玄関ドアは、風水の観点でいうと「運気の通り道」「外と内を切り分ける場所」です。ドアのカラーを、方位や自分のタイプに合ったものにすると、良い運が通るようになります。
本記事では風水で見た、玄関ドアのカラーの選び方を解説します。併せて玄関周りの飾りで注意したいことも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
風水を取り入れた玄関ドアのカラーの選び方
風水における玄関は、運気の通り道であり、外と内を切り分けてくれる場所です。そんな玄関に設置するドアのカラーは、方位や自分の生まれ年・性別に沿って選ぶのが良いとされています。それぞれの選び方を見ていきましょう。
玄関ドアの方位でカラーを選ぶ
玄関ドアを設置する方位ごとに合ったカラーを紹介します。方位によっては、相性の良い素材もあるので、そちらも参考にしてみてください。
| 方位 | カラー・素材 |
|---|---|
| 北 | 白・ベージュ・クリーム・ピンク |
| 東北 | 白・木製 |
| 東 | グリーン・ブルー・クリーム・木製 |
| 南東 | ベージュ・ピンク・グリーン・木製+ガラス |
| 南 | グリーン・白・ベージュ・ステンレス・ガラス |
| 南西 | ブラウン・赤・ラベンダー・アルミ |
| 西 | 黄・ピンク・木製 |
| 北西 | 白・ブラウン・グリーン・クリーム・木製 |
自分のタイプに合わせて選ぶ
八宅風水に基づくと、生まれた年と性別から、自分と相性の良いカラーを知れます。タイプは、乾(けん)・兌(だ)・離(り)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)の8種類です。まずは自分のタイプをチェックしてみましょう。
風水で玄関ドア周辺の飾りで注意したいこと
玄関の正面に鏡は置かない
玄関の正面に鏡を置くと、幸運を跳ね返すのだそう。一方で、左なら金運アップに、右なら出世・名誉につながるとされています。
ただし、左右に置いて合わせ鏡にすると、両方のパワーが反響して効果を得られなくなります。玄関に鏡を置きたい場合は、左右のどちらかで検討してみてくださいね。
鏡のフレームは、方位に合ったカラー、もしくは金色がおすすめです。
基本的に玄関ドアには飾りをつけない
玄関ドアは運気の通り道であり、飾りはその道を防ぐと考えられています。風水を意識するなら、ネームプレートやクリスマスリース、正月飾りなどはつけない方が良いです。イベント後はすぐに取り外しましょう。
ドライフラワーや剥製などは置かない
ドライフラワーや剥製は「死」を連想させることから、風水では縁起が良くありません。逆に「生」をイメージできる生花や観葉植物は、運気を呼び込むとされています。
ドライフラワーが好きでどこかに飾りたいという人は、玄関以外で風通しの良いところに置き、芳香剤や香水などで香りをつけるなど工夫を。
玄関に置くと良いもの(風水的おすすめアイテム)
風水では「玄関=気の入り口」とされており、ここに置く物の選び方次第で運気が左右されると言われます。以下は、玄関に置くことで良い運気を呼び込むとされる代表的なアイテムです。
- 観葉植物:生命力を象徴し、悪い気を浄化してくれるとされます。葉が丸いタイプ(例:パキラ、アイビーなど)が特におすすめ。
- 生花:新鮮な花は「陽の気」を持ち込み、家全体の気を活性化します。
- 盛り塩:邪気を払う風水の基本アイテム。白い小皿に円錐型で盛ると良いとされます。
- 玄関マット:外からの悪い気を吸収・遮断する役割があります。できれば天然素材のものがベター。
- お香やアロマ:香りは気の流れを整える働きがあります。浄化系の香り(例:白檀、ラベンダーなど)がおすすめです。
風水の考えに基づいて、幸運が舞い込む玄関ドアを選ぼう
風水において、運気の通り道であり、外と内を分け隔ててくれる玄関。ドアの色は何が良いか迷ったら、方位や自分と相性が良いものにして、良い運気が舞い込むようにしませんか?
また鏡は左右のどちらかに置き、ドライフラワーや剥製ではなく生花・観葉植物を飾って、さらに運気アップを目指してみてくださいね。