古さと新しさをミックス。「ヴィンテージモダンインテリア」のつくり方

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古さのなかに現代的な香りを漂わせるヴィンテージモダンスタイル。今、インテリアにこだわる方たちの間で注目されているミックススタイルです。歴史を感じさせるヴィンテージとスタイリッシュなモダンテイストを組み合わせることで、現代的でありながら温かみも感じられる独自のインテリアが生まれます。早速、その魅力を探っていきましょう。

ヴィンテージモダンスタイルとは?

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まずは「ヴィンテージスタイル」について紐解いていきましょう。

ヴィンテージスタイルは、使い込まれたアイアンや古材など「ユーズド感」のある家具や雑貨を取り入れたインテリア。アンティークよりも新しいけれど、古いからこそ醸し出せる「味わいのあるもの」を主役にしたスタイルです。

ヴィンテージスタイルは、そのテイストによって以下のように細分化されます。

・アメリカンヴィンテージ

・北欧ヴィンテージ

・英国ヴィンテージなど

近年人気のヴィンテージスタイルというと、ブルックリンテイストのように「メンズライクなインテリア」が主流となっています。たとえ新築の家や現代的なマンションでも、ヴィンテージ家具や古い味わいのあるアイテムを散りばめれば、ヴィンテージスタイルを気軽に楽しむことができるのです。

スタイリッシュでキレのあるモダンインテリアとの融合で、古さと新しさを同時に楽しめる機能的で心地よいインテリアが生まれます。

ヴィンテージモダンインテリアのポイント

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1.経年変化を楽しめる素材を取り入れる

ヴィンテージモダンインテリアをつくるなら、まず手に入れたいのが「経年変化を楽しめる素材でつくられた家具や雑貨」です。使い込まれた味わいが魅力の古材やアイアン、レザーなどが使われた家具や雑貨を取り入れましょう。

メンズライクに仕上げるなら、内装にレンガなどを取り入れると雰囲気が出ます。本物を使うのが難しい場合は、気軽に取り入れやすいクロスで楽しむのもよいでしょう。また家具の樹種にはオークやウォールナットなど味わいのある無垢材を。時間が経つとともに風合いや色合いがよくなる木製家具やレザーは、ヴィンテージモダンインテリアに欠かせません。目指すテイストや年代の空気感を大切にしながら、イメージにあるアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

2.チェアなど小さな家具でモダンをプラス

家具やクロスなどでヴィンテージテイストを醸し出しながら、チェアなどの小さな家具で現代的なモダンデザインをプラスすると洗練されたインテリアに。インテリアの形式にとらわれすぎず、自分らしく楽しめるのがミックススタイル。古いモノと新しいモノの融合を思いきり楽しみましょう。

3.シックな色合いでまとめる

ヴィンテージモダンスタイルは、明るい色合いよりも少しダークな色合いでまとめるのが主流。ダークブラウンやネイビー、ブラック、グレーなどを多用して、クールにまとめると雰囲気が出ます。ただし暗くなり過ぎると重たい印象になってしまうので、ラグやクッションカバーなどファブリックアイテムで「色」をプラスしてみましょう。

4.ヴィンテージテイストの小物を取り入れる

 ヴィンテージモダンインテリアは、モダンインテリアに比べると「小物を多く取り入れる」のが特徴。モダンインテリアは、究極にシンプルな美を目指しますが、ヴィンテージテイストを融合したヴィンテージモダンテイストでは住む人の個性が現れた温かみのある小物づかいが素敵に仕上げるポイントになります。

ポスターをフレームに入れたアート、オブジェ、レザー小物、観葉植物などを織り交ぜて自分らしく飾ってみてください。ざっくりとディスプレイのテーマを決めたら、あとはあまり細かいルールは考えず自由に好きな発想で飾るのが◎です。

普遍的に愛されるヴィンテージモダンインテリア

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普遍的に愛されてきたヴィンテージインテリアに、現代的なエッセンスを加えたヴィンテージモダンインテリア。お部屋全体をヴィンテージに傾けなくても、ひとつふたつ古いモノを取り入れるだけで雰囲気を楽しめますよ。洗練された雰囲気と人の温もりを感じるインテリアは、心をほっと和ませてくれるのではないでしょうか。

伊野奈緒美

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福岡のフリーライター。Naomi.Spring代表。WEB媒体を中心に、インテリア・ライフスタイル・ファッションなどをテーマに記事を執筆しています。趣味は、...

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