屋上テラスで楽しむ雨のアイディア3つ

屋上スペース活用

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梅雨入りの声が聞こえてきそうな今日この頃。梅雨と聞くと「お出かけできない」「体調が優れない」「気分が落ち込む」など、マイナスなイメージがありますよね。この時期ってどうにも好きになれないと思っている方は多いはず。

そこで知っておきたいのが、屋上テラスで雨と過ごすアイデアです。憂鬱な雨の季節も、3つのアイデアを実践すれば、楽しく乗り越えられます。今回は、屋上テラスで雨を「知る」「聞く」「楽しむ」アイデアを紹介します。

1.今年の梅雨入りはいつ?

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梅雨入りの観測データは、気象庁にて昭和26年(1951年)から始まりました。

その頃から梅雨入りの時期に差はあるものの、大きく変わってはいません。ここ5年は、いずれも6月5日前後に梅雨入りしており、今年(2020年)は6月8日と予測されています。

「うわぁ……。今年ももうすぐ梅雨入りかぁ……。」

これから来る梅雨を前に、どこか憂鬱な気分になる方は多いはず。その理由として考えられるのが「心身への影響」です。

・梅雨の時期に体調不良を起こす理由

梅雨入りが近づいてくると、悩まされるのが体調不良です。主な体調不良の原因は「雨による低気圧」といわれています。

低気圧が続くと、自律神経のバランスが崩れ、体がリラックスモードになります。一見、問題のない状態に思えますが、度を超えたリラックスモードは体に影響を及ぼすので注意が必要です。

そもそも私たちの体は、交感神経が優位なアクティブモード、副交感神経が優位なリラックスモードの2つによって支えられています。基本的に、昼はアクティブモード、夜はリラックスモードへ切り替わることで、自律神経が保たれています。

梅雨時期は、いつもリラックスモードになるため、頭痛、めまい、吐き気、肩こりなどが起こりやすいです。こうした背景が梅雨嫌いにつながっているのかもしれません。

そこで今回は、梅雨を乗り切るアイデアを紹介します。梅雨入り直後は体調不良が起こりやすいですが徐々に体も慣れてきます。少し動けるようになったら、いくつかのアイデアを試してみましょう。

2.梅雨を乗り切る3つのアイデア

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ここでは、梅雨を乗り切る3つのアイデアを解説します。雨を「知る」「聞く」「楽しむ」アイデアを通して、憂鬱な時期を乗り越えてください。

・雨を知る

日本には、雨に関する言葉が1,000種類以上存在します。こうした言葉が生まれた背景には、世界でもトップクラスの降水量が関わっています。昔から雨と生活してきたからこそ、数多くの言葉が生まれました。

さっそく梅雨時期に使われる雨の言葉を見てみましょう。

【梅雨の言葉】

入梅(にゅうばい) 梅雨入りのことで、雑節という暦日のひとつ
五月雨 (さみだれ) 旧暦5月に降る雨のこと
走り(はしり)梅雨 迎え(むかえ)梅雨 梅雨の前に降る雨のこと
送り(おくり)梅雨 梅雨明けごろに降る強い雨(雷を伴う)のこと
戻り(もどり)梅雨 返り(かえり)梅雨 残り(のこり)梅雨 梅雨明け後にまた戻ること  
空(から)梅雨 早(ひでり)梅雨 枯れ(かれ)梅雨 雨の少ない梅雨のこと

同じ梅雨でも多くの表現があるなんて素晴らしいですよね。いくつかの表現を覚えておくと、憂鬱な雨も違う視点で感じられます。

ちなみに、梅雨時期以外にも雨を表した言葉は多いです。講談社学術文庫から発売されている「雨のことば辞典」には、こうした雨に関する言葉が数多く収録されています。詳しく雨の言葉について知りたい方は、ぜひ読んでみてください。(読み物としても面白いのでおすすめです!)

「今日の雨には、どんな言葉が当てはまるんだろう?」

梅雨の時期には、屋上テラスで雨を見ながら思いを巡らしてみましょう。

・雨を聞く

ふと聞こえてくる雨音に、癒された経験はありませんか?

普段、嫌な雨も、じっくり聞いてみると、不思議と落ち着いた気分になります。実は、こうした雨音には、癒し効果があるのです。

自然界には雨音以外にも、波の音、風の音、小鳥のさえずりなど、リラックス効果のある音があります。

これらの音を「1/fゆらぎ」といいます。

「1/fゆらぎ」とは、規則正しい音と規則性がない音の中間の音のこと。この揺らぎが人体のリズムと調和するため、リラックス効果がもたらされるといわれているのです。YouTubeには、こうした「1/fゆらぎ」を集めた動画が数多く配信されています。

もちろん、動画で雨音を聞くのもいいですが、屋上テラスがあるなら実際の雨音を聞いてみましょう。普段の生活の中では集中して聞けない雨音も、屋上テラスなら独り占めできます。

雨を”見る”のではなく”聞く”。そんな視点で梅雨を楽しんでください。

・雨を楽しむ

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雨を楽しむ姿勢を持つと、憂鬱な季節がぐっと過ごしやすくなります。

子どもの頃、雨が待ち遠しかった経験はありませんか。カラフルな傘をさしたり、合羽を着て縦横無尽に駆け回ったり、時には水たまりに飛び込んだりと、とにかく自由でした。大人になるとどうしても雨を楽しめなくなりますよね。

そこで、子どもと一緒に童心を取り戻すために楽しみたいのが、屋上テラスでの「雨キャンプ」です。

雨キャンプとは、その名の通り「雨の中で楽しむキャンプ」のこと。タープと呼ばれる布製の屋根、またはテントを張ってその中で過ごします。たったこれだけで梅雨の時期が一段と楽しくなります。

テントの中では、雨音を聞いてゴロゴロしたり、カードやゲームで遊んだりと楽しみが豊富です。外出が制限されている昨今だからこそ、屋上テラスでの雨キャンプを楽しんでください。

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続いて、梅雨を少しでもハッピーな気分で過ごすなら、ガーデニングがおすすめです。屋上テラスでガーデニングを始めると、雨の日が一層楽しくなるんです。

普段、見ている植物が雫をまとった姿になるのは雨の日限定のイベント。雨の日だから家にこもるのではなく、あえて屋上テラスに行き、いつもとは違う姿を写真に残しましょう。あえて雫が目立つように撮影すると、インスタ映えする写真になるのでおすすめです。

また、梅雨時期に咲く植物を育てるのもいいでしょう。例えば、アジサイやブルーベリー、ラベンダーは梅雨に咲く花です。こうした花をあらかじめ育てておけば、いつしか梅雨の時期が楽しみになります。

梅雨を楽しむ秘訣は、とにかく楽しみを作ること。雨キャンプとガーデニングで梅雨を乗り越えましょう。

まとめ

屋上テラスと雨について解説しました。多くの方は雨が降るとなんとなく憂鬱な気分になります。ただ、雨の楽しむアイデアを知っておけば、いつの間にか楽しみな時期になるかもしれません。

本記事で解説したアイデアを参考に、屋上テラスで雨を楽しみましょう。

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