屋上シーンが魅力的な映画4選

屋上一戸建て

映画の屋上シーンは、なぜ魅力的なんだろうーー

映画を見ていると、ふと訪れる屋上シーン。決して主役ではないけど、どこか印象に残っている方は多いはず。今回は、「屋上と映画」と題して、屋上が登場する魅力的な映画をまとめてみました。

映画にとっての屋上

映画には、さまざまなシーンが登場します。中でも印象的なのが「屋上シーン」。決意を新たにしたとき、物思いにふけるとき、誰かを追いかけたとき……。登場人物の心情や環境によって、屋上はあらゆる姿を見せてくれます。

屋上は、登場人物の日常であり非日常です。それは私たちにとっても同じです。普段、足を運ばない屋上だからこそ、スクリーンを通して見ることで、自然と物語に引き込まれます。

そんな屋上に惹かれて、今回は屋上シーンのある邦画をまとめてみました。映画によってどんな使われ方をしているのか?知っている映画も知らない映画も、屋上というフィルターを通して、あらためて見てみましょう。

屋上が印象に残る映画4選

  • 「青い春」
  • 「百瀬、こっちを向いて。」
  • 「キッズ・リターン」
  • 「人のセックスを笑うな」

ここでは、屋上が印象に残る映画を4作品紹介します。屋上シーンを語る上で一部ネタバレを含むため、まだ見ていない方は注意してください。

「青い春」 〜青春を象徴する屋上〜

男子校・朝日高校。不良グループはいつも屋上に集まっていた。卒業式の日、新3年生になった彼等は柵の外に立って何回手を叩けるかを競う通称「ベランダ・ゲーム」をやっていた。誰よりも多く叩いた者は学校を仕切る事が出来るが、失敗すれば校庭に真っ逆さまという伝説の根性試しゲーム。そしてその日8回という新記録を出したのは物静かな九條という男だった。しかし九條にとっては学校の仕切りもそんなゲームも無意味でどうでもいいことだった…。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%84%E6%98%A5

屋上が登場する映画で、まず思いついたのが「青い春」。本作は、屋上を効果的に使った演出が多い作品です。「ベランダ・ゲーム」を皮切りに屋上シーンが登場し、その後幾度なく出てきます。

彼らにとっての屋上はあくまで日常ですが、どこか青春時代のモラトリアムを感じさせます。そして、それぞれのシーンで屋上は違う風景を見せ、衝撃的なラストにつながります。

主人公・九条や青木のキャラクターに加えて、要所要所で流れるミッシェルガンエレファントの曲がたまらない作品です。今見ても色褪せない、名作といえる作品でしょう。

「百瀬、こっちを向いて。」〜青春を描く屋上〜

高校入学以降、パッとしない毎日を過ごしている相原ノボル(竹内太郎)。ある日、何かと懇意にしてもらっている先輩の宮崎瞬(工藤阿須加)に呼び出され、自分の隣のクラスの生徒である百瀬陽(早見あかり)を紹介された上に奇妙な提案をされる。それは瞬が校内で抜群の人気を誇る神林徹子(石橋杏奈)という恋人がいるにもかかわらず百瀬とも付き合っているといううわさを払拭(ふっしょく)するため、彼女とノボルが期間限定で恋人同士を装うというものだった。

引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/347493/story/

本作では、いわゆる青春と聞いて思い描く、王道中の王道のような屋上が登場します。青いリボンやネクタイ、紺色のスカートやズボン、そして真っ白なシャツ。屋上から見える景色と同じ色で描かれた空間は、まさに青春そのものです。

余談ですが「青い春」と同様に、本作でも屋上での散髪シーンが存在します。屋上で髪を切って、その後どうするんだろうと疑問ですが、意外にも映画に多いシーンです。

また、散髪シーン後に事態が急変するパターンが多いのも特徴といえます。髪を切る行為は、決意を表す行動ともいわれています。屋上での散髪シーンにもこうした意図があるのかもしれません。

「キッズ・リターン」 〜青春を見いだす屋上〜

いつもつるんで、学校に行っては問題を起こしていた18歳のマサルとシンジ。ある日、カツアゲした高校生の助っ人にノックアウトされてしまったマサルは、ボクシングに目覚め、ジム通いをはじめる。付き合いでシンジもジムに入門し、ふたりはボクシングの練習に没頭する。ある夜、ヤクザに絡まれたふたりは、若頭に助けられるが、その迫力にマサルは感動する。高校生活も終わり、いつの間にかシンジはボクシング界の逸材に成長していた。だが、ジムにはマサルの姿はなかった……。

引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/90294/story/

「キッズ・リターン」には、ここまで紹介した作品に比べて屋上シーンは少ないです。ただ、「キタノブルー」で描かれる淡い色合いの屋上は、ほかの作品とは違った雰囲気があります。

もしかしたら、私たちが青春時代に見ていた風景は、この色彩だったのかもしれません。どこか淡く冷たい感じは、屋上でサボる二人の青春を見事に表しています。

「人のセックスを笑うな」 〜青春を思い残す屋上〜

https://www.youtube.com/watch?v=c0C4VH0L92c

美術学校に通う19歳のみるめ(松山ケンイチ)は、39歳のリトグラフの非常勤講師ユリ(永作博美)と恋に落ちる。友人の堂本(忍成修吾)に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、いつもつるんでいる仲間のえんちゃん(蒼井優)の顔は曇ったままだ。だが、実はユリが既婚者であることが分かり、みるめは混乱する。

引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/328746/story/

本作で印象的な屋上シーンは、最後に登場します。主人公・みるめは、突然自分の前からいなくなった非常勤講師・ユリからの通話が切れてしまい、ふらふらと学校の屋上へ向かいます。しかし、ユリからの連絡はなく、そこに広がるのは屋上の風景のみ。

そして、物語はエンディングを迎え、「遠目からの屋上」→「座り込むみるめ」→「手元のライター(ユリからもらったもの)」といった流れで構図が移動し、屋上の景色はフィーチャーされません。その後、遠目からの屋上をバックにエンドクレジットが流れます。

屋上といえば、そこからの見える眺めに注目しがちですが、本作では景色を背に俯いて座り込んでいます。みるめにとって、今の状況に屋上からの眺めは必要ありません。ただただ、忘れられない人のことを思って座り込んでいるだけなのです。あくまで日常の中のありふれた景色として、屋上を取り入れた作品です。

まとめ

屋上が登場する映画を紹介しました。こうしてまとめてみると、学校が舞台の作品に屋上が登場しやすいです。映画の演出的にも学校を舞台にした方が、スムーズに屋上シーンを撮影できます。

今回紹介した作品以外にも、屋上が登場する映画は多いです。これから映画を見る際は、屋上シーンにも注目してみてください。

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