リゾートホテルのような洗練された洗面所をつくるポイント

住まいのなかでも小さく、家族が日々つかうモノが多い洗面所。生活感が気になる、片付かないとお悩みの場所なのではないでしょうか。でも洗面所が美しく整っていれば、住まい全体の雰囲気がぐっと良くなるもの。たとえば、リゾートホテルの洗面所を思い浮かべてみてください。お部屋のなかでも特に目がいく、身支度が楽しみになるような空間ですよね。今回は、リゾートホテルのように洗練された「洗面所インテリア」をつくるポイントをご紹介します。

洗面所を整えるメリットは？

家族のモノが溢れ、生活感が出やすい洗面所。すっきりと整ったインテリアを保つのは難しいと感じていませんか。でもほかの部屋に比べて限られたスペースだからこそ、理想のインテリアを実現しやすい場所でもあります。

少しの工夫でインテリアが見違える

小さな空間だからこそ、ポイントをおさえて少し工夫することでインテリアが見違えるのが洗面所。そう考えると、ワクワクしてきませんか。これからご紹介するのは、リゾートホテルのような洗面所インテリアをつくるヒント。意識して模様替えしてみると、今よりもっと心地よい空間になるはずです。

リゾート感のある洗面所インテリアのつくり方

モノを厳選しすっきりとした空間に

リゾートホテルのような洗面所を目指すなら、生活感をおさえすっきりとした空間にすることが第一歩。そのためにやっておきたいのが「モノの厳選」です。「洗面所に置くモノ」を選ぶポイントはは以下のとおり。

・日々「必ず」使うモノだけを置く

・生活用品のストックは+1を目安に置く

・新しいモノを置く前に「行き先（収納場所）」を決めておく

すっきりと見せるコツは、見せる収納と隠す収納を上手に使い分けること。たとえば、見える場所にはデザインの良い雑貨やインテリアグリーンのみに、扉付の収納に生活感の出る生活用品をしまうと良いでしょう。どうしても出しておきたい洗剤などは、インテリアになじむ収納ケースにまとめたり、お気に入りのボトルに詰め替えたりと「見えても美しい」ことを意識してみてください。

インテリアにつかう色を統一する

美しく洗練された洗面所インテリアをつくるなら、「色づかい」にもこだわりたいもの。

色を多用すると落ち着かない印象になるだけでなく、インテリアがまとまりにくくなります。そこで目安にしたいのが、ベースカラー+1色のルール。

たとえば、清潔感のある白をベースにしてブラウンなどダークな色を1色プラスすればモダンな印象に。この時タオルやディスペンサーボトル、洗剤ボトルなども、色を統一することで洗練された印象に仕上がります。原色などの派手な色は、清潔感を求められる洗面所には不向きかも。どうしても取り入れたい場合は、アクセントとして小物で小さくプラスするのが良いでしょう。

素敵なアメニティで雰囲気を出して

洗面台まわりには、日ごろつかうアメニティを置いておくと便利。見えても素敵なデザインのアイテムを選ぶ、細々としたモノはナチュラル素材のバスケットやトレイなどにまとめるなど、生活感が抑えられる工夫をしてみてください。コットンケースや綿棒ケースなどを取り入れると、より雰囲気が出ます。

飾りながら収納できるオープン棚は、お気に入りの洗面用品やインテリアグリーンでディスプレイを楽しんでみては。テイストを意識して色やデザインにこだわれば、生活用品が見えていてもおしゃれな雰囲気をこわしません。

ディスペンサーボトルを陶器製に

日々つかう洗面用品のデザインや素材にもこだわってみましょう。リゾートホテルの洗面所を意識するなら、ふっくらとした上質な素材感のタオルや陶器のディスペンサーボトルを取り入れるのがおすすめ。「ホテル仕様」のラグジュアリーなアイテムを選べば、空間に高級感をもたらします。

間接照明で柔らかな光を

もし可能であれば、照明の取り入れ方にもこだわりたいところ。ミラーの下にしのばせた間接照明で手元を柔らかく照らすなど、優しい光を意識して取り入れればリラックスムードを演出してくれそう。見えにくさなどで危険がないように、専門家と相談しながら上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

身支度が楽しみになる、素敵な洗面所インテリアに

洗面所が素敵な空間になれば、眠たい朝も疲れた夜も気持ちよく過ごせそうですね。シンプルな空間づくりが基本ですが、お気に入りのアートを飾るなど、場所をとらないインテリアアイテムをプラスすると雰囲気がアップしますよ。身支度が楽しみになるような洗面所、あなたも目指してみませんか。