Casa Mila スペイン ★★★★☆
Hotel Daniel オーストリア ★★★★★

今回は、海外に存在する5つの屋上テラスを解説します。日本に比べると、海外の屋上テラスはスケールが大きいです。ぜひ、海外旅行に行く際は訪れてみてください。

・Marina Bay Sands  -天空に最も近いプール-

一度見たら忘れられないビジュアルが印象的なシンガポールの「Marina Bay Sands(マリーナ・ベイ・サンズ)」。

設計はイスラエルの建築家・「Moshe Safdi(モシェ・サフディ)」氏が担当しています。代表作は、カナダのケベック州モントリオールにある「アビタ67団地」など。こちらも不思議な形をした建築なので、ぜひ検索してみてください。

Marina Bay Sandsの屋上には、船の形をした1ヘクタールの空中庭園「Sands Skypark(サンズ・スカイパーク)」が存在し、3つのビルの上に架かっているという、なんとも不思議な外観です。

ここには、シンガポールを一望できる展望台や、プールが無限に続くように見える「インフィニティプール」があります。どちらも絶対に訪れたいインスタ映えスポットのひとつです。

Marina Bay Sandsは、世界最大のカジノに加えて、ショッピングモールや美術館、映画館を有する複合リゾートになっています。屋上テラス以外にも魅力にあふれた建物です。

・30 Hudson Yards -西半球最大の展望台-

ニューヨークは、マンハッタンの再開発地区「Hudson Yards」に建てられた超高層ビルが「30 Hudson Yards(サーティー・ハドソン・ヤーズ)」です。地上335mの高さは「世界で5番目」に位置します。

屋上展望台「The Edge(ジ・エッジ)」は、2020年3月にオープンしたばかり。屋上のフェンスや床はすべてガラスになっており、マンハッタンの景色を360度見渡せる絶景スポットです。

The Edgeへの入場は、チケット制を採用しています。公式サイトでは、4つのプランを用意しており、それぞれ内容が異なります。例えば、シャンパンを片手に景色を堪能したり、記念写真を撮ってくれたりと、プランごとに特典が変わる仕組みです。訪れる際は、あらかじめプランを吟味しておきましょう。

西半球最大の屋上テラスから見下ろす「スカイライン」や「ハドソン川」は、一度は見ておきたい景色です。併設されたショッピングやレストランを楽しみながら、屋上テラスの絶景に酔いしれてください。

・Copen Hill -サスティナブルな屋上テラス-

デンマークは、コペンハーゲンに現れた新たなランドマーク「Copen Hill(コペン・ヒル)」。その名の通り、コペンハーゲンの丘を意味する施設は、どんな建物よりも個性的です。

屋上テラスには、山のないデンマークにとって貴重なスキー場が存在します。ほかにも、ハイキングやクライミング、公園、バーなど、複数の施設が併設されています。これだけでも魅力的な施設ですが、Copen Hillの魅力はそれだけではありません。

実はこの建物、廃棄物発電施設なんです。コペンハーゲンは2025年までにCO2排出ゼロの都市を目指しています。Copen Hillは、そんな都市を代表する施設であり、今話題のサスティナビリティを実現する場として機能しています。

そんな背景もあり、現在世界各国の注目を集めている施設です。デンマークは少し遠い旅行先ですが、一度は見ておきたい屋上テラスといえるでしょう。

・Casa Mila –夢の中に現れた屋上テラス-

スペインの著名な建築家「Antoni Gaudi(アントニ・ガウディ)」が後期に住んでいた邸宅が「Casa Mila(カサ・ミラ)」です。ガウディといえば、完成に数百年かかるといわれている「Sagrada Família(サクラダ・ファミリア)」が有名です。ただ、今回は屋上テラスが楽しめるCasa Milaを紹介します。

Casa Milaは1984年に世界遺産にも登録された建築物です。直線部分のない流線的なデザインが特徴で、波打つような造形は地中海を意識して作られました。

そんなCasa Milaの屋上テラスは、不思議なオブジェが立ち並ぶ、異様な雰囲気を放っています。幻想的な空間は、まるで夢の中にいるかのよう。オブジェ群は煙突になっており、ただ芸術的なだけではなく実用性も考えられています。

Casa Milaは一般公開されているので、観光地として訪れることが可能です。ぜひ、現場に訪れてガウディ後期の思想を体感しましょう。

・Hotel Daniel -屋上テラスの秘密基地-

オーストリアの主要都市グラーツにある老舗ホテル「Hotel Daniel(ホテル・ダニエル)」。そんなホテルの屋上テラスに存在する「LOFTCUBE」は、2005年のリニューアルをきっかけに生まれました。

屋上テラスにポツンと置かれた四角いコンテナ。実はこれ、れっきとした宿泊施設なんです。室内には、白を基調としたモダンなインテリアが置かれており、普通のホテルと変わりない環境を楽しめます。

また、全方向ガラス張りでオーストリアの街並みを見渡せる上に、外に出れば新鮮な空気を味わえる贅沢な立地です。

普段とは違った屋上テラスを体験してみたい方は、ぜひHotel Danielを訪れてみましょう。

まとめ

海外には、今回紹介した以外にも、たくさんの魅力的な屋上テラスが存在します。現在コロナ禍ということもあり、なかなか海外旅行に行きにくいですが、少しでも世界の屋上テラスに興味を持った方は、ぜひ訪れてみてください。

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